坂井泉水(ZARD)の死因と真相!謎に包まれた歌姫の過去とは?

坂井泉水(ZARD)の死因の真相、命日は?謎に包まれた歌姫の過去とは?

坂井泉水(ZARD)は転落死は自殺?事故?命日は?

坂井泉水(ZARD)の死因は、高さ3メートルの地点から転落して後頭部を強打したことによる脳挫傷ですが、事故だったのでしょうか。それとも覚悟の自殺だったのでしょうか。坂井泉水は2006年6月、子宮頸がんによる全摘手術を受けました。しかし、肺への転移が見つかり、2007年4月から事故現場となった慶應義塾大学病院に入退院を繰り返していました。

入院中の坂井泉水が、同病院の非常階段付近で大量の血を流して倒れているところを発見されたのは、2007年5月26日午前5時42分頃。死亡が確認されたのは、翌日の5月27日午後3時過ぎでした。警察では、遺書の類が発見されていないなど自殺の前兆行動が全く見られないこと、階段の手すり部分に手の跡が残っていたことから、腰をかけてそのまま後方に転落した事故死の線が有力視されていました。

しかし、入院中の坂井泉水が、常に「仕事がしたい」という希望を漏らしていたことから、病状を悲観した衝動的な自殺だった可能性も捨てきれません。

坂井泉水(ZARD)謎に包まれた歌姫は元レースクーン!セミヌード写真集も出版していた

坂井泉水(ZARD)のアーティストとしての経歴は華々しいものです。しかし、生前にテレビ出演したのは数回だけ。ファンの前に姿を見せたのは1999年のライブと2004年のライブツアーだけでした。ファンですら実像をほとんど知らない坂井泉水という謎に包まれた歌姫。

1967年2月に神奈川県平塚市に誕生した坂井泉水のプロフィールは公表されることはありませんでしたが、ZARDとしてデビューする前、本名の蒲田幸子名義でタレント活動していた過去がありました。当時のプロフィールには1969年生まれと記載されています。スポーツ万能で、神奈川県立伊志田高校在学中は硬式テニス部に所属していたという坂井泉水は、校内ミスコンで優勝するほどの美貌の持ち主。

当時からバンド活動への憧れを抱いていましたが、卒業後は松蔭女子短大に進学し、OL生活を経て、全く畑違いのレースクイーンの世界へ飛び込みます。ZARDデビューの前年にはセミヌード写真集やセクシービデオなども発売しているのです。

坂井泉水(ZARD)は恋人・神田樹希と結婚していた?!美人すぎるエピソード集

坂井泉水(ZARD)は恋人・神田樹希と結婚していた?!織田哲郎と不倫?

坂井泉水(ZARD)は、短大に在学中、湘南に住んでいた神田樹希のグループにナンパされ、短大2年の夏から2年間交際していました。現在は既婚者で出版業界で企業しているという恋人の神田樹希。当時は補導歴ありの不良だったそうですが、坂井泉水に出会って、荒れた生活や喧嘩、タバコの一切をやめて真面目になり、海沿いのアパートで同棲していたといわれています。

ZARDの歌詞に「海岸沿い」「2人で夢見たあの頃」というワードが見られたり、神田樹希が、元恋人である坂井泉水の死の半年後に「僕だけがまだ生きている、その意味を君が教えてよ」という追悼本を出版したりしていることから、実は結婚していたという噂もあるようですが、真相は不明。すべてがミステリアスだった坂井泉水ですから、結婚の事実が公表されていなくても不思議ではありません。実は織田哲郎と亡くなる直前まで不倫関係にあったという話もあるようですが、こちらも噂の域を出ていません。

坂井泉水(ZARD)にタモリも我を忘れた!美人薄命、神聖さすら感じる美しさ

坂井泉水(ZARD)より美人な歌手はいますか?そんなコメントがあちこちで見られます。高校のミスコンで優勝したことで男子生徒がひと目見ようと押し寄せたという美貌こそ、坂井泉水の人気の礎。極力露出を避けていたことで、その美貌は神秘性を増してきました。ZARDのCDジャケットなどの坂井泉水は、いつもうつむき顔や横顔。

決して派手ではありませんが、遠い向こう側を見つめるような透き通った視線には、「儚げで美しすぎる」という意見を通り越して「神聖さすら感じる」と人々の心を掴みました。「ミステリアス路線」は、坂井泉水を売り出したビーングの得意とする手法だったそうですが、実際に彼女に会ったスタッフは「写真と全く同じだった」と証言しています。

また、「Mステ」に出演した時には、タモリも進行そっちのけで「しかし美人だねえ」と目が離せない様子でした。美人薄命。そんな言葉が当てはまってしまったのは、あまりにも悲しずぎます。

坂井泉水(ZARD)の美しさは不滅!デビュー25周年ベストアルバムが異例のロングセラー

坂井泉水(ZARD)の死からもうすぐ9年。今年、デビュー25周年を迎えたZARDのオールタイムベストアルバム「ZARD Forever Best~25th Anniversary~」が2月10日にリリースされ、2月28日付けのオリコンアルバムチャート1位を獲得し、異例のロングセールスを記録しています。30~40代の大人にとって、ミリオンセラーを達成した「負けないで」「揺れる思い」「マイフレンド」は青春の思い出がいっぱい詰まった名曲。

しかし、坂井泉水の死から9年経った今も、「負けないで」は「24時間テレビ 愛は地球を救う」のチャリティーマラソンや選抜高校野球の入場行進曲、小中高校の運動会で使われるなどして、リアルタイムで知らない中高生たちをも励ましてきました。ZARDの歌詞は「負けないで、もう少し、最後まで走り抜けて」など、一見誰でも言えそうな言葉が並んでいますが、その言葉の羅列は、絶妙な響きを持っていました。

坂井泉水の学生時代の友人や、レースクイーン時代の仕事仲間だった岡本夏生によれば、坂井泉水は10個の質問をしたら、2つくらいしか返答しない、静かでマイペースな女性だったそうです。美人なのに、恋愛には殊に不器用。坂井泉水とカラオケに行ったことのある岡本夏生は、彼女は歌う時だけキラキラと表現する喜びに満ち溢れていたと言っていました。坂井泉水が物憂げに見つめていた先は、言葉と歌で紡ぎあげた世界。

心が洗い流されてしまいそうなほどにピュアなその世界は、坂井泉水の儚げな美しさそのものだった気がします。謎に包まれた歌姫・坂井泉水は、美しいまま天に召されました。自殺だったの?事故だったの?と邪推するのも憚られるほど、神聖なものをこの世に遺してくれた気がします。

関連記事

ページ上部へ戻る