ガッツ石松の墓が観光名所になっている!?現役時代の戦績と数々伝説を紐解く!

ガッツ石松のプロフィールが気になる!墓が観光名所?!

ガッツ石松のプロフィールが気になる!

ガッツ石松は、言わずと知れた元ボクシングの世界チャンピオンです。そうは言っても、世間では、今やタレントとしての印象のほうが強いかもしれません。今の若い方々には、ガッツ石松がプロボクサーだったことすら知らない人もいるのではないでしょうか。

ガッツ石松の本名は、鈴木有二(すずきゆうじ)。1949年6月5日、栃木県上都賀郡清洲村(現在の鹿沼市)に生まれました。アジア人としては史上初となる元WBC世界ライト級チャンピオンに輝き、以後5回にわたってチャンピオン防衛に成功しているガッツ石松。

引退後は、タレントや俳優として活躍すると同時に、自身やや他のタレントのマネジメントを行っている株式会社ガッツエンタープライズの代表取締役社長も務めています。また、衆議院選挙に出馬したり(結果は落選)、広島国際学院大学現代社会学部客員教授として、「人生ガッツ論」を講義したりするなど幅広く活動中です。

ガッツ石松の墓が観光名所って!?

ガッツ石松の地元である鹿沼市にある「さつき霊園」には観光名所があります。それが、ガッツ石松家のお墓です。もちろん、お墓といっても生前墓で、霊園を運営している地元の「見笹石材店」という石材業者がCMキャラクターとしてガッツ石松を起用したことが縁で作られたとか。

金色の文字で「ガッツ家乃墓」と彫られた墓石には、彼が流行らせた「OK牧場」というフレーズや、ガッツ石松の写真がデザインされています。さらに、ボクシンググローブや、チャンピオンベルトのオブジェ、ガッツ石松の名言の数々や戦績なども記されているなど、かなり盛りだくさんで、観光名所となるのも納得です。

ガッツ石松の伝説や名言集!現役時代の戦績は?

ガッツ石松の輝かしい戦績とは?

現在のガッツ石松は、おとぼけタレントのイメージが強いですが、ボクシングの元世界チャンピオンであったことを忘れてはなりません。現役時代は、伝説の名勝負の数々を繰り広げてきました。世界チャンピオンになる前のリングネームは「鈴木石松」だったガッツ石松。彼がアジア人として初めて世界チャンピオンになったのは、1974年4月11日のこと。

東京にある日大講堂で、WBC世界ライト級王座に挑戦し、ロドルフォ・ゴンザレスに8回KO勝ちして王座をつかみ取ります。これは、過去の戦績では相手を大きく下回り、圧倒的に不利と見られていた中での勝利でした。その後も、打たれても打たれても立ち向かい続けたガッツ石松は、5回の防衛に成功。生涯戦績は、51戦31勝(17KO)14敗6分となっています。

ガッツ石松の伝説!あのポーズの誕生や数々の名言とは!?

ガッツ石松の伝説は、プロボクサーとしての輝かしい戦績だけではありません。数々の伝説や名言も残しています。伝説のひとつには、なんと「ガッツポーズ」の生みの親であるという話まで!実際には諸説ありますが、ガッツ石松が勝利した際にした拳を上げるポーズが「ガッツポーズ」の由来だとも言われています。

彼の名言として、挑戦者の気持ちを尋ねられた際の「怖いのが半分、恐ろしいのが半分」や、「私はボクシングで人生が380度変わりました」「好きな数字はラッキーセブンの3」といった、常人ではなかなか思いつかない珍回答がずらり。他にも、ハリウッド映画「太陽の帝国」に出演した際に、スティーブン・スピルバーグ監督について感想を聞かれて「外人だったね」と答えるなど、珍言は数知れず。ボクサーとしてのガッツ石松伝説よりもインパクトがあるとは言い過ぎでしょうか?

ガッツ石松がNHK Eテレで声優に初挑戦!伝説はまだまだ続く

独特な表現から生み出される名言珍言や、天然ボケのキャラクターで、バラエティ番組などで活躍中の伝説の元プロボクサー・ガッツ石松。彼の代名詞ともいえる名フレーズ「OK牧場!」は、誰もが一度は聞いたことがある、もしくは口にしたことがあるのではないでしょうか?

また、トラックがバックするときに流れる「バックします、ご注意ください」という音声が、ガッツ石松には、「ガッツ石松、50円ください」と聞こえるのだとか。くだらないと言ってしまえばそれまでですが、これも過去にガッツ石松が流行らせた名言?と言えるでしょう。

プロボクサーとして一時代を築いた後も、タレントや俳優として活動してきたガッツ石松ですが、2017年に、また新たなことにも挑みました。それは、8月14~18日に放映されるNHK Eテレの子供向け哲学番組「Q~こどものための哲学~」で、モデルで女優の本田翼とともに人形劇の声優に初挑戦しました。

7月27日の番組の会見に出席したガッツ石松の口からは、またもや名言、いえ哲学が飛び出しています。曰く、「若い人によく言うんだけど、何も考えないことがかっこいい。青春とはなんぞや。何も考えないことだ」。相変わらずガッツ石松ワールドは全開の様子。これからも、多方面で間違いなく楽しませてくれそうです。

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