エミリー・ブラントの主演映画「メリー・ポピンズ リターンズ」が気になる!「プラダを着た悪魔」で一躍有名に!

エミリー・ブラントは映画「プラダを着た悪魔」で一躍有名に!過去の受賞作品とは!?

エミリー・ブラント、ハリウッドデビュー作「プラダを着た悪魔」で世界的女優に!

エミリー・ブラントは1983年生まれのイギリス出身の女優です。2003年からイギリスをメインに活躍していましたが、2006年にハリウッドデビュー作となった「プラダを着た悪魔」が大ヒット。メリル・ストリープのアシスタント役を演じエミリー・ブラントは、ゴールデングローブ賞助演女優賞など様々な賞にノミネートされています。

同作が大きな転機となり、ハリウッドからオファーが殺到するようになったエミリー・ブラントは世界的女優の仲間入りを果たしました。

エミリー・ブラント、賞レース常連の大女優だった!

エミリー・ブラントは「プラダを着た悪魔」でゴールデングローブ賞助演女優賞と英国アカデミー賞助演女優賞にノミネートされましたが、受賞はなりませんでした。しかし、2005年にイギリスで放送されたテレビ映画「ナターシャの歌に」でゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞しています。

その後も2009年公開の「ヴィクトリア女王 世紀の愛」でゴールデングローブ賞主演女優賞など多くの賞にノミネートされ、賞レース常連の女優となっています。

エミリー・ブラントは吃音症で悩まされていた過去があった!?過去の経歴とは!?

エミリー・ブラントは吃音症だった!?

エミリー・ブラントは10歳から吃音症を患っていました。吃音症は発声時に続けて言語が発せられることが原因でスムーズに話すことが難しい言語障害です。12歳の頃が最も酷かったといい、これに悩んだエミリー・ブラントは人と話さないようにしていたといいます。

人との関わりを避けるようになっていたエミリー・ブラントは、学校の先生に勧められて演劇クラスに入ります。このクラスで「いつもと違う声で役を演じてみて」と先生に言われ、元々話していたのとは違うアクセントで話してみたことがきっかけでスムーズに言葉が出るようになり、吃音症を克服。この体験に刺激を受け、「もっと色々な役を演じてみたい」と思うようになったエミリー・ブラントは、女優の道へ進むことを決めています。

エミリー・ブラントは多彩な演技派女優!

エミリー・ブラントは2003年にビル・アンダーソン監督のイギリス映画「ウォリアークイーン」で映画デビューを果たすと、「プラダを着た悪魔」「ナターシャの歌に」ですぐに世界的女優となりました。

ヴィクトリア女王を演じた「ヴィクトリア女王 世紀の愛」など演技力が試される作品だけでなく、「スノーホワイト/氷の王国」やトム・クルーズ共演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」といったアクション大作への出演も多く、幅広い役柄を演じています。

エミリー・ブラント、ディズニー映画「メリー・ポピンズ リターンズ」に主演!

2016年に夫の俳優ジョン・クラシンスキーとの間に第2子となる女児ヴァイオレットを出産したエミリー・ブラント。しばらく女優活動を休止していましたが、2018年に夫が監督、製作総指揮を務め、脚本にも携わったホラー映画「クワイエット・プレイス」に主演。夫と夫婦役で共演した同作は大ヒットを記録し、AACTA賞をはじめとする映画賞で助演女優賞にノミネートされました。批評家に高く評価された同作は、続編の制作が開始されたという話もあるようです。

さらに同年、エミリー・ブラントはウォルト・ディズニー・ピクチャーズ制作の「メリー・ポピンズ リターンズ」でも主演を務めました。日本では2019年2月1日に公開された同作は、1964年にジュリー・アンドリュースが主演したウォルト・ディズニー・カンパニー製作のミュージカル映画「メリー・ポピンズ」の続編で、前作から25年が経ち大恐慌時代を迎えたロンドンが舞台となっています。

前作に子供として登場したバンクス家の長男マイケルは3人の子供を持つ父親となり、妻を亡くして失意に暮れる毎日を送っています。加えて世界恐慌の煽りを受けて生活も苦しく、マイケル一家は笑顔を忘れてしまいます。そんな一家に明るい暮らしを取り戻すため、メリー・ポピンズが再びバンクス家にやってくるというストーリーです。

同作の日本公開に合わせて来日し、「ダンスのトレーニングをしたことがなかったから、ダンスが一番大変だった」と撮影中の苦労を語ったエミリー・ブラント。ジュリー・アンドリュースが演じたメリー・ポピンズはあえて観返さず、原作から前作のマネではない役作りのイメージを膨らませたと語っています。

ファンタジーあふれるエンターテイメント作品に仕上がった同作で、ゴールデングローブ賞をはじめとする数々の主演女優賞にノミネートされたエミリー・ブラント。全米映画俳優組合賞では同作で主演女優賞に、「クワイエット・プレイス」で助演女優賞にノミネートされています。正反対といえるほどジャンルの異なる二作品の演技がいずれも高く評価されたことで、振り幅の大きい演技力をあらためて証明する形となりました。

「メリー・ポピンズ リターンズ」のプロモーションで来日した際のインタビューで、「私は本当にこの仕事が大好き。神に誓って、心の一部だと言えます」と女優の仕事に対する愛を語ったエミリー・ブラント。これからも多彩な作品でファンに素晴らしい映画の世界を見せてくれそうです。

 

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