アラン・ドロンの美男子ぶりは色褪せない!引退宣言したワケとは

アラン・ドロンの美男子ぶりは色褪せない!映画「太陽がいっぱい」で世界を魅了

アラン・ドロンは美男子ぶりで日本でも多くのファンを獲得!

アラン・ドロンは、フランス出身の俳優です。1960年に、主演を務めた「太陽がいっぱい」が大ヒットしたことで世界的に知られることになったアラン・ドロンは、演技力もさることながら、その甘いルックスが熱狂的な女性ファンを多く獲得。日本でも、その美男子ぶりから多くのファンを集め、ルックスだけでなく、ファッションや生活スタイルにも大きな注目が集まったものです。

アラン・ドロンが1967年に主演を務めた映画「サムライ」の名前を冠してプロデュースした香水も大ヒット商品となっています。1980代になっても、毎年コンスタントに作品に出演していたアラン・ドロン。年齢を重ねて渋みを増したそのルックスは、新たな魅力となり、さらに幅広い層からの人気を集めました。80代を越えた現在も、その美男子ぶりはいささかも色褪せていません。

アラン・ドロン主演映画「太陽がいっぱい」はイタリアを舞台にした犯罪映画

アラン・ドロンが世界的に注目を集めるきっかけとなった映画「太陽がいっぱい」は、1960年のフランスとイタリアの合作映画で、監督はルネ・クレマンです。アラン・ドロンは、大富豪の依頼で、息子のフィリップをアメリカに連れ戻すため、イタリアのローマに向かう貧しい青年トムを演じました。

あらすじは、フィリップがアメリカに帰ることを拒否したため、契約金を受け取れなくなったトムは、フィリップと行動をともにすることにします。やがて、フィリップになりすまして財産を奪う計画を思いつくトム。そこで、フィリップとフィリップの友人を殺害し、財産ばかりか、フィリップの恋人マルジュまでも手にしました。

見事に完全犯罪を成し遂げたトムが、太陽がいっぱいの海岸でマルジュとくつろいでいると、ヨットからフィリップたちの死体が見つかります。トムは警察が待っていることを知らずに売店に向います。
オールイタリアロケの「太陽がいっぱい」は、その映像美でも高い評価を集めました。そのため、アラン・ドロンの出世作としてだけでなく、ルネ・クレマン監督にとっての代表作としても知られています。

アラン・ドロン「サムライ」「ハーフ・ア・チャンス」あらすじネタバレ感想

アラン・ドロン主演映画「サムライ」は孤独な暗殺者の切ない物語

「サムライ」は、1967年制作の映画で、アラン・ドロン演じる主人公のジェフ・コステロは、孤独な暗殺者です。恋人のジャーヌにアリバイ作りを依頼して、多額の報酬と引き換えに暗殺を実行していた凄腕のジェフでしたが、ピアノ奏者ヴァレリーなどに顔を見られたことで警察に捕らえられてしまいます。しかし、そのヴァレリーが「ジェフではない」と証言したことでなんとか釈放されました。

そんなジェフが次に殺人を依頼されたターゲットは、なんとヴァレリーでした。そこで、彼女を殺害したフリをして逃げようと考えたジェフは、銃弾を入れていない拳銃を持ってヴァレリーの前に現れます。しかし、すでに警察がヴァレリーをマークしていたため、彼女に近づいた瞬間に、ジェフは射殺されてしまうのでした。

アラン・ドロン出演映画「ハーフ・ア・チャンス」は父親探しから始まるフランス製ドラマ

映画「ハーフ・ア・チャンス」は、1998年のフランス映画です。出演したアラン・ドロンは、このとき63歳でした。主人公は、8年の服役を終えて出所した高級車専門の窃盗犯アリス(ヴァネッサ・パラディ)。服役中に母親ジュリエットが死亡していたことを知ると、父親を探し始めることにします。

父親である可能性があるのは、外人部隊に所属していた過去を持つレオ(ジャン=ポール=ベルモンド)と、現役の大泥棒ジュリアン(アラン・ドロン)でした。2人とも、子供がいたことは知らないものの、かつてジュリエットという女性を愛したことはあると言い、アリスは答えが出せません。そんなある日、アリスは、ディスコに行くと、マフィアに襲われてしまいます。

慌てて逃げ出したアリスは、目の前にあった車に乗って逃走するも、その車にはマフィアのお金が積み込まれていました。そのため、命を狙われることになったアリスは、ジュリアンとレオと協力して、マフィアに立ち向かうことになります。ジュリアンとレオの協力によってマフィアを倒したアリスは、血液検査によって本当の父親について知りますが、結果は明らかにせず、「2人とも父親でいい」と微笑みました。

アラン・ドロンが引退宣言!デヴィ夫人と男女の関係も?

アラン・ドロンは、2017年11月の誕生日を迎えると82歳になりますが、5月に、「年を重ねた。人生は終わりではないが、キャリアは終わり」と、俳優引退宣言をしました。引退を考えるきっかけとなったのは、ボクシングの興行に関わったときだと言います。

そこで、長く戦い続けて後悔している人たちと話したことで、自身の引退についても大いに考えさせられたそうです。これまでにも引退をほのめかしたことがあるアラン・ドロン。もし今回の宣言が本気だとすると、2018年に公開を控えている映画が、アラン・ドロン最後の出演作品となってしまいそうです。

そんなアラン・ドロンは、これまで数々の女優やモデルと浮名を流してきた当代きってのモテ男。なんと、インドネシアのスカルノ元大統領第3夫人として知られるデヴィ夫人とも男女の関係があったことが明らかになりました。これは、デヴィ夫人自身がテレビ番組で明らかにしたもので、40年以上前に、さほど深い関係ではないものの、アラン・ドロンと男女関係にあったとか。

キスの感想を求められたデヴィ夫人は、チューではなく、「スパッ」という感じたったと語っています。世紀の美男子アラン・ドロンも80歳を超えましたが、熟練したそのルックスと演技にはまだまだ魅力が溢れています。2018年に公開予定の映画では、名女優ジュリエット・ビノシュと初共演を果たすと言いますから、話題性も十分。引退宣言は非常に残念ですが、リアルタイムで見られる残り少ない作品は、ファンならずとも必見となりそうです。

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