北原照久の自宅は歴史的価値の高い建造物?!気になる収入源は?

北原照久の自宅は歴史的価値の高い建造物?!玩具だけでなく言葉コレクターでもあった!

北原照久の自宅は歴史的価値の高い建造物?!実家の事業は?

北原照久は、人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士の1人としてもおなじみ、日本の玩具コレクターです。北原照久がおもちゃに興味を持ったのは、大学生時代にスキー留学で訪れたオーストリア。知り合いの家にインテリアとして飾られていたブリキのおもちゃに魅了されたそうです。

帰国後は、地方で眠っている品々を集めていき、ブリキのおもちゃコレクターの第一人者として世界的に知られるまでになりました。そんな北原照久は、自分が収集したおもちゃを展示するための博物館を建て、一般公開しています。1986年に「ブリキのおもちゃ博物館」を開館してからというもの、これまでに計7館の博物館を運営(内1館は2018年3月閉館)。

コレクターには、お金に余裕のある人というイメージもありますが、北原照久の実家は、戦後すぐの時代からスキーショップと喫茶店を経営しており、繁盛していたそうです。父親が他界した後は、兄と一緒に切り盛りしていましたが、コレクターに注力したいという北原照久の意思は強く、一念発起して独立しました。「開運!なんでも鑑定団」に出演してから知名度が急上昇しました。

また、自宅がスゴイことでも有名です。神奈川県相模湾に面した佐島に建つ白亜の豪邸は、テレビで公開されたことも。昭和初期に旧武田宮別邸として建築された歴史的価値の高い建造物で、相模湾を一望できる500坪の敷地に2LDKのプール付きのゲストハウスと、同規模の離れがあります。また、ゲストハウスの地下には、そのまま海に出られるボートの停泊場も設置されているなど、日本では珍しい設計になっているそう。コレクターとして、いかに大きな成功を収めてきたのかが分かるというものです。

北原照久は名言のコレクター!毎日心に響く言葉を贈り続ける

自分のことを「言葉コレクター」とも言っている北原照久。実際に、2012年からは、自身のフェイスブックにて、「こころにひだまりを」をして、名言を毎日アップしています。これらをまとめた名言集は、すでに3冊の本として出版されていて、注目しているフォロワーも多いようです。言葉の持つ力を重んじている北原照久は、自分自身が発する言葉にも気を使っていると言います。

たとえばネガティブな発言をしてしまった際には、必ずその後にポジティブな発言をするようにしているという徹底ぶりです。2016年1月に出版したのは「たった一言が人生を動かす 88の名言」。人間関係から家族、生き方などのテーマに分けて、名言とその解説がまとめられています。

北北原照久の気になる収入源は?妻と息子の3人家族

北原照久の気になる収入源は?

素晴らしい自宅に住み、いくつもの博物館を運営している北原照久の収入源も気になります。実は、おもちゃ博物館の管理・運営を担う株式会社トーイズと、おもちゃのプロデュースを行う株式会社トイズ・プランニングの代表取締役を務めている北原照久。実業家として成功していますが、起業した当初はとても苦労したそうです。1986年に「ブリキのおもちゃ博物館」を開館する際、銀行は全く相手にしてくれませんでした。

そこで、保険会社から1500万円を借りて事業をスタート。従業員は、北原照久と妻と、住み込み3食付きで10万円という給料の男性が1人だけでした。その後、家族の支えや北原照久の努力が実り、事業は拡大していきます。そこまで熱意を注げるのは、「僕はあくまでもコレクター。

欲しいものを手に入れるにも、保存するにもお金がかかるから、一生懸命商売をしてお金を稼いでいる」からだそうです。博物館の経営以外にも、テレビ出演や著作の出版、近年増えてきた外国でおもちゃのイベントを開催するなど、さまざまな収入源を確保することでコレクター生活を維持しているようです。

北原照久は妻と息子の3人家族!

北原照久は結婚しており、妻とは青山学院大学1年生の頃からの知り合いで、後に交際に発展したと語っています。妻のほうが北原照久より1歳年下とのことですが、北原照久が1年浪人していたことから大学では同学年だったとか。当時、妻は大学のマドンナ的存在だったそうで、北原照久からアプローチしたそうです。結婚した2人の間には、息子が1人誕生しました。北原照久が経営する、山梨県の河口湖にある「北原ミュージアム」のカフェでシェフとして働いています。

北原照久が期間限定でノスタルジックなおもちゃの展示を開催!

北原照久のコレクションを集めた「ノスタルジックなおもちゃ箱」展が、山口県周南市にある周南市美術博物館にて、2018年7月6日~9月2日まで開催されました。展示されていたのは、戦前・戦後のおもちゃを中心に、ブリキ製の乗り物やロボットのおもちゃ、セルロイド製の人形、広告関係のコレクションなど約1000点。

8月11日には、北原照久のギャラリートークショーが開催され、展示されているコレクションの中でも思い出深い品や数々のエピソードが披露されるなどして大盛況に終わったそうです。周南市美術博物館の公式HPによると、8月31日には来場者が1万人を突破したとのこと。多くの人が、古き良き時代のおもちゃとの出合いを楽しんだことでしょう。

20歳でコレクションを始めて、2018年で70歳となる北原照久。実に50年も同じもの一筋で収集し続ける熱意は相当なものです。さらにすごいのは、コレクターであり続けるために、ビジネスを成功させていることです。自分の好きなものに囲まれている上、それをうまくビジネスにも活用し、実業者としても成功を収めている北原照久の生き方に憧れる人も少なくありません。

名言を集めた自身のフェイスブックで「コレクターは一時預り所」と語る北原照久。コレクションしたおもちゃが、北原照久によって大切に手入れされて後世へ受け継がれていくと共に、彼の名もまた、おもちゃコレクターの第一人者として残されていくに違いありません。

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