チャド・マレーンの映画英語翻訳への功績がすごい!自伝を含んだ新書本が好評
チャド・マレーンの映画英語翻訳への功績がすごい!本業はお笑い芸人!
よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属しているお笑い芸人のチャド・マレーン。オーストラリア連邦パース出身の純粋なオーストラリア人で、相方である加藤貴博とともに、自らの名前チャド・マレーンをコンビ名に掲げ、流ちょうな大阪弁で活動中です。
チャド・マレーンが日本のお笑い芸人になったきっかけは、高校1年生の時に参加した交換留学中に、漫才に惚れ込んだことでした。その後、日本に単身移住したチャド・マレーンは、お笑い養成所の吉本総合芸能学院に入所。その後はお笑い芸人として活動するようになりましたが、もともと頭が良かったチャド・マレーンは、英語翻訳や字幕起こしの仕事を任されるように。吉本の海外上映向け作品の英語字幕も担当していると言います。
お笑いのセンスも光るチャド・マレーンが手掛けた翻訳は大いにウケて、海外で絶賛され、英語翻訳家としてのチャド・マレーンの名前が話題になったほどです。彼が手掛けた字幕翻訳は、松本人志が監督を務めた「大日本人」や「さや侍」「板尾創路の脱獄王」などの吉本関連作品だけではありません。映画「ヤッターマン」や「土竜の唄」「新選組オブ・ザ・デッド」「HK 変態仮面」なども手掛けており、日本の話題作を広く海外に紹介する活動において大きな功績を残しています。
チャド・マレーンの自伝を含んだ新書本が好評!
漫才に心を惹かれ、日本のお笑いの世界に飛び込んだチャド・マレーンが、「世にも奇妙な日本のお笑い」というタイトルの新書本を発売しました。その中では、お笑いを探求すべく故郷のオーストラリアを飛び出して日本に来るまでのエピソードや、海外に日本のお笑いを届けることの難しさ、過去の苦労などが語られています。
自伝的な内容ながら、日本とオーストラリアのお笑い文化の違いやカルチャーショックについても知ることができるチャド・マレーンの新書本は、芸人兼小説家のピース又吉直樹も絶賛するほどのクオリティで話題に。一般読者の間でも「思った以上の洞察と分析」「単なる日本賞賛になっていないところがいい」「飽きずに一気読みできる」など、とても好評なようです。
チャド・マレーンと相方・加藤の身長差が意外!?都市伝説ネタがOA自粛になっていた
チャド・マレーンの身長は?相方・加藤との身長差が意外すぎる!
生粋のオーストラリア人であるチャド・マレーンは、相方の加藤貴博と並ぶとやはり大きく見えます。しかし実は、チャド・マレーンの身長は、日本の男性平均身長よりも低い169cm!相方・加藤貴博の身長が、日本人女性並みの159cmしかないため、大きく見えるだけだったようです。たしかに、相方・加藤貴博とは10cmの身長差がありますが、ピンで活動しているチャド・マレーンを見かけたら、意外と小さいことに驚く方も少なくないかもしれません。
チャド・マレーンのOA自粛にもなった都市伝説ネタとは!?
チャド・マレーンは、2008~2010年まで放送されていたテレビ東京のバラエティ番組「やりすぎコージー」にゲスト出演した際、披露した都市伝説ネタが中途半端なところでカットされ、OA自粛になったことがあります。その時チャド・マレーンが話したのは「ロイヤル地下道」というネタで、赤坂にある不思議なマンションが実は皇室と深いつながりがあったという話でした。
しかし、これを聞いたMCの東野幸治は「外人やからよく分かってへんと思うけど、多分コレOAでけへんで」とコメント。実際に、トークの途中に「チャドの生命保護のため放送を控えます」と示され、残りの部分はOA自粛になりました。YouYube等の動画共有サイトでは、あたかもなかったものとしてそっくりそのままカットされていることからも、かなり際どい都市伝説ネタだったことがうかがえます。
チャド・マレーンが舞台「のぶなが」で織田信長の家来役に大抜擢!ドラマ「崖っぷちホテル」も好調
日本人の心を持つオーストラリア人芸人のチャド・マレーンが、ついに日本の歴史上の人物となって舞台に登場することになりました。その舞台とは、吉本興業と劇団そとばこまちがコラボする、織田信長を題材とした「のぶなが」です。織田信長の家来である弥助役として出演することが発表されたチャド・マレーンは、「決めまっせ!ペリーとかの役よりワンランク上!」とかなりの意気込みを見せています。
お笑いばかりか、英語の字幕翻訳などでも活躍中のチャド・マレーンですが、演技を行うことは初めてではありません。これまでにも、NHKの朝ドラ「芋たこなんきん」やNHK BSプレミアムのドラマ「その男、意識高い系。」などに出演済み。三代目J Soul Brothersの岩田剛典が主演を務めているドラマ「崖っぷちホテル」で、英語が話せない外国人ピエール田中役として出演もしています。
近年は、お笑い芸人が多方面で活躍する姿もよく見られるようになりましたが、チャド・マレーンも例に漏れず、役者として、あるいは翻訳家としてなど、自分の可能性をお笑いの道以外にも広げているのでしょう。日本人以上に日本人の心を持ち、日本のお笑い文化が大好きなチャド・マレーン。漫才師としての面白さはどうか?と聞かれると、やや苦笑いしそうにもなりますが、持ち前の頭の回転の良さと、その場の空気を読んでから発せられるトークには光るものがあります。
注目され始めてからは数年ですが、すでに芸歴20年のキャリアを誇るチャド・マレーンは、ブレイクのチャンスを得て、今後さらに活躍の幅を広げていくに違いありません。世界中に日本のお笑い文化の魅力を伝えることができる伝道師としての活躍にも大いに期待したいところです。