川上麻衣子の結婚、離婚!想像を絶する波瀾万丈人生!武田鉄矢は今も「先生」!

川上麻衣子の結婚、離婚!想像を絶する波瀾万丈人生!

川上麻衣子、結婚するも、子供が欲しかった思いで離婚?

川上麻衣子は、1966年2月5日生まれの50歳。数々のドラマ、映画、舞台などで活躍する女優です。1996年、中学時代の同級生だったという清彰久(鞄デザイナー)と結婚した川上麻衣子でしたが、2000年に離婚。わずか4年の結婚生活で、それ以降ずっと独身を貫いています。2人の間には、子供はいないようです。川上麻衣子は子供が欲しかったといいますから、妻と夫、双方の思いがすれ違った結果が、離婚だったのかもしれません。

川上麻衣子は、両親のインテリアデザインの仕事の関係で、スウェーデン生まれの経験を持つ帰国子女でもあります。1980年のNHKドラマ人間模様『絆』で女優デビューし、『3年B組金八先生』第2シリーズで迫田八重子役を好演した川上麻衣子は、人気上昇。翌年には、「白夜の世代」でアイドルデビューしました。1983年には、篠山紀信写真集『暑い国 夢の国 生まれた国』で、17歳にして初ヌードを披露。5年後の1988年の映画『うれしはずかし物語』では、濃厚なラブシーンも話題に。

1996年に『でべそ』での演技で、川上麻衣子は、日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞受賞の快挙を成し遂げています。その後も、コミカルな芝居に挑戦したり、バラエティ番組へ出演したり、川上麻衣子の活躍の場は広がっています。その一方、ガラス工芸作家としての顔も持ち、個展まで開催している川上麻衣子。その人生は波瀾万丈といえるでしょう。

川上麻衣子、可愛かずみとの交友!親友を救えなかった苦悩!

川上麻衣子の波瀾万丈な人生において、可愛かずみとの交友を欠かすことはできません。女優、歌手、グラビアアイドルとして活躍していた可愛かずみですが、1997年5月9日に自ら命を絶ちました。享年32歳。のちに7月7日の”七夕婚”を控えていたことが明らかになり、いろいろな噂や憶測が飛び交いました。ドラマで共演して以来、可愛かずみとは親友関係にあったのが川上麻衣子。マンションの隣人同士として、精神を病み始めた可愛かずみを支えていたのも川上麻衣子だったそうです。

しかし、悪化の一途をたどる可愛かずみを支えきれなくなり、川上麻衣子はマンションを出て行きます。それから1年、可愛かずみの悲報をニュースで知った川上麻衣子は、愕然となりました。実はその前日、可愛かずみからの電話が留守電に入っていたのです。しかし、舞台稽古で帰宅が遅かった川上麻衣子は疲労困憊しており、返事を後回しに。電話の翌日に可愛かずみの悲報が飛び込んできたのでした

。可愛かずみの葬儀の際、インタビューを受けながら泣き崩れる川上麻衣子。可愛かずみを救えなかったと、想像を絶する苦悩と後悔にさいなまれてきたのです。表向きには遺書はないと発表されていますが、実は可愛かずみの父親によると、メモ書きが残されていたとのこと。その中には「麻衣ちゃんがいてくれたお陰で楽しかった」、「麻衣ちゃんと話しているだけで、元気になるの」、「パパ、麻衣ちゃんをよろしくね」と川上麻衣子への感謝の言葉が連ねられていたそうです。

川上麻衣子、3年B組金八先生のヒロインが語ったドラマの舞台裏!

川上麻衣子、『3年B組金八先生』でヒロイン役に!オーディションから厳しい雰囲気だった!

