山崎一(俳優)は舞台劇を中心に活動!ドラマ「相棒」などに多数出演
山崎一(俳優)は舞台劇を中心に活動!「龍を撫でた男」では主演も
山崎一(俳優)は、数々のドラマや舞台で活躍している俳優です。テレビドラマの出演数もかなりのものですが、舞台作品での活躍がより目立ち、1990年以降は、「遊園地再生」や「ヒネミ」「砂の国の遠い声」など、宮沢章夫が演出を手掛けた作品に数多く出演しています。
その他にも、野田秀樹演出作品「半神」や、長塚圭史演出作品「メオト綺想曲」、蜷川幸雄演出作品「ひばり」。幾多の賞を受賞している劇作家かつ演出家のKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)が手掛けた太宰治の未完の絶筆「グッド・バイ」など、有名な演出家の作品にも多数出演。脇を固める役での出演が多い山崎一ですが、2012年に上演された、正義と狂気が逆転したブラックコメディの舞台「龍を撫でた男」では主演を務めています。
山崎一(俳優)はドラマ「相棒」など人気ドラマに多数出演!その役柄は?
山崎一(俳優)は、大河ドラマ「炎立つ」「新選組」「龍馬伝」や、NHK連続テレビ小説「花子とアン」、はたまた「踊る大捜査線」シリーズなど、さまざまな人気ドラマにも出演してきました。大ヒットドラマ「相棒」シリーズでは、刑事の佐古秀樹役で出演。結果的に退職に追い込まれる役でしたが、その後、屋台のおでん屋さんとして再登場しています。
映画では「タイヨウのうた」遠山隆文役や、「悼む人」沼田雄吉役、「風に立つライオン」秋島誠一役などで出演。平凡なサラリーマンから、個性的な人物まで、物語に色を添える幅広い役柄を演じています。
山崎一(俳優)の妻や息子は?NOVAのCMで「鈴木さん」で人気に!
山崎一(俳優)の妻や息子は?プライベートは謎だらけ
山崎一(俳優)は、1957年9月13日生まれで神奈川県出身。東海大学工学部応用物理学科を卒業後、早稲田小劇場に入団しました。1年間在籍した後も小劇場を中心に舞台で活躍を続けてきた山崎一でしたが、次第にテレビや映画などへの出演が増え、名を知られるようになります。しかし、活躍の幅を拡げていった一方で、プライベートに関しては謎に包まれており、妻や息子の情報は出回っていません。
山崎一(俳優)はNOVAのCM「鈴木さん」で人気に!ACC賞タレント賞も受賞!
山崎一(俳優)の顔と名前が全国に知られるようになったのは、1995年に放映されたCMがきっかけでした。山崎一が出演していたのは、外国人教師による少人数制の英会話レッスンがウリで、マスコットのうさぎも有名なNOVAのCM。作中では、NOVAのレッスン帰りの日は、家での妻との会話も英語になるという“鈴木さん”役を好演。ユニークな設定にぴったりマッチした山崎一の演技は多くの視聴者の目を引き、ACC(全日本シーエム放送連盟)賞のタレント賞を受賞しました。
山崎一(俳優)が読売演劇大賞の男優賞ベスト5入り!新しく立ち上げた劇壇とは?
山崎一(俳優)は、第26回読売演劇大賞の中間選考会結果の発表に伴い発表された、2018年上半期における男優賞のベスト5にランクインしています。これは、2018年6月に上演された二人芝居「父と暮らせば」での芝居が評価されたものです。世間的にも役者として高い評価を受けている山崎一。2017年に60歳という人生の節目を迎えた折には、新しく劇壇を立ち上げました。
「自ら発信する場を持つということは今までとは違った視点から自分自身を見つめること」と狙いを明かした山崎一は、「次の十年へ向けての新たな挑戦でもある」と意気軒高です。劇壇とは、演劇界を意味する言葉で、山崎一によると、「芝居に関わる人間の世界を意味する」こと。劇壇に付けられたガルバという名前は、インド神話に登場する言葉で、宇宙誕生の根源を意味するヒラニヤ・ガルバに由来します。
「ガルバ」は子宮を意味すると言い、「創り手たちが集まり、何かを生み出せる場所になるように」という思いが込められているそうです。劇団ではなく、あえて劇壇としたのは、「演劇に関わる人たちの世界、キャストもスタッフも枠に関係なく、みんな繋がって面白いものを作っていこうよ」との想いからだと説明しています。そんな劇壇ガルバの旗揚げ公演「森から来たカーニバル」が、2018年11~12月にかけて、東京下北沢にある駅前劇場で上演されるます。
山崎一自身も出演する他、劇団☆新感線の高田聖子や、大石継太、ヨーロッパ企画の本多力など、錚々たるメンバー揃い。還暦を迎えた年に、新たな冒険を始めた山崎一は、若い頃から培ってきた役者としての感性を活かしながら、劇壇の仲間たちと共に、新しい演劇で観客を魅了してくれることでしょう。