銀粉蝶の芸名の由来とは?小柳ルミ子にも負けないアーセナルの熱烈なファン!

銀粉蝶の「TRICK」や大河ドラマなどの代表作は?舞台にも続々出演!

銀粉蝶の「TRICK」や大河ドラマなどの代表作は?幅広い役柄を演じる秘訣は?

銀粉蝶(ぎんぷんちょう)は、ドラマや舞台で活躍しているベテランの女優です。人気ドラマ「TRICK」では犯人役で出演し、代表作と言っても良いほど視聴者に強い印象を残す演技を見せました。銀粉蝶が出演したのは、「TRICK」第二期の「100%当たる占い師」の回。巷で的中率100%と言われるほどに有名な占い師・鈴木吉子役でした。

「TRICK」には毎回手強い敵が登場しますが、この鈴木吉子は、主人公の山田奈緒子(仲間由紀恵)と上田次郎(阿部寛)を最も追い詰めた敵の1人と言われています。一転して、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」では、奥御殿の長州藩奥御殿総取締役である園山役を重厚に演じている銀粉蝶。

映像作品以外に、舞台にも多く出演していますが、舞台と映像作品では、特に演じ方に差はないとか。役作りも、イメージを膨らませる以外は特に何もせず、稽古の積み重ねで定めていくそうです。そのような柔軟性が、幅広い役柄を自然に演じ分ける高い演技力に繋がっているのかも知れません。

銀粉蝶は舞台にも続々出演中!華麗なる受賞歴は?

銀粉蝶は、1983年に「竜二」で映画デビューを果たし、それ以来、数々のテレビや映画に出演し続けていますが、もともとは舞台女優としてキャリアをスタートさせました。1981年には、劇作家で後に夫となる生田萬と共に、劇団「ブリキの自発団」を創立し、劇団のメインを張っていた銀粉蝶。「エデンの東」「三文オペラ」「リア王」など数多くの舞台に出演する中で高まっていったのは、情感のある演技が魅力だという評判です。

実際、2010年には、舞台「かたりの椅子」「ガラスの葉」で、第18回読売演劇大賞「優秀女優賞」を受賞するなど、その演技力は高い評価を得ています。2016年は、野田秀樹脚本・演出で話題となった「逆鱗」に出演。2017年に入ってからも「鯨よ!私の手に乗れ」や「上を下へのジレッタ」へ出演するなど、舞台作品にも精力的に出演し続けています。

銀粉蝶の芸名の由来や若い頃をおさらい!アーセナルの熱烈なファンだった!

銀粉蝶の芸名は昔演じた役柄が由来?若い頃をおさらい!

銀粉蝶は、1952年5月13日生まれの65歳で、栃木県塩谷郡出身です。青山学院女子短期大学在学中に、劇団「魔可魔可」にてヒロイン役でデビューし、劇団の看板女優として活動していました。本名は吉田輝子と言いますが、”銀粉蝶”という芸名は、若かりし頃に演じた役柄からきていると言います。

主人公を演じた女性が、金鳥蚊取り線香を体に巻き付ける役を演じたことで役名を「金粉蝶」とし、その妹役を演じたことで「銀粉蝶」になったとか。その後も芸名として銀粉蝶の名を使い続けているのですから、その役によほどの思い入れがあるのかもしれませんね。

銀粉蝶の素顔はアーセナルの熱烈なファンだった!小柳ルミ子にも負けていない!

銀粉蝶は、イングランドプレミアリーグのサッカー観戦にハマっており、特にお気に入りなのがアーセナルだそうです。NHKのスタジオパークに出演し、プライベートではまっていることについて質問を受けると、アーセナルについて、まるで水を得た魚のように熱く語っていた銀粉蝶。

たまたまテレビを見ている内に、イングランドプレミアリーグの試合運びのスピーディさに惹かれ、いつの間にかファンになっていたと言います。アーセナルの中でも特にお気に入りの選手は、2003~2011年まで活躍したセスク・ファブレガス。予想を上回るプレーをするところが魅力だと語っています。芸能人でサッカー通と言えば、ワールドカップを全試合見たという小柳ルミ子が有名ですが、語りだすと止まらないサッカー愛の深さは、銀粉蝶も負けていないようです。

銀粉蝶が出演するオリジナルミュージカル「百鬼オペラ『羅生門』」とは?その魅力について!

銀粉蝶は、2017年9月から公演が始まるオリジナルミュージカル「百鬼オペラ『羅生門』」に出演することが決定しています。芥川龍之介の名作「羅生門」をベースに、「藪の中」「蜘蛛の糸」「鼻」といった芥川龍之介の他の作品の要素も取り入れた異色の構成で、奇想天外な世界観が繰り広げられるという「百鬼オペラ『羅生門』」。脚本は、2016年に鶴屋南北戯曲賞を受賞し、今最も勢いのある長田育恵が担当します。

メインキャストは、「羅生門」の下人に柄本佑、下人が象徴している芥川龍之介に多大な影響を与える女性に満島ひかり、いつも下人と対峙している男役に吉沢亮が。銀粉蝶をはじめ、田口浩正や小松和重など個性豊かなキャストが脇を固めるほか、日本を代表するダンサーたちが百鬼として舞い踊り、舞台を鮮やかに彩ります。

演出や美術、衣装などは、ミュージカル「100万回生きたねこ」で観客に驚きと感動を与えたイスラエル人のインバル・ピントとアブシャロム・ポラックが担当。そのため、日本文学に題材をとりながらも、新しい芥川龍之介作品の魅力が浮かび上がるミュージカルになるのではないでしょうか。「羅生門」をベースに、他の芥川龍之介作品のエッセンスも取り入れているという実験的なコンセプトは、「最後のアングラ女優」の異名を持つ銀粉蝶にピッタリと言えるかも知れません。

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