橋下徹の「新番組」の注目度!羽鳥慎一アナとの相性は?

橋下徹の「新番組」でも論破炸裂?羽鳥慎一アナとの相性は?

橋下徹の「新番組」に論破炸裂を期待するファン落胆?プレ特番の視聴率は?

橋下徹がレギュラー出演する「新番組」の4月スタートに先駆け、3月23日に、お試し特番「橋本×羽鳥の新番組始めます!」が放送されました。タレント弁護士時代から、歯に衣着せぬ発言でバラエティを沸かせてきた橋下徹。政治家時代の公開ディベートやマスコミ対応などでも、攻撃的な論破戦を繰り広げてきた人物が8年ぶりにテレビに帰ってくるとあって、4月からの番組指針が、ロケ・討論・対談の3企画から1つに絞られる場となる特番は、非常に高い注目を集めていました。

ところが特番の平均視聴率は橋下徹関西で14.6%、関東で9.9%と思ったほど伸びませんでした。視聴者からは「関西限定だった橋本節が全国区に広がっていくのでは?」「ホリエモンとの絡みが良かった」という好意的な意見も寄せられましたが、全体的に目立ったのが「橋下徹ぬるい」と落胆する声。関係者からも「政治的な発言は控えるのは分かっていたが、無難すぎた」と厳しい指摘が聞かれました。

橋下徹は「新番組」で爽やか過ぎる羽鳥慎一アナと並びたくない?

橋下徹と「新番組」を共にする羽鳥慎一アナは、早稲田大学政治経済学部時代の同級生ですが、学生時代から人種が違ったためか、全く面識がなかったといいます。「新番組」の特番でも、橋下徹と羽鳥慎一アナの母校である早稲田大学や大学周辺の思い出の場所を巡るロケの様子が放送されました。しかし、つい先日まで強面政治家だった橋下徹は、収録前から「羽鳥慎一アナは爽やか過ぎて並ぶのもイヤ」と漏らしていたのだとか。

やや達観じみ、すっかり大人しくなった橋下徹は、大学時代の同級生に学生時代の恥ずかしすぎる写真や動画を提供・公開されて、「テンションが下がりました」とさらに意気消沈。しかし、そこで間髪入れずくだけたツッコミを入れる羽鳥慎一アナとの相性は、悪いというわけではなさそうです。

政治的発言を控えていたはずの橋下徹も、時折「○○新聞の記者ならキレる」など、マグマを沸々させる場面も見られました。放送回が進んで2人が慣れ親しむうちに、橋下徹の口撃も噴火していくのではないでしょうか。

橋下徹政界引退後に「橋下ロス」現象がおきている!弁護士活動も再開?

橋下徹政界引退後に「橋下ロス」現象!やめてしまうには惜しすぎる!?

橋下徹政界引退後に「橋下ロス」現象がおきていることをご存じでしょうか。全身全霊で臨んだ「大阪都構想」をめぐる住民投票で敗北した橋下徹は、大阪市長を任期いっぱいで退くと同時に、政界引退を表明しました。強烈な推進力と突破力で「地方から国を変える!たたきつぶす!」と息巻いていた橋下徹の政界引退宣言には、多くの政治家や文化人、芸能界から「政治家を辞めることは反対」「そうは言っても戻って来るよ」と期待をにじませる声が当初からありました。

「辞めないで」「大阪都構想にもう一度挑戦を」「首相を目指して」など、政治家・橋下徹復活を望む意見は、橋下徹という「大阪の顔」が姿を消した大阪ばかりでなく、全国区に広がっています。現役時代の橋下徹には批判や不支持の声も多く上がっていましたが、改革に向ける強い意思とアイディア、メディア扇動術に卓越した不世出のリーダーがいなくなった喪失感は、あまりにも大きすぎたようです。

橋下徹政界引退後に弁護士活動も再開していた!政界復帰は望めない?

橋下徹は、大阪都構想を巡る住民投票で敗れた後の会見で、「テレビ出演で名前を売ると、弁護士活動に活かせるから」という理由で、タレント活動と弁護士活動への復帰を示唆していました。「そうは言ったものの、政界復帰しないはずがない」と騒いでいたのは周りだけで、橋下徹は「新番組」でタレント活動を開始。大阪市長任期満了の2015年12月の段階で「橋下綜合法律事務所サイト」をリニューアルしています。

弁護士の実務としては、政界引退と同時に橋下徹が率いた「大阪維新の会」の法律政策顧問に就任したことも明らかにしています。2016年夏の参議院選挙が、衆議院同時選挙だった場合には、橋下徹に出馬のチャンスありとも見られていましたが、実際にタレント活動と弁護士活動を開始したばかりの橋下徹が後戻りすることなどあるのでしょうか。

橋下徹の「新番組」出演は政界復帰のため?新たな改革が進行中?

橋下徹の雄姿が政界から消えた今、4月から放送される「橋下×羽鳥の新番組(仮)」でかつての勢いにお目にかかりたかった橋下ロスの人々。彼らは、有権者の代表として挑んだ大阪改革に続き、「視聴者の代表として政治経験を活かしたい」と、MCに意気込みをみせた橋下徹が、このまま埋没していくとは思っていないはずです。橋下徹のタレント活動開始に「有権者に拡がった橋下アレルギーを払拭して政界に戻る準備」との見方がいまだくすぶっているように、常に橋下徹には「次はどんな大胆な布石を打ってくる?」という期待感を抱かずにはいられません。

政治家になった橋下徹は、これまでのチャラ弁護士の雰囲気を一変させ、かつてないほどの強硬的な論破戦で有権者を驚かせました。嫌われてなんぼと言わんばかりでしたが、そこには必ず緻密な扇動術が存在したのは間違いありません。こうした手法について、マツコ・デラックスは「相手を怒らせ、反論させたところをぐうの音もでない理屈で叩き潰し民意を従わせるというのが、橋下徹の論破術」と説きました。

それによって賛否両論ある大阪都構想が、さも正しいことのように見えてしまうという寸法です。ただ、いくら法案を詳しく説明されたところで、一般人は正しいか正しくないかを判断するだけの手段を持たず、改革たるものやってみなければ分からないところがあります。それを「俺に任せろ!」と啖呵が切れるた橋下徹は、確かに政界にあるべき人なのかもしれません。そんな橋下徹は、政治家時代からメディアの在り方に反感を露わにしてきました。もしかすると「新番組」では、橋下徹が考える”日本という国が正しい方向に進むためのメディア改革”が水面下で進行している可能性もありますね。

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