2017年3月24日 更新
「ドラえもん」の本当に怖い話!身長体重、プロフィールは?
「ドラえもん」の本当に怖い話!影と本体が入れ替わる!?
国民的アニメ「ドラえもん」には、楽しい話や感動話のみならず、怖い話も多数存在しています。たとえば、「影切りばさみ」という道具が出てくる「かげがり」。人間の影を影切りばさみで切り取ると、その影は30分間は命令を聞いてくれますが、30分が過ぎると知恵が付き、本人と入れ替わろうとします。
2時間も経つと、両者が完全に入れ替わってしまうという怖い道具。また、「どくさいスイッチ」という、邪魔な人や嫌いな人を消すことのできる道具が出てくる話では、スイッチを押した瞬間に、押した人以外は、押された人が存在したこと自体を忘れてしまいます。
のび太は、最終的に皆を消してしまって一人ぼっちになり反省しますが、実は、独裁者を懲らしめるための道具だったというオチで、最後は無事に元に戻せました。凶暴なミュータントを作りだす「人間製造機」、どんな犯罪も許される「悪魔のパスポート」、誰からも気付かれなくなる「石ころぼうし」など、大人目線で見るとゾッとするような怖い話は他にもあります。
しかし、ただ怖いだけではないのが「ドラえもん」の凄いところ。子供の頃には気付けなかった深いテーマに、大人になってから気付かされることも多いですね。
「ドラえもん」の身長体重、プロフィールは?のび太の家に来た理由は?
ドラえもんの身長は129.3cm、体重も129.3kg。バスト・ウエスト・ヒップも全て129.3cmで、ネズミを見たときに飛びあがる高さも129.3cmと、”129.3”尽くしです。なぜこの数字にこだわっているのかと言うと、これは、1969年当時の小学4年生の平均身長なのだとか。
誕生日は2112年9月3日の乙女座。お子守用ネコ型ロボットとして製造されますが、不良品として安く売られ、のび太の曾孫であるセワシの家にやってきたドラえもん。最初は耳もあり、色も黄色かったドラえもんですが、ネズミロボットにかじられたために耳がなくなってしまいました。
さらに、元気になる薬と間違えて悲劇の薬を飲んでしまい、3日間泣き続けた結果、メッキが剥がれて青くなり、声もガラガラになってしまいます。先代ののび太が莫大な借金を背負ったせいで貧困な生活を送っていたセワシ。そこで、ダメなのび太の未来を変えるために、ドラえもんがのび太の家にやってくることになりました。
「ドラえもん」最終回はいくつある?DVD回収騒動の理由は?
「ドラえもん」最終回はいくつある?最終的には未来に帰るの?
「ドラえもん」は、未完の作品ではありますが、連載していた雑誌が学年誌だったこともあり、最終回として描かれた話は存在します。それは、「ドラえもん未来へ帰る」「ドラえもんがいなくなっちゃう!?」「さようならドラえもん」の3作です。「ドラえもん未来へ帰る」は、“時間旅行規制法”が制定され、ドラえもんも強制的に未来へ帰らされる話。
「ドラえもんがいなくなっちゃう!?」は、のび太の自立を促すために、ドラえもんが未来に帰る話です。「さようならドラえもん」は、ドラえもんが未来に帰ることになり、ドラえもんに心配をかけないようにと、のび太がジャイアンに根性で勝つ話と、いずれもドラえもんが未来に帰る話となっています。
「ドラえもん」は、「さようならドラえもん」で本当に終わりのはずでした。しかし、原作者の藤子・F・不二雄が、「ドラえもん」からどうしても離れられず、この話の続きとなる「帰ってきたドラえもん」が生まれたことで、幻の最終回となりました。
「ドラえもん」DVD回収騒動の理由は?アニメ制作スタッフの不適切ないたずら書きとは?
「ドラえもん」は、2012年4月23日に、すでに販売済みのDVD「ドラえもんタイムマシンBOX1979」の回収・交換を行うと発表され、騒動になったことがありました。発売元のワーナー・ホーム・ビデオの説明によると、回収した理由は、「ドラえもん」テレビシリーズの作品中に「児童向けアニメーションにはふさわしくない言葉が書きこまれていることが分かった」から。”ふさわしくない言葉”とは、1979年放送の「一生に一度は百点を」の中で、のび太のノートに「交流回路で消費される精力」「交尾回路で消費される電力の例」「負荷がコンドームーの時」と書かれていたことです。
これらは、当時のアニメ制作スタッフが記入したいたずら書きで、電気回路についての内容のはずが、一部性的な言葉に置き換えられたのだとか。このシーンはわずか2秒間しか流れず、スタッフのちょっとした遊び心だったのでしょうが、やはり「ドラえもん」に性的な言葉を使ったのは不適切だったと言わざるを得ません。
「ドラえもん」劇場版37作目は南極が舞台!織田信成の泣きキャラは「ドラえもん」のせい!?
「ドラえもん」の劇場版「のび太の南極カチコチ大冒険」の完成披露舞台挨拶が2017年2月19日に行われ、ゲスト声優として、象によく似た“パオパオ”役で出演しているプロフィギュアスケーターの織田信成が登場しました。イベント後の会見で「ドラえもんの思い出」について聞かれた織田信成は、「(スケートの)試合で負けたりつらいときは、悔しくて泣けないという感情を、よく『ドラえもん』の映画を観て泣くようにしていた」と告白。
ドラミ役の千秋から、「だから泣きキャラになった」と突っ込みを入れられると、苦笑していました。「ドラえもん」劇場版37作目となる今回は、南極の氷の世界が舞台です。真夏の暑さに耐えかねたのび太たちが、巨大な氷山へと向かい、そこで拾った腕輪から始まる冒険物語が、壮大なスケールで描かれています。
氷山で氷づけになった不思議な腕輪を発見したのび太たちでしたが、それは、人がいるはずもない10万年前の南極のものでした。持ち主を探す内に、目の前に氷の下に閉ざされた巨大な都市遺跡が姿を現し、落とし物を届けようと10万年前へ向かうのび太たち。腕輪の謎を追っている少女カーラとヒャッコイ博士に出会い、地球が凍結する危機に直面するというストーリーです。
予告ムービーでは、凍ってしまったドラえもんの姿も映っていますが、のび太と仲間たちが、熱い友情や絆でドラえもんや地球を救おうと奮闘する勇姿が期待できそうです。歴代の「ドラえもん」劇場版を上回る壮大なスケールと感動で、大人も子供も満足させてくれることは間違いないでしょう。