篠原篤の演技力に賛否両論!その理由は?出演映画「殺る女」がプチョン国際ファンタスティック映画祭に正式出品

篠原篤の演技力は?映画「恋人たち」で新人賞を受賞!

篠原篤の演技力はスゴい?それとも……?

俳優の篠原篤が、最近脚光を浴びています。篠原篤の特技は、「体重の増減」。役柄に応じて体重を自由自在にコントロールし、極端に太ったり痩せたりするため、出演する作品ごとに風貌が極端に変わります。頬が丸みを帯びているインタビューの写真や、ひげを蓄えた精悍な顔立ちのキャスト紹介画像などを見比べると、同じ人なのかと驚くほどです。

作品ごとに風貌を変えることで有名な、名優ロバート・デ・ニーロさながらの役者根性ですが、演技力の評価はまちまち。「いい雰囲気を醸し出す」と絶賛する声もある一方で、「大根役者」との評価まで……。見る人によって評価が分かれるというのは、言い換えれば目にとまる、ということかも知れません。

篠原篤は主演映画「恋人たち」で遅い新人賞を受賞!

篠原篤の出世作と言えるのは、2015年公開の映画「恋人たち」です。30歳過ぎに初主演を果たしたこの映画で、篠原篤は、日本アカデミー賞「新人俳優賞」の他、キネマ旬報ベスト・テン「新人男優賞」や高崎映画祭「優秀新進俳優賞」など、数々の賞を受賞しました。

映画「恋人たち」で篠原篤が演じたのは、妻を連続殺人鬼に殺されて失意の日々を送り、一度は自殺を図るものの、立ち直っていく夫アツシ役です。実はこの配役は、橋口亮輔監督の「当て書き」、つまり篠原篤のために作られた役柄だったと言います。彼という人間を描き出した作品で数々の賞を取ったというのも役者冥利に尽きるのではないでしょうか。

篠原篤の出演作が続々公開!結婚や熱愛の噂は?

篠原篤の出演作が続々公開!映画にドラマと大活躍

篠原篤の出演作が次々と公開されています。映画だけを追ってみても、2018年は、5月に公開された映画「恋は雨上がりのように」から始まり、7月には「菊とギロチン」と「一人の息子」、10月には「殺る女」が公開です。さらに、2019年には「ある町の高い煙突」の公開も控えています。

ドラマでは、「我が家の問題」や「居酒屋ぼったくり」「宮本から君へ」。2018年7月から始まった話題作「この世界の片隅に」にも出演しています。いずれも脇役ではありますが、いろいろな人の目に留まる機会を増やしつつある篠原篤。バイプレイヤーとしての才能が開花しつつあるのかもしれません。

篠原篤は恋愛経験が豊富?結婚や熱愛の噂は?

1983年生まれで、30代半ばの篠原篤は、結婚して妻や子供がいておかしくない年齢です。映画「恋人たち」で見せた、亡くなった妻を強く想い続ける夫役の熱演から、恋愛経験も豊富に見えます。が、残念なことに未だ独身です。お付き合いしている熱愛彼女にまつわる噂も今のところはありません。今まさに花開きつつある役者人生。今のところは、仕事が恋人というところでしょうか。

篠原篤が映画「殺る女」に出演!国際色豊かな映画でプチョン国際ファンタスティック映画祭に正式出品

篠原篤の次なる出演作は、日米合作映画「殺る女」です。韓国で開催されたプチョン国際映画祭のワールド・ファンタスティック部門に正式出品された作品で、監督&脚本は宮野ケイジ。復讐に燃える殺し屋という設定の主人公は、韓国の人気ガールズグループKARAの元メンバーである知英が演じています。

日本からは、篠原篤の他、武田梨奈や駿河太郎、デンマークからは元K-1選手のニコラス・ペタス、フィリピンからは歌手のシャリースなど、国際色豊かなキャスティングでも注目を集める本作。篠原篤の役どころは、駿河太郎が演じる元暴力団員・加賀の友人です。脇役ではありますが、殺し屋に追われて切羽詰まる加賀を和ませるような、味わい深さを感じさせる役柄となっています。

篠原篤は噂によると、現在もアルバイトをしながらの役者生活を送っているとか。しかし、篠原篤がこれまでに多く演じてきた地味ながらも実直で不器用な男という役を見ると、そんな経験をしてきた彼だからこそできる役があると言えるのかもしれません。とはいえ、オファーが続いていることからも分かるように、大きく飛躍する可能性を秘めている篠原篤。今後、その魅力をますます高めて欲しいですね。

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