北海道日本ハムファイターズ所属のプロ野球選手・万波中正。身長190cm、体重90kgと野球選手としては恵まれた体格で、文字通り期待の大型新人との呼び声も高い選手です。
野球ファンの間で難しいという声が多い読み方は、「まんなみちゅうせい」。2000年4月7日生まれで、東京オリンピックが開催される年に二十歳を迎えます。高校通算40本塁打と型破りな万波中正の打撃力は、横浜高校が3年連続甲子園出場を決める大きな原動力となりました。
小学2年生の頃から少年野球チームに所属し、6年生で既に一般成人男性の平均身長を超える177cmにまで成長していたという万波中正。中学時代には野球と陸上競技を掛け持ちし、砲丸投げで都大会優勝という素晴らしい成績を収めてスポーツ万能ぶりを見せました。持ち前の身体能力に加え、野球で鍛えられた強肩にも助けられたのかもしれませんね。
高校野球の名門・横浜高校に進学した万波中世は野球一本に打ち込み、1年生の頃から多くの試合で活躍。夏には甲子園デビューも飾り、早くも多くの人にその名を知られていました。プロ野球選手も多く輩出している横浜高校で1年生からレギュラーの座をつかみ注目されるとは、かなりの逸材であることが分かります。
万波中正の素行に問題あり…?
野球では素晴らしい才能を持つ万波中正ですが、その人柄について素行に問題があるのではないかという噂がネット上に見られます。真偽のほどが気になって調べてみたところ、噂を裏付けるような情報はまったく見当たりませんでした。
むしろ万波中正は努力家の頑張り屋だという、噂とは正反対の情報が多く見つかりました。もしかしたら、見た目や体格からくるイメージでこのような話題が出てきてしまったのかもしれませんね。野球一筋に打ち込む万波中正に浮ついている暇などないことは、ひたむきにボールを追う姿を見ていれば誰の目にも明らかなはずです。
万波中正は家族もスゴい!?
万波中正は、コンゴ共和国出身の父親と日本人の母親を持つハーフです。家族に関する情報はあまり多くないものの、母親について美魔女という噂があるようです。
男の子は母親に似るといいますが、顔立ちの整った万波中正の母親なら綺麗な方だと想像できます。恐らく試合の応援に来ているお母さんを見た人の情報から、美魔女という噂が流れたのでしょう。
青山学院大学に通っているという2歳上の姉・アイシャは万波中正と同じく身体能力が高く、陸上競技の大会などで数々の素晴らしい成績を収めているのだとか。姉弟揃って運動神経が抜群だなんて、カッコいいですね。弟の万波中正とあわせて、お姉さんのスポーツ界での活躍も期待できそうです。
万波中正が干された?その真実とは
持って生まれた身体能力と素晴らしい野球センスを持ち、2018年ドラフト会議で日本ハムから4位指名を獲得。背番号66を背負いプロ入りを果たした万波中世の野球人生はこれまで順調だったように思えますが、実際には高校時代に挫折も経験しています。
1年生の頃には成績好調だった万波中世は、2年生の秋を迎える頃から打撃不振に陥ってしまいます。結果を残せなくなった万波中世はベンチから外され、さらに退寮もさせられて片道90分ほどかかる道のりを毎日通学していたといいます。
1年生時代からの活躍が華々しかっただけに、この処遇は万波中世にとって心が折れてもおかしくない屈辱だったことでしょう。しかし、ただ成績が悪いからと干されたわけではなく、もう一回り成長してほしいからこそ、監督は万波中世にあえての試練を与えたとも言われています。
スランプに陥りながらも、万波中世は誰よりも早くグラウンドに来て準備を始めるなどして努力を怠りませんでした。その結果、今の万波中世がいるのです。挫折を味わい、乗り越えられたからこそ、さらに成長して心体ともに強くなれたのではないでしょうか。
辛い経験をバネにして、野球選手としてひと回り大きくなった万波中世。ハーフのイケメンという外見の奥底に秘めた努力家の顔は、大和魂そのものに感じられます。ドラフト指名を受けての会見で「いずれは球団の顔になりたい」と意欲を語った万波中世が今後プロ野球界でどんな素晴らしい成績を残すのか、大いに期待したいものです。
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