2022年4月11日 更新
谷村美月 坊主もいとわない女優魂!ドラマ、映画出演本数がスゴかった!
谷村美月、坊主もいとわない女優魂!
谷村美月、2010年公開の映画「おにいちゃんのハナビ」で、難病・白血病に持つ役を演じるために坊主になったことで話題になりました。現在の特殊メイク技術はかなり進歩していますから、坊主に見せることも可能です。そのため、実際に坊主にすることに、周囲から反対の声も上がりました。
しかし、「坊主にできないなら、この役はやらない」と、谷村美月は強行突破の形で映画の撮影に参加します。男性であれば坊主頭にも抵抗は少ないでしょうが、谷村美月は女性。それだけの強い覚悟を持って演技をしているということですね。このエピソードから、谷村美月の女優魂を見せつけられた気がします。
谷村美月、ドラマ・映画出演本数がスゴかった!
女優魂を持つ谷村美月のドラマや映画の出演本数がスゴいんです!谷村美月のデビュー作は、2002年のNHK「まんさく」。そこから2015年までの13年ほどで、谷村美月は23本の連続ドラマに出演しています。スペシャルドラマを含めると、その数は100本にも!それだけでなく、映画にも55本出演しています。
そのうち17作品が主役ですから、さらに驚きです。単純に計算すると、一年に6作品弱という脅威の出演スピード。本当にちょっとしか出ていないチョイ役も含みますが、その数が圧倒的。その他にも舞台、アニメの声優、CM、PVと幅広く活躍し続けている谷村美月。本当にスゴいの一言に尽きますね!
谷村美月 不幸が似合う女優?!「病気役」「死ぬ役」が多すぎる!「アルジャーノンに花束を」でも高評価!
谷村美月は不幸が似合う女優?!「病気役」「死ぬ役」が多すぎる!
ずば抜けた演技力ゆえなのか、谷村美月は、難しい役どころを演じることが多いようです。中でも、目立って多いように感じられるのは「病気役」や「死ぬ役」といった不幸な境遇の役どころ。死なないにしても、手を切り落としたりと、谷村美月は怪我する役を演じていることもまた多い印象です。
それも全て、念入りに役作りをする谷村美月の演技力が見込まれてのことなのでしょう。各監督からの評価がとても高い谷村美月。“ユビサキ”の監督・行定勲から「あなたの演技には、何も言うことがなかった」と賞されています。谷村美月は、不幸が似合う女性というよりも、不幸に見せることができる女優ということですね。
谷村美月、「アルジャーノンに花束を」でも高評価!
「病気役」「死ぬ役」といえば、山下智久主演の連続ドラマ「アルジャーノンに花束を」でも、脳の病気を持つ役を演じた谷村美月。谷村美月の魅力と演技力が最大限に発揮されました。見事に演じきり、視聴者の感動を呼びました。その演技は、高い評価を受けています。
ストーリーにおいて重要な役を見事に表現しきるからでしょう、谷村美月にはいつも存在感があります。怒涛の出演数で、日々、演技の幅が広がっているという谷村美月。「アルジャーノンに花束を」での高評価を越えるような演技を見せ続けてくれるに違いありません。
谷村美月、岐阜発地域ドラマに出演で新たな役に挑戦!
谷村美月が岐阜の地域ドラマ「ガッタンガッタンそれでもゴー」の撮影中に取材に応じました。ちなみに、「ガッタンガッタン」とは、奥飛騨名物のマウンテンバイクと旧神岡鉄道の廃線後の鉄路を組み合わせたレールマウンテンバイクという乗り物からきています。
この作品で、母の死をきっかけに東京から地元・岐阜県にある奥飛騨に戻る女性を演じている谷村美月。岐阜に来たのは初めてという谷村美月は「これだけ自然に囲まれたことはありません」と奥飛騨の自然に圧倒されながら、演技をスタートさせています。東京の生活とは違った土地に身をおいた谷村美月が、また新しい顔を見せてくれそうです。
谷村美月は役柄のせいか、性格も暗いと思われがちなのだそう。さらに笑顔も少ない役が多いため、性格が悪そうとまで言われたりするのだとか。
しかし、現場スッタフからの評判はとても良いようです。気取らず、飾らない性格からで「本当に普通ですね」というのが谷村美月にとっての最大の褒め言葉だそう。演技派としての評価が高くても、谷村美月はそれを鼻にかけてもいません。これから、もっと多くの表情を見てみたいものですね。次はどんな役に挑戦していくか、谷村美月のこれからが本当に楽しみです。