岩田光央は破天荒声優!?「おれパラ」引退の理由を生告白!愛河里花子との共演作は?

岩田光央のスタートは子役だった?

声優の岩田光央(いわたみつお)が演技に興味を持ったのは、小学4年生の時でした。埼玉県の小学生を中心にした教育映画に主要キャストとして出演したことがきっかけで、5年生になると「劇団こまどり」に入団。1980年4月から放送されたドラマ「1年B組新八先生」で生徒の佐古光役を演じ、注目を浴びました。

1988年7月公開のアニメ映画「AKIRA」で主人公の金田役を務めた岩田光央は、同作のヒットで声優としての知名度が上昇。しかし声優事務所の所属ではなかったために、同作以降の数年間は声優の仕事がなかったといいます。

その後声優事務所に移籍した岩田光央は、「勇者王ガオガイガー」(マイク・サウンダース1~13世)、「頭文字D」(武内樹)、「灼眼のシャナ」(“蹂躙の爪牙”マルコシアス)、「ONE PIECE」(エンポリオ・イワンコフ)、「トリコ」(サニー)、「斉木楠雄のΨ難」(斉木國春)など、多くのアニメ作品で主要キャラクターを演じる人気声優となりました。

岩田光央は破天荒声優!?

兄貴キャラで知られる岩田光央は、業界で危険人物と言われています。その理由は、下ネタの多さと自由すぎるアドリブ。2003年からパーソナリティを務めるラジオ大阪の「岩田光央・鈴村健一 スウィートイグニッション」、2019年2月からニコニコ生放送での配信が始まった「宮村優子・岩田光央のおかわりできますか?」と現在担当する番組をはじめ、過去にも数々のラジオで下ネタを繰り出しています。

さらにアフレコの現場でも破天荒キャラを炸裂させ、アドリブに寛容な収録では、容赦なしにアドリブを入れまくるのだとか。嫁の愛河里花子も出演した3DCGアニメ「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ」では、岩田光央と同じくアドリブの多い千葉繁が共演していたこともあり、ブレーキのきかないアドリブ合戦が繰り広げられたのだそう。

岩田光央との共演には、演技力に加えてアドリブへの対応力も求められそうですね。

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岩田光央の嫁は愛河里花子

岩田光央は、同じく声優の愛河里花子(あいかわりかこ)と、1992年6月13日に結婚しています。

2人は「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ」「ケロロ軍曹」「名探偵コナン」など、様々な人気アニメで共演。2016年7月から12月まで1期、2018年1月から6月まで2期が放送された「斉木楠雄のΨ難」では主人公・斉木楠雄の両親役で出演し、リアルな夫婦が作品上で夫婦を演じることが話題になりました。

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岩田光央の姪は女優!妹や従姉妹も芸能人?

岩田光央は嫁だけでなく、他の親族にも芸能人がいます。

岩田光央の妹・AKIKOは、「かいけつゾロリ」や「NANA」「銀魂」「ポケットモンスター」などに出演する声優です。また、兄の娘で岩田光央の姪にあたる岩田陽葵(いわたはるき)は舞台を中心に活動する女優である一方、アニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」では、露崎まひる役で声優を務めています。

加えて、従姉妹の高柳千野(たかやなぎちの)は、主にアニソン歌手として活動。義理の弟にあたる愛河里花子の弟・川添法臣(かわぞえのりおみ)は構成作家で、過去には俳優として映画に出演していました。

岩田光央が語る“声優として生きること”

岩田光央は2017年2月8日に、初の著書「声優道 ~死ぬまで声で食う極意~」を出版しました。声優として30年活動し、専門学校や養成所の講師も務める彼が声優界の実情を赤裸々に綴った同書は、業界の指南書と評されています。

声優で結成したユニットや歌手としてのソロ活動など、ルックスやスター性により声優がアイドル化した昨今、声優を目指す人はいまや30万人にも上るそうです。それに対し、業界で必要とされる声優は300人ほどと考えられているのだとか。

志望者に対する需要がわずか0.1%という厳しい現実を知ることが重要だという岩田光央。声優の仕事をファンタジーの世界であるかのように夢見がちな風潮に警鐘を鳴らし、あくまで職業として貫くにはどうすれば良いのかということに焦点をあて、声優のギャラ事情まで細かく言及しています。

パッと出て消えるのではなく、声優として生涯食べていきたいと真剣に考えている人に、「声優道」は大きな助けとなるのではないでしょうか。

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岩田光央が「おれパラ」引退!その理由とは?

岩田光央は、2008年から「Original Entertainment Paradise」というライブを開催していました。同じレコード会社に所属する声優仲間の小野大輔、森久保祥太郎、鈴村健一に彼が声をかけて始まった同ライブは「おれパラ」の略称で知られ、暮れのお祭りイベントとして人気です。

2013年10月16日放送のラジオ番組「超!Mobile presents 生放送!おれパラスペシャル」で、岩田光央は「私、岩田光央は、おれパラ2013年の出演をもって、おれパラをを引退いたします」と発表しました。

「2012年の『おれパラ』にゲスト出演した寺島拓篤のステージを見て、達成感があった」「次のステージに進みたい。僕以上の年齢の人たちと一緒に素敵な音楽活動をして、今よりも上の年代の人たちを楽しませたい。コードネームは『おじパラ』」「『おれパラ』は俺の魂を受けてくれた3人がいれば絶対できるが、『おじパラ』は俺しかできない。『おれパラ』の先の受け皿を作りたい」と引退の理由を語った岩田光央。突然の生発表に、ファンからは「ウソやん」「みっちゃんいなくなったらおれパラじゃなくなっちゃう」「ドッキリだろ?」など、悲しむコメントが殺到しました。

両国国技館で行われた岩田光央の「おれパラ」ラストライブはホスト4人がお互いの曲をカバーしあい、涙で声を詰まらせる場面も。ファンが感謝のメッセージボードや横断幕を掲げる中、岩田光央は「必ず『おじパラ』をやります。色んな人に声をかけて、色んなことをやりたい」とメッセージを残し、ステージを後にしました。

そして、10周年を迎えた2017年12月24日の「おれパラ」最終公演にサプライズで登場した岩田光央は、卒業ライブで約束した「おじパラ」を「おれパラPRESENTS PRECIOUS SMILE NO.1!」(プレスマ)として開催すると発表。ファンを歓喜させました。

記念すべき第1回「おじパラ」は、2018年10月6日に豊洲PITで開催されました。森久保祥太郎のユニット「bazz★Vibes」がオープニングアクトとして会場を盛り上げ、企画コーナーでは「Get back in love」「抱きしめてTONIGHT」「パラダイス銀河」と「おじパラ」らしいセットリストが組まれるなどの趣向が凝らされ、盛況のうちに終わっています。

岩田光央の引退後、寺島拓篤を新たなホストに迎えた「おれパラ」は、2019年も 12月7・8日に神戸ワールド記念ホール、12月21・22日に両国国技館と、兵庫と東京でそれぞれ2days公演の開催が決定しました。11回目となった2018年から、OPとEDの曲が新しくなった「おれパラ」。今後「おじパラ」とのコラボステージもありそうで楽しみですね。

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