上西小百合 秘書・家城大心とのその後 衆議院議員としての在り方は?
上西小百合 国会サボリ旅行疑惑 秘書・家城大心との結婚は?
「浪速のエリカ様」こと国会議員・上西小百合。3月、予算採択の衆議院本会議を体調不良で欠席し、公設秘書・家城大心と温泉旅行をしていたという疑惑がいまだ晴れません。
本人たちは、旅行も、男女の関係も否定しています。けれども、上西小百合の地元である吹田市の市議会議員や市民からは「手をつないで花見をしていた」「カップルにしかみえない」との証言が続々。加えて、上西小百合本人が、公設秘書・家城大心との旅行疑惑がかけられている翌日は、温泉旅館ではなく、京都府宮津市の秘書・家城大心の実家に泊まったと弁明。それにより、「上西小百合は結婚間近か?」と、さらなる憶測を呼ぶ結果を招いてしまいました。
現在のところ、上西小百合は維新の党を除籍処分になったものの、議員辞職はしない意向。報道関係者にチンピラさながら「ゴルァ」とすごんだ秘書・家城大心も、維新の党代表・橋下徹と上西小百合の会見に同席、謝罪し、厳重注意を受けはしましたが、現在のところはまだ秘書を続けています。結婚こそしていないようですが、上西小百合と秘書・家城大心には、切っても切れない関係があるということでしょうか。
上西小百合 体調不良押して国会前日に夜遊び?衆議院議員としての在り方は?
シングルマザー対策を掲げ、頑なに議員辞職をしようとしない上西小百合に「維新の党として比例区当選したのに議員を続けるのはおかしい」と有権者は怒り心頭です。体調不良による国会欠席の前夜に、先輩議員とショーパブなどの飲食店を3件もはしごしていた事実が明るみに出てたことが、この騒動の発端。そして翌日には、家族の看病を求め、東京から大阪に新幹線移動しています。
これでは、上西小百合が仮病ではないとしても、国会を翌日に控えた衆議院議員として在り方と、感染症に対する認識の不適切さは問題視されてしかるべきでしょう。翌々日には若干症状が緩和し、秘書・家城大心と上西小百合の2人で、1カ月前から予定されていた公務のため、宮津市に行ったことが「温泉旅行」という誤解をうけているという説明もありました。その後、地元議員と合流し、秘書・家城大心の兄が経営する飲食店で食事をした時は「下痢嘔吐こそないが、普通に食事ができるほど回復していなかった」とも。
しかし、秘書・家城大心の兄は「ミヤネ屋」の取材で「体調不良には見えなかった」と証言。上西小百合は今後、有権者の信頼を取り戻すことはできるのでしょうか。
上西小百合 メイク、写真集、自叙伝どこまで暴走?!経歴、実家は?
上西小百合 メイク、クラビア並みのセクシー写真集付き自叙伝に「ズレてる」の声
騒動当初から、目元を黒く囲む上西小百合の「パンダメイク」には話題が集中していました。マスカラもベタベタボロボロ、これでもかというほど盛っていた感が今では懐かしいですよね。5月に「サンデージャポン」に出演した時は、すっかりナチュラルに変身していたものの、なおアイテープと黒のカラーコンタクトは装着していた模様。おそらく上西小百合は、女性としての自意識が高いものと思われます。それゆえ、この度の憲政史上初とのいわれる、フォト自叙伝の出版に至ったのでしょうか。
それにしても、透け透けのワンピースや、胸の谷間をあらわにしたグラビア顔負けのセクシーショットには、小倉智昭アナウンサーも「ズレてるよね」のとあきれ顔。安保法制で国会が奔走しているこの時期の上西小百合の大暴走には、ネット民からも「勘違い」と批判の声があがっています。
この出版に関して上西小百合本人は、「いわれのないレッテルを剥がすために、素顔の私の全てを知ってもらいたい」としていますが、信頼を取り戻したい一心ということでしょうか。
上西小百合 国家議員になるまでの経歴、父親、実家の噂
上西小百合は大阪府羽曳野市に生まれ、女優・吉永小百合のように、賢くきれいな女性になってほしいという母親の思いから「小百合」と名付けられたそうです。上西小百合は、その後、大阪教育大学付属天王寺小・中・高校から神戸女学院大学へと進み、学生時代はいくつかの祭でキャンペーンガールをつとめていたようです。
大学卒業後の上西小百合の経歴は、日新火災海上保険に2年、その後に勤務していた美容関連会社を退職。2012年3月に維新政治塾に参加し、国政への道を歩むように。9カ月後、日本維新の党から出馬した衆議院選では、小選挙区では敗れはしたものの、比例近畿ブロックで見事復活当選して今に至ります。
そんな上西小百合の実家は、父親が鉄工業会社を経営していたようです。上西小百合が議員当選してからは、「上西小百合後援会事務所」で秘書として、上西小百合の実家の父親がフルタイムで働いているのだとか。ネットでは、上西小百合が2013年1月から「自動車賃貸料」として父親に毎月31500円支払っていることに対し「政治資金規制法違反」を疑う声もあり、あまり評判はよくないようです。
上西小百合 議員辞職をしなかった「覚悟」をどうやって示す?問われる政治家の本質
3月の騒動のしこりは解消されないまま、議員生命の存続の危うい中で、上西小百合がセクシーフォト自叙伝を発売することには、おそらく日本国中が驚愕したでしょう。日本のみならず、隣の中国ですら「日本は甘すぎる」と冷笑する事態です。出版元の双葉社編集局部長の「政治家という職業を考える、一石を投じる本になれば」という言葉は、一体何を意図しているのでしょうか。
しかし一方では、一連の国会サボリ疑惑には、大阪維新の会が掲げていた「大阪都構想」をくじくために、わきの甘い上西小百合がはめられたのではないかという見方があります。ショーパブに誘ったのが自民党の議員だったとか、執拗な取材攻勢をかけてきた関西テレビに自民党の息がかかっていたという噂が元だと思われますが、それが真実なら「いわれのないレッテル」にもがいているかもしれないと思うと同情の余地はまだあるのかもしれません。
男女参画を目指すといいながら、まだまだ女性の内閣入閣者が少ない日本で、上西小百合のように元気な女性議員が出てくるのは喜ばしいこと。その期待を背負って選ばれたのですから、気を緩めるべきではなかったのではないでしょうか。衆議院委員の年収3000万円が目当てではないのなら、そう言われないような真摯な姿勢が求められるはず。
フォト自叙伝は出版されてしまいますが、上西小百合がたとえ無所属でも辞めない覚悟をしたのならば、国会議員としての活躍の中にそれを見てみたいと思います。