『3年B組金八先生』(TBS系)は、学園ドラマ史上の金字塔。中でも、1980~81年にかけて放送された第2シーズンは最高傑作の呼び声も高く、最終回では34.8%という驚異的な視聴率を叩き出しました。この『3年B組金八先生』に、ヒロイン・迫田八重子役で出演した川上麻衣子ですが、実は、『3年B組金八先生』第1シリーズ最終回の卒業式の場面で、在校生代表として送辞を読むシーンで出演予定されていました。しかし、リハーサル後、時間の関係で撮影が中止。

後番組『1年B組新八先生』のオーディションに臨むも、中学1年生には見えないという理由であえなく不合格になったいきさつがありました。「プレッシャーというより周りがすごかった。金八に出れば売れるぞ、みたいな。事務所の押し加減とか」と、当時の尋常ではない熱気を語る川上麻衣子。舞台裏でのオーディションからしてかなり厳しい雰囲気が漂い、落ちて泣いていた子もいたとか。

“桜中学”同級生コンビとして今も仲良しの直江喜一(「腐ったミカン」の加藤優役)にいわせると、「八重子(川上麻衣子)は中3でプリプリしていましたけど、僕は高3だったので、周囲からペーペーのADだと思われていた(笑)」とか。「ホント、イライラする(笑)。あれはよくないオンナです。よく見ると、ちょっと腹立たしい。八方美人の典型」と八重子の印象を語る川上麻衣子でした。

川上麻衣子、武田鉄矢は今も「先生」!

川上麻衣子の名を決定的にした『3年B組金八先生』は最高傑作と絶賛される番組ですが、その出演の舞台裏では、「今だから言える」的な苦労も絶えなかったようです。当時、ヒロイン役の川上麻衣子は15歳で中学3年生。今では遠慮なく語り合えるほどの交友関係にある直江喜一は18歳で高校3年生。15歳にとっての3歳の年齢差は今では考えられないほど大きく、当初は普通にしゃべれなかったとか。「全然、違う。話す内容も違うしね」と回顧する川上麻衣子。

「ヒロ(故・沖田浩之)とオレなんてオトナの会話ばかり」と言う直江喜一に「エッチなことばっかり言っていたからね(笑)」とツッコミを入れるほどです。さらに、生徒の服は自前で用意しなければならなかったという『3年B組金八先生』。ただ、例外もありました。加藤優役の直江喜一は、特別な役どころだったという理由で、番組から衣装が用意されていたそうです。しかし、歳月がたってキャリアを重ねた今でも、武田鉄矢のことを「武田さんって言えない。先生だもん」と回顧する川上麻衣子。やはり何年たっても互いに変わらない存在であるようです。

川上麻衣子、愛猫との30年の共同生活!「50代は落語に挑戦したい」

川上麻衣子は、自称「猫にやられた女」。そんな川上麻衣子の猫との共同生活の始まりは、今から30年ほど前、「ミリオン」というオスのヒマラヤンとの出会いからでした。「18歳の時から7年間、ミリオンとは水入らずで暮らしたので、格別に、思い入れが深い子です」。その後に川上麻衣子が迎えたのが、同じヒマラヤンのメスのローサ。さらにロシアンブルーとアメリカンショートヘアのミックス、リッカを引き取ったのは病院から。

ハンサムなリッカも今では18歳。ミリオンが16歳で亡くなった2000年には、1年後にスコティッシュフォールドのアクアを迎え入れました。そのアクアも今ではすでに16歳。途中、ローサは、がんで12歳で他界。「リッカとアクアの時代には、かつての彼氏が連れてきたグリという猫との忘れられない生活もありました」。その恋人にプロポーズした川上麻衣子でしたが、恋人は「ごめん」と、家を出ていったそうです。失恋した川上麻衣子を和ませてくれたのが、恋人の愛猫グリでした。

別れた彼が荷物を取りに訪れた際、一緒に行こうとグリに語り掛けたようですが、グリは一切応じなかったそうです。16歳でこの世を去ることになるグリですが、エッセイ「彼の彼女と私の538日」では、川上麻衣子とグリの絆がつづられています。グリ亡き後の6月ごろ、ミックスのココロを迎え、再び3匹体制になった川上麻衣子。30年間の猫との共同生活から学んだことは、なによりも命の尊さ。そして死生観。「猫は自分の死期を決め、覚悟して、死と対峙します。看取るのはつらいですが、その潔さには圧倒されます」。

『金八先生』での熱演が今も鮮烈な記憶を残している川上麻衣子。ガラス工芸や絵本の翻訳なども手掛けつつ、今後の目標は「50代は落語に挑戦したい。究極の一人芝居なので」と意欲満々です。高座へ上がる川上麻衣子の姿も楽しみですね。

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