南勝久は漫画家!環状族の経験が漫画に活かされている!?デビューのきっかけを紹介!

南勝久は環状族の経験を経て漫画を描いていた!?有名な代表作は!?


南勝久のプロフィール
◆生年月日:1971年5月30日
◆出身:大阪府
◆代表作:ナニワトモアレ(2007~2014年)

南勝久は環状族の経験が漫画に活かされている?

南勝久(みなみかつひさ)は、自身の環状族の経験を活かして走り屋漫画を発表している漫画家です。

彼の独特な経歴でもある環状族とは、大阪市内の阪神高速道路1号環状線を違法に走行する、違法競争型暴走族を指します。全国にも存在する暴走族と比べると共同危険型暴走族上がりのメンバーが多いため、チーム同士の抗争が多く見られました。環状族時代の南勝久は、カローラレビンやスプリンタートレノに乗っていたことを、自身の代表作「ナニワトモアレ」第5巻で明かしています。

南勝久の代表作は?

元環状族である南勝久の代表作といえば「ナニワトモアレ」です。彼の代表作である同作は、2000年から「週刊ヤングマガジン」で連載がスタートしました。

南勝久のデビュー作であり、代表作でもある「ナニワトモアレ」の舞台は1990年代の大阪で、彼の実体験に基づくリアルな環状族の姿を描いているのが特徴的です。また、彼が環状族時代に乗っていたシルビア(S13型)が、この漫画の主人公・グッさんの愛車のモデルとなっています。

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南勝久の経歴やプロフィール!漫画家を目指したきっかけとは!?

南勝久の気になるプロフィールや経歴!中学を卒業後いろんな職業に就いていた?

南勝久は1971年5月30日生まれ、大阪府岸和田市出身。元環状族という経歴を活かした作品が人気の漫画家です。

彼は環状族だったことが知られていますが、ユニークな経歴はこれだけではありません。中学を卒業した南勝久は、木工所に勤務したり配管工として働いたりと、多くの職に就いていたといいます。そして「ナニワトモアレ」で漫画家デビューし、2014年「週刊ヤングマガジン」49号から「ザ・ファブル」の連載も始まりました。

南勝久が「週刊ヤングマガジン」で衝撃の告白!ドックフードを食べていた極貧時代!漫画家を目指したきっかけは?

南勝久が連載作品を載せている「週刊ヤングマガジン」に、「新人漫画家応援企画」として彼のインタビューが掲載されました。漫画家志望の人々に向けての激励インタビューは、「『ザ・ファブル』の南勝久先生 プロ漫画道場、開講じゃワレェ!!」の中のインタビューに、南勝久が漫画家を目指したきっかけについてのプロフィールが明かされています。

とにかく勉強が嫌いであったという南勝久。やがて人生について考え始めた時、「得意なことを活かしたい」と思い、漫画家を目指し始めたといいます。それまではドックフードを口にするなど極貧時代も経験したそうですが、単に漫画を描くのが得意だったという理由だけではなく、「実力主義の仕事に就きたかった」という理由もインタビューで明かしています。

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南勝久のデビューのきっかけは第41回ちばてつや賞だった!?

南勝久が明かした「ナニワトモアレ」誕生秘話とは?

自身の経験に基づいた迫力のある描写が人気の漫画家・南勝久は、1999年にデビューしました。彼のデビューのきっかけとなったのは、「第41回ちばてつや賞」準大賞の受章作となった「ナニワトモアレ」です。

南勝久のデビューのきっかけとなった同賞は、漫画雑誌「モーニング」や「週刊ヤングマガジン」で行われる漫画新人賞で、年に2回開催されています。1980年に創設され、「あしたのジョー」で知られる漫画家・ちばてつやを選考者として行われています。南勝久のデビューのきっかけである「ちばてつや賞」は、一般誌や青年誌で活躍する実力派の漫画家を多数世に送り出していることでも有名です。

「週刊ヤングマガジン」のインタビューで、南勝久は「漫画家になりたかったが、何を書けばよいか分からなかった。そこで実在する友人を使用してみたところキャラが立ち、物語を生み出すことができました」と、「ナニワトモアレ」の誕生秘話を明かしています。

「ナニワトモアレ」は連載中断のトラブルも!?

その後、「ナニワトモアレ」の連載が決まりますが、初期作品では登場人物の名前が実名であり、さらに無断で使用していたことから、連載が一時期中断されるというハプニングが起きてしまいました。環状族という経歴を活かしたリアルな描写で、多くのファンを魅了している南勝久。あまり善い行いとは言えない過去ではありますが、そこから漫画家に転身してプロにまでなるとは、まさに努力の人と言えます。

「ザ・ファブル」が2019年6月にV6岡田准一主演で映画化されるなど、独自の世界観を持つ作品の面白さに定評のある南勝久。彼のこれからの作品が後輩漫画家たちにどのような影響を与えていくのか、目が離せません。

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