本郷奏多はドラマや映画に引っ張りだこ!漫画・アニメの実写化には欠かせない存在

代表出演作は「テニスの王子様」「NANA2」「GANTZ」「進撃の巨人」と、漫画原作の実写化作品に多数出演している俳優の本郷奏多(ほんごうかなた)。

1990年に宮城県で生まれ育ち、現在28歳とまだまだ若いですが、キッズモデル時代から知っているファンにとっては、大人になった姿に感慨深い思いを抱く方も多いのではないでしょうか。

芸能コースがあり、多くの芸能人が通うことで知られる日出高校出身の本郷奏多は大学へ進学しており、日本大学の芸術学部写真学科を卒業しています。写真学科から俳優の道へ進むケースも珍しいかもしれません。

ドラマは漫画原作多数!紙面から出てきたような存在感

本郷奏多は類まれなる高い演技力で、長く評価され続けている俳優です。幼少期から子役・キッズモデルとして芸能界で活動しており、金城武主演で2002年に公開された映画「リターナー」で主人公・ミヤモトの子供時代を演じ、本格的に俳優デビューを果たしました。

また、2006年公開の映画「実写版テニスの王子様」に出演した際は、主人公・越前リョーマ役を熱演。再現度が高いと原作ファンを納得させたことでも有名です。

映画だけでなく、テレビドラマ作品にも多数出演する本郷奏多。色白の美青年という端麗な容姿を活かしたクールな役から、普段の様子からは考えられないようなコミカルな役柄まで、幅広く演じ分ける力を持っています。

代表作は、「アカギ」「ヤンキー君とメガネちゃん」「ラブホの上野さん」など。「アカギ」では才能・運・精神力すべてを兼ね備えた天才ギャンブラー役を熱演。「ヤンキー君とメガネちゃん」では、表の顔は生徒会役員・裏の顔は元武闘派ヤンキーという役柄を、そして「ラブホの上野さん」では、鋭い審美眼で恋愛アドバイスを繰り出すラブホスタッフを演じました。

神木隆之介とは大の仲良し!

本郷奏多と同様に子役時代から活躍している俳優・神木隆之介は、日頃からとても仲が良いことで有名です。

2005年4月から6月までTBS系列で放送されたドラマ「あいくるしい」での共演がきっかけで親しくなったという2人。当時神木隆之介は12歳、本郷奏多は14歳でした。年齢も近く、互いの境遇も似通っていたことから、通じるものがあったのかもしれません。お互いに「リュウ」「カナティ」と呼び合うほどの仲の良さで、「漫画」「ゲーム」「写真」など共通の趣味も多くあります。

2007年7月に放送された神木隆之介の主演ドラマ「探偵学園Q」第2話に、本郷奏多はゲスト出演しています。2人とも幼少期からテレビの世界で活躍しており、子役時代の可愛さそのままに、この年齢まで育ったという印象ですね。

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本郷奏多のちょっと癖のある性格も魅力

圧倒的な演技力で絶大な人気を誇る俳優・本郷奏多。素の彼は極度の潔癖症で、これまでに出演した各番組では、自らそのエピソードを赤裸々に語っています。

外気に触れるのが嫌で外出するのが苦手。何が入っているのか分からない食べ物は口に入れられず、食事も極力しない。主食はポテトチップスとグミで、休日はひたすらそのどちらかを繰り返し食べているそう。華奢な彼の線の細さは、こうした食生活からきているのでしょうか。

そんな本郷奏多のプライベートタイムの過ごし方はどうかというと、家ではパソコンとゲームを同時進行させており、趣味のガンプラ作りに何時間もかけるのだとか。共演者とのコミュニケーションは大丈夫なのかと心配になりますが、それでも彼が出演する作品は軒並みヒットしており、きっちりと仕事をしているところにはプロの役者魂を感じさせます。

2015年から2018年にかけて3作品が制作された主演ドラマ「アカギ」も人気コミックの実写化でしたが、主人公・赤木しげるのビジュアルを再現するため、本郷奏多は自らの提案でカツラを使用せず、地毛を5回ブリーチして脱色。銀色がかった白い髪と眉で制作会見に登場し、原作ファンからも「思った以上に良くてざわついてる」「あれ地毛だったのか!」「本気のブリーチに感謝」「こいつ…できる」など、驚きと絶賛の声が寄せられました。

人気作品をリアルな映像で演じるにあたり、「原作ファンの人たちと同じか、それ以上に原作を愛するという心が重要」と語る本郷奏多。彼の出演作に漫画原作のものが多いのは、その容姿の端麗さがイメージに合うと考えられての抜擢とも思われますが、決してそれだけではなく、こうした役作りの徹底ぶりに寄せられる制作陣の期待も大きいのでしょう。

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本郷奏多の変わった恋愛観が話題に

本郷奏多は独特の恋愛観を持っており、「よほど好きな人ができない限りは結婚もしないし、彼女も作らないと思う」と発言しています。

相手にプライベートを暴露され、仕事が制限されてしまうリスクを負うくらいなら、作らないほうが良いという人気俳優ならではの考えがあるようです。とはいえ、将来的に自分の子供は欲しいそうなので、いつか心から信頼できるパートナーを見つけて幸せな家庭を築いてほしいと願うばかりです。

俳優としての活動はすこぶる順調な本郷奏多。2019年4月19日に公開された「キングダム」では始皇帝の弟・成蟜を演じ、主演の山﨑賢人をはじめ、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈など人気の若手俳優に、大沢たかお、高嶋政宏といったベテラン勢も加わる中で存在感を示しています。

また、2019年7月5日公開予定の「Diner」にも出演。コミック化もされた人気小説ながら実写化は困難と言われた原作に蜷川実花がチャレンジしたことで話題の同作も、主演の藤原竜也に加え、斎藤工、小栗旬、窪田正孝と人気俳優が揃う話題作です。童顔のサイコパス・キッドを本郷奏多がどう演じるのか、こちらも期待度マックスですね。映画の面白さを存分に味わいたい人は、平山夢明の原作小説を読んでおくのもアリでしょう。

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