東野圭吾のおすすめミステリー書籍ランキング!原作の映画は大ヒット作ばかり!

東野圭吾のおすすめミステリー書籍ランキング!「手紙」「秘密」他ドラマ化作品は?

東野圭吾のおすすめミステリー書籍ランキング!直木賞受賞作や人気シリーズも!

東野圭吾(ひがしのけいご)は、次々とベストセラーを生み出す人気作家。そんな傑作揃いの東野圭吾のミステリー書籍の中から、おすすめ作品をランキング形式で紹介しましょう。

第1位は、直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」です。天才数学者による完全犯罪を描くガリレオシリーズの3作目で、映画化もされています。第2位は、互いを守るために罪を犯してしまった少年と少女の悲しい軌跡を描く「白夜行」です。第3位は、東野圭吾がデビュー2作目から書き続けている加賀恭一郎シリーズの8作目にあたる連作短編小説「新参者」。東野圭吾の構成の妙が光る作品となっています。

東野圭吾の「手紙」「秘密」他ドラマ化作品は?月9ドラマも!

ミステリー小説の傑作を次々と生み出している東野圭吾の作品は、これまでいくつも映像化されてきました。東野圭吾が作家としてブレイクするきっかけにもなった「秘密」は、1999年に、広末涼子と小林薫を主演に迎えて映画化されています。実は東野圭吾自身も、大学の教員役としてカメオ出演していました。さらに2010年には、志田未来と佐々木蔵之介コンビでドラマ化もされています。

一方、福山雅治主演で話題となった月9ドラマ「ガリレオ」シリーズも東野圭吾の作品が原作で、第2シーズンまで制作された他、劇場版「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」の2作が作られるほどの人気となりました。犯罪加害者家族の苦悩を描く「手紙」はこれまでに2回も舞台化されている他、亀梨和也主演で2018年冬にスペシャルドラマ化される予定です。

東野圭吾原作の映画は大ヒット作ばかり!人気シリーズ主人公・加賀恭一郎が登場する作品は?

東野圭吾原作の映画は大ヒット作ばかり!福山雅治と堤真一の共演も!

ドラマ化された作品はもちろん、映画化された作品も多い東野圭吾。ベストセラーの映画化とあって、東野圭吾原作の映画は大ヒット作ばかりです。山田孝之主演の「手紙」は12億円、福山雅治と堤真一の共演が話題となったガリレオシリーズの映画化作品第1弾「容疑者Xの献身」は、なんと49億円を超える興行収入をあげています。ガリレオシリーズの映画化第2作目「真夏の方程式」も、福山雅治演じる主人公・湯川学の相棒役が柴咲コウから吉高由里子に変更されたにもかかわらず、大ヒットