窪塚俊介の兄は窪塚洋介で弟はDJのRUEED!病気で舞台を降板していた!
窪塚俊介の兄は俳優の窪塚洋介で弟はDJのRUEED!初主演映画で実弟と兄弟役に
日本のみならず海外でも活躍の幅を広げている俳優・窪塚洋介を兄に持つ窪津俊介(くぼづかしゅんすけ)は、自身も俳優として活動しています。窪塚俊介は、慶応義塾大学に在学中だった21歳の時に、大学を休学して英語を学ぶためにロサンゼルスへ留学。なかなか英語を覚えられなかったため、現地のリー・ストラスバーグ劇場研究所に通い始め、俳優の道を志すようになりました。
その後、帰国した窪塚俊介は、劇団青年座へ。慶応義塾大学を卒業してすぐに、TBSのスペシャルドラマ「ビー・バップ・ハイスクール」にて、主人公の加藤浩志役で俳優デビューを果たしています。デビュー当時は、兄の窪塚洋介の人気が絶頂だったこともあり、かなり話題になりました。良い意味でも悪い意味でも、偉大な兄の影は常に窪塚俊介に付きまとってきたと言えそうです。
その後、ドラマ「レガッタ~君といた永遠~」倉田健二役や、ドラマ「氷点」北原壮太役などで人気を博した窪塚俊介は、映画「最終兵器彼女」のシュウジ役で人気を不動のものにします。映画「最終兵器彼女」は、ごく普通の高校生であるシュウジの彼女チセ(前田亜季)が、自衛隊によって身体を兵器に改造されてしまい戦争に駆り出されるという切ない純愛ラブストーリー。窪塚俊介は、不器用で情けないシュウジを、真っ直ぐな演技で見事に演じ切りました。兄の窪塚洋介より線の太い印象の窪塚俊介は、昔の日本人役がよく似合い、その確かな演技力で、最近は2時間ドラマなどにも多く出演しています。
窪塚家には、窪塚俊介の下にもう1人、弟のRUEED(るいーど)がおり、現在は、DJやレゲエミュージシャンとして活動中です。2018年7月に公開された窪塚俊介主演の映画「スカブロ」では、窪塚俊介とRUEEDが、劇中でも兄弟役を演じています。映画「スカブロ」には長男の窪塚洋介も通行人役で出演しており、兄弟全員が一画面に収まる貴重な機会になりました。
窪塚俊介が椎骨動脈解離で舞台を降板!現在の体調は?
窪塚俊介が、2018年5月5日~20日まで紀伊國屋サザンシアターで上演されていた舞台「たいこどんどん」を椎骨動脈解離のため降板しました。4月の稽古後に突然体調不良に見舞われた窪塚俊介は、検査の結果、軽度の椎骨動脈解離症状であることが判明したと言います。
椎骨動脈解離は、脳へ血液を送る「椎骨動脈」の壁の一部が裂ける病気。症状を放置すると脳梗塞を引き起こす恐れがあり、血管内手術法による塞栓治療か、開頭による手術を行うのが一般的だとされています。代役を務める江端英久や、その他のキャスト、観客などに向け何度も謝罪した窪塚俊介は、「この素晴らしい舞台の幕が開きますよう。心から祈っております」と病床で舞台の成功を願っていました。
現在は、後遺症もなく日常生活を送っており、元気な姿を見せています。過去には、兄の窪塚洋介もマンション9階から落下し、深刻な怪我から生還したことがあるので、本当に運が強い兄弟ですね。
窪塚俊介の嫁や子供は?高学歴で気象予報士の資格も取得していた!!
窪塚俊介は2016年に結婚していた!嫁や子供は?
窪塚俊介は、2016年に、一般女性と結婚したことをブログで発表しています。「昨日4500gの元気なお嫁さんが生まれました!」という出産報告のようなユニークな文章も話題になり、1年半ほどの遠距離恋愛の末に結ばれた幸せいっぱいの窪塚俊介を祝福する声が多く寄せられました。もともとアイドルのような売り方をしていない窪塚俊介のこと、嫁ができたからといってファンが離れることはなさそうです。
2017年には子供も誕生し、現在も3人で仲良く暮らしている窪塚俊介。椎骨動脈解離による激しい頭痛に襲われ、歩くことすらままならなかった際に、救急車を呼ぶなど冷静に対処したのは嫁だったそうです。
窪塚俊介は慶應大卒の高学歴!気象予報士の資格も取得していた!
窪塚俊介は、兄の窪塚洋介と同じ神奈川県横須賀高校出身で、慶應義塾大学理工学部管理工学科に進学したという高学歴の持ち主です。ちなみに、弟のRUEEDも同じ横須賀高校出身なので、兄弟揃って優秀ということになるでしょう。これは、東大卒という父親の頭脳を引き継いでいるからなのかもしれません。
学歴だけでも十分凄い窪塚俊介は、なんと気象予報士の資格も持っているとか。国家資格である気象予報士試験は、合格率4%の狭き門。窪塚俊介がいかに優秀かが分かるでしょう。ちなみに、「大家さんと僕」で手塚治虫文化賞短編賞を受賞したカラテカ矢部太郎や、東京大学の経済学部を首席で卒業した経歴を持つ落語界のホープ・春風亭昇吉なども気象予報士の資格を持っているそうです。今後は、窪塚俊介の気象予報士姿が見られるかもしれませんね。
窪塚俊介が舞台「鉄コン筋クリート」に木村役で出演!大人の寂しさをどう演じるかに注目!
窪塚俊介が、舞台「鉄コン筋クリート」に出演することが発表されました。舞台「鉄コン筋クリート」は、松本大洋の伝説的人気漫画が原作で、今回初めて舞台化されることから、舞台ファンはもちろん、原作ファンからも大注目されています。あらすじは、驚異的な身体能力で宝町の空を飛び回りながら路上生活を送る2人の子供クロとシロが、町の開発を目論む地上げヤクザや殺し屋たちに巻き込まれていくというものです。
主演のクロを演じるのは乃木坂46の卒業を発表したばかりの若月佑美で、相棒のシロを三戸なつめが演じます。窪塚俊介が演じるのは、クロたちが住む宝町のヤクザ木村役。原作でも人気のキャラクターで、本音だけでは生きられない大人の悲しさや情けなさが集約された難しい役どころです。年齢の割にどこか青臭い木村を、窪塚俊介がどのように演じるのか期待されます。
デビュー直後こそ華やかな役を多く演じていた窪塚俊介ですが、現在は、抑えた演技で名脇役としての実力を発揮し、作品の質を高める存在になりました。自身の強みをしっかりと把握し、着実に役をつかんでいく姿勢は、憑依型である兄の窪塚洋介とはまた一線を画していると言えるでしょう。同じ俳優の道に進んだ兄弟ですが、今では全く異なる俳優として、それぞれが存在感を発揮しています。
自分ができることをひとつひとつ積み重ねてきた実直な窪塚俊介は、偉大な兄・窪塚洋介の影を振り切った今後、俳優界になくてはならない存在になっていくに違いありません。いつの日か、がっぷり組んだ兄弟共演も見てみたいものです。