はるな愛は現在、飲食店を経営!たこ焼き屋に子供の絵があるワケ
◆出身:大阪府
◆身長:164cm
◆血液型:O型
◆所属事務所:サンズエンタテインメント
はるな愛の実家はお好み焼き屋だった!本人が経営する店は?
タレントのはるな愛(はるなあい)は、2008年にブレイクして以降数、多くのテレビ番組に出演していました。当時と比較するとテレビで見かける機会は減った印象があるはるな愛ですが、近年はマルチに活動しています。
2021年8月に開催された東京パラリンピック開会式では、ダンスを披露し話題に。2022年1月公開の映画「mama」で初の映画監督に挑戦しているほか、同年9月には新曲「キミトワタシ」をリリースしました。
その一方で実業家としても成功しており、過去にはバーを経営。現在は三軒茶屋でたこ焼きバー「たこはる」と沖縄料理を中心とした居酒屋「よんなー酒場」、八幡山で鉄板焼き&お好み焼きの店「大三」と3店舗を運営しています。
実家は大阪でお好み焼き屋を営んでいたため、実業家として飲食店を経営することに決めたのも、実家の影響があるのかもしれません。
はるな愛が子供食堂を始めたきっかけは?
はるな愛は2017年3月より自身の店で、貧困に苦しむ子供たちに無料で食事を提供する「子供食堂」の活動を始めました。
幼い頃、実家が裕福ではなく苦労したというはるな愛。電気やガスが度々止まり、借金取りが家に来たことも。ツナ缶をすき焼き風に調理したおかずが、ご馳走でした。そんな生活の救いになったのは、おすそ分けも多かった温かな近所付き合いです。
はるな愛は雑誌「CHANTO」のWebサイトで2022年3月に公開されたインタビューで、自身の経験から子供たちに対して「希望を持ってほしい」と考え、子供食堂を始めたことを明かしています。
コロナ禍においてもイオンから提供された食品を配るなど、状況に応じた形で活動を継続。経営するたこ焼きバー「たこはる」では、子供たちのたこの絵とたこ焼きを交換しており、店の壁に飾られています。
はるな愛は、子供食堂を始めたことで学校や家庭に居場所がない子供だけでなく、大人も温かい空間を求めていることに気付いたといいます。いつの日か、はるな愛の提供した食事に心を救われた人が、次の世代に手を差し伸べるようになるのではないでしょうか。
はるな愛は飲食店に救われた?ターニングポイントは夜の街に
はるな愛をいじめから救った「冗談酒場」
はるな愛は中学校進学後、壮絶ないじめに遭っています。体育館の用具室で髪の毛を掴まれ、口に石灰を押し込まれるといった陰湿な行為を受けるも、両親には打ち明けられませんでした。
いじめに耐える日々が続くも、3年生の時に転機が訪れます。当時、両親が一時的に経営していたナイトラウンジの常連に連れられ、心斎橋のショーパブ「冗談酒場」へと足を踏み入れたはるな愛。きらびやかな世界に魅了され、「早乙女純」という源氏名で働き始めました。
社長など社会的地位の高い人物も相手に接客しながらお金を稼ぐことで自信がつき、周囲から見ても変化があったのか、いじめられなくなったといいます。
その後、高校に進学しますが、中退してショーパブ「Tootsie」に勤務。はるな愛にとって、学校という空間よりも、店が心地よい居場所であったことがうかがえます。
はるな愛がチャンスをつかんだバー!藤原紀香と深い縁
芸能界入りを目指して上京したはるな愛。当初は仕事に恵まれない日々が続きましたが、自分の店を出店したことがターニングポイントになります。
定員7名の小さなバーながら数多くの芸能人が訪れ、常連客だったほっしゃんこと星田英利に告白されたという逸話も。今でも仲の良い藤原紀香も、はるな愛の店にハマった客の1人でした。
はるな愛は、2007年に開かれた藤原紀香の結婚披露宴の二次会で、口パクによる松浦亜弥のものまね「エアあやや」を披露したことをきっかけに、「あらびき団」に出演。その後の大ブレイクへとつながりました。はるな愛はバーという自分の城を作ったことで、成功を呼び込んだといえるでしょう。
はるな愛のプロデュース力に目を見張る!タレントでの成功もセンスの賜物?
はるな愛はプロデューサーとしての顔も持っており、各分野でその手腕を発揮しています。
2015年には「バリバラ!」の企画で「バリアフリーコレクション」を開催。東京文化服飾専門学校の講師らと協力し、車椅子ユーザー向けの衣装などをプロデュースしました。2020年には古巣である「冗談酒場」のショーも手掛けています。
美容分野では、エステサロン向けの化粧品ブランド「JACSKIN」をプロデュースし、韓国の老舗化粧品メーカー「タレントコスメ」との共同開発が話題に。2021年から、老舗染メーカー「游洛庵」の着物ブランド「haruno」のプロデュースも開始しています。
芸能やショービズだけではなく、商品開発の分野でも素晴らしいセンスを発揮しているはるな愛。現在のポジションも、その高いプロデュースセンスによって自身の才能の売り方を調整できたからこそ、得られたものといえるのではないでしょうか。
また、タレントとしては全盛期と比べるとテレビ出演は減少したものの、東海圏などで多数のレギュラーを持ち、CMに出演するなど現在も活躍しています。タレントを軸に、敏腕実業家やプロデューサーとしても活躍していく姿を、今後も見守っていきたいですね。