岡崎つぐおは東京都出身の漫画家!叔母は女優の清水まゆみ!?
◆出身:東京都
◆代表作:ただいま授業中!(1980年)・ジャスティ(1981年)
岡崎つぐおはSF作品で人気の漫画家!
漫画家の岡崎つぐおは、1980年代から多くの漫画を連載しています。これまでに様々なジャンルの漫画を描いていますが、その中でも特に岡崎つぐおが得意としているのは、SF漫画です。
1984年8月に発売された「週刊少年サンデー」34号から連載をスタートした「ラグナロック・ガイ」は、北欧神話をモチーフにしたキャラクターが近未来の世界で争いを繰り広げる作品で、岡崎つぐおがこれまでに発表した中でも上位に入る人気の漫画です。
岡崎つぐおの叔母は「北の国から」の出演女優?
岡崎つぐおの母親の妹は、女優として活躍する清水まゆみです。1957年7月に公開された日活映画「月下の若武者」で女優としてデビューし、翌1958年9月公開の「赤い波止場」、同年12月公開の「紅の翼」等の作品で石原裕次郎とも共演しています。
1950年代から1960年代にかけて多くの作品に出演したトップ女優として知られる清水まゆみは、1981年10月からフジテレビで放送がスタートし、空前のヒット作となったドラマ「北の国から」にも出演しました。同作で清水まゆみが演じたのは、田中邦衛演じる五郎の幼なじみ、中畑和夫の妻・みずえ。純、蛍の兄妹から“中畑のおばさん”と慕われる役どころで、番組ファンの間ではよく知られています。
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岡崎つぐおの経歴やプロフィールを紹介!
岡崎つぐおのデビュー作は?ブレイクのきっかけとなった作品は?
岡崎つぐおは1980年に小学館の主催で行われた「新人コミック大賞」で入選し、同年6月に「週刊少年サンデー」に掲載された「2年A組星子先生」で漫画家デビュー。「少年サンデー増刊号」で1981年8月号から連載を開始した漫画「ジャスティ」でブレイクします。
「ジャスティ」は宇宙を舞台にし、銀河系監察宇宙局・コズモポリスのメンバーが活躍するSF漫画で、1985年にはビデオアニメ化される人気漫画となりました。また、1985年に連載は終了しましたが、2011年から2015年までWeb Magazine KATANAで連載していた「ジャスティ~ ネオランビス編」も、いまだに根強い人気を誇っています。
岡崎つぐおはSF漫画以外も描いていた!?
岡崎つぐおはSF漫画を多く描いていましたが、1992年の4月から1992年の12月までゲーム雑誌「ファミコン通信」で連載していた「あそびじゃないの」も単行本化されるほどの人気漫画として知られています。
現代のゲーム開発会社を舞台に、多くのゲーム作品が登場する同作が人気を集めたことにより、岡崎つぐおはファミコン世代にその名を知られる漫画家になりました。
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岡崎つぐお、デビューから30年以上が経過した今でも現役で活躍!「サイボーグ009」を連載中!
60歳を超えても現役で活躍
1980年にデビューした岡崎つぐおは2020年4月の誕生日で60歳を迎えましたが、今でも現役の漫画家として活躍しています。
2019年9月号から「チャンピオンRED」で「サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE」の連載を開始。アニメ化もされた石ノ森章太郎の人気作品「サイボーグ009」を原作とした同作は「サイボーグ009」の連載開始からちょうど55周年となる2019年7月19日から連載をスタートさせました。
「仮面ライダー」でも知られる石ノ森章太郎の「サイボーグ009」は今でも多くのファンが存在し、累計発行部数1000万部を超える名作です。「サイボーグ009 超銀河伝説のコミカライズ」「サイボーグ009 完結編 conclusion GOD’S WAR」など、岡崎つぐお以外にも多くの漫画家の手によって新シリーズが描かれていることも、現代の漫画ファンに知られるきっかけとなっているかもしれません。
石ノ森章太郎は「サイボーグ009」の完結編を執筆中だった1998年1月、リンパ腫による心不全により60歳で惜しくもこの世を去っています。原作者自身の手によって描かれる完結編を最後まで読むことができなかったのは残念ですが、岡崎つぐおら「009」を愛する漫画家たちが描き続ることで、不朽の名作として現代の漫画ファンにも伝わっていきそうですね。
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