2022年8月16日 更新
宇多田ヒカル新曲「花束を君に」で復活!和田アキ子が口撃するワケとは?
宇多田ヒカル新曲「花束を君に」で復活!
宇多田ヒカルの待ちに待たれた新曲「花束を君に」が話題となっています。2010年8月に「人間活動に専念します」と宣言し、活動を休止していた宇多田ヒカル。実に6年ぶりとなる活動再開のニュースは、すでに2015年の12月頃から話題にあがっていました。
「花束を君に」は、2016年4月に放送開始された朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌にも決まったことから、注目度はヒートアップ。日本テレビ系列の「NEWS ZERO」のテーマソングとなる「真夏の通り雨」とともにリリースが開始されます。
ただしCDの発売は未定。宇多田ヒカルの復活第一弾となる「花束を君に」をゲットしたい方は、4月15日から開始されたitunes、レコチョク、moraなどの配信サービスを利用しましょう。また、宇多田ヒカルの復活に合わせ、彼女のプロジェクト「NEW-TURN PROJECT」に賛同している動画サイトの「GYAO!」では、過去の宇多田ヒカルのプロモーションビデオを無料で視聴することができます。
宇多田ヒカルに和田アキ子が口撃するワケとは?
宇多田ヒカルと仲が悪いともっぱらの噂なのが、大物芸能人の和田アキ子です。
和田アキ子の宇多田ヒカルへの口撃が一気にクローズアップされたのは、2015年7月5日放送のTBSテレビ「アッコにおまかせ!」でした。同年7月に出産した宇多田ヒカルに対し、「妊娠したことも言わなかったのに、どうして産んでから……」「やっぱり新曲のプロモーションかね?」とコメントした和田アキ子。それに対し、「下衆の勘繰りにもほどがある」「なぜおめでとうの一言が言えないのか」など、ネット上では、和田アキ子への批判が噴出。
しかし、実は、宇多田ヒカルと和田アキ子の確執は今に始まったことではありませんでした。
発端は、2010年10月に宇多田ヒカルが米国のユニバーサルミュージックでUtada名義でリリースした「Utada The best」に対して、和田アキ子が「心がこもっていないアルバム」と評し、買う必要がないと示唆したことだったとされています。和田アキ子が言ったことに対して、宇多田ヒカルが、「そういうのは気にしないのが一番さ……」と述べ、「一部の情報からだけで意見するのは趣味であり、報道ではない」とつぶやいたことから、宇多田ヒカルが和田アキ子に喧嘩を売ったとまでいわれるようになりました。
しかしこれには裏話も。和田アキ子は、宇多田ヒカルの母親であり歌手の藤圭子が恋敵だったことで知られています。1970年代当時、和田アキ子は、前川清に恋心を寄せていましたが、結婚したのは藤圭子。恋に破れた和田アキ子は、その娘である宇多田ヒカルに屈折した思いがあるのでは、との見方もあるのです。
宇多田ヒカルが病気を乗り越え出産!Twitterが下品!?
宇多田ヒカルが病気を乗り越え出産!
宇多田ヒカルが出産したのは2015年7月3日で、元気な男児でした。2014年にイタリア国籍の男性と結婚した宇多田ヒカルですが、2002年9月に結婚し2007年に離婚した、写真家で映画監督の紀里谷和明との間には子供はいません。歌手活動で忙しかったためともいわれていましたが、宇多田ヒカルはその当時、婦人科系の病気を患っていることを公表しています。
初婚当初19歳だった2002年には、卵巣嚢腫を摘出する手術を受けていることから、妊娠出産自体が危ぶまれていたのです。再婚した夫との間に子供は授かったものの、2013年8月に都内マンションから飛び降り自殺した母親の藤圭子のことや、自身の婦人科系疾患の影響も考慮し、無事に出産を終えるまで妊娠のことは公開せず、無事に出産にこぎつけてからようやく報告したのだそうです。
宇多田ヒカルのTwitterが下品!?
宇多田ヒカルのTwitterは、これまでも時々話題に上がってきましたが、中には、下品だと批判の出ているつぶやきもあります。
2015年7月に誕生した男の子の世話に追われながらも、歌手活動を再開させた宇多田ヒカルのツイートを楽しみにしている多くのファンたち。そんなファンをびっくりさせたのが、2016年1月30日の宇多田ヒカルのTwitterでした。
その内容は「赤ちゃんの○○○○の美しさにビビる」。○○○○とは男性のいわゆる性器のこと……。他意は一切なく、正直に感じたことをただつぶやいただけということは分かりますが、ネット上には「ヒッキーあかんで」や「イメージが崩れ去りすぎて何も感じられない」など、ショックを受けたファンたちのコメントがあふれました。
しかし、子供をかわいがっている母親じみた一面が伝わってくるとの好意的な評価が寄せられたのも事実。いつでも等身大な宇多田ヒカルは、母親になってもそのスタンスを失っていないようです。
宇多田ヒカルが母親に!歌手活動の広がりは?
宇多田ヒカルが約6年ぶりに活動を再開したことで、日本の音楽シーンにも変化が起きようとしています。1つは、楽曲の販売方法です。今回発表された「花束を君に」や「真夏の通り雨」は、CDでの発売予定はなく、デジタル配信のみでリリースされています。今後、宇多田ヒカルの動きに追随して、デジタル配信主体の動きが増えていく可能性は十分にありそうです。
2つ目は、今回の曲が、世界でも有名なミックスエンジニアを迎えてレコーディングされていること。このことから、宇多田ヒカルは日本国内でのトップセールスを狙っているのではなく、世界的に有名なAdele(アデル)や、Sam Smith(サム スミス)とも肩を並べるような、世界に通用するハイレベルな作品づくりを意識しているのではといわれています。
NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」は、戦前戦後を生き抜き、女性のための婦人雑誌を刊行するにいたる女性をモデルにしたドラマ。その主題歌にと書き下ろされたのが「花束を君に」。「とと姉ちゃん」で主演の高畑充希も、宇多田ヒカルが主題歌を歌うということで大変喜んでいると話題になっています。NHKに宇多田ヒカルの楽曲が提供されたのは、2006年に「みんなのうた」で放送された「ぼくはくま」以来で、朝の連続テレビ小説の主題歌となったのはもちろん初めて。
「花束を君に」の曲作りには、これまでの過去もすべて乗り越え、1人の女性として母親となった宇多田ヒカル自身の思いも反映されているはずです。母となった宇多田ヒカルには、新しい境地から世界水準の作品を発表していってほしいと、さらなる期待が高まります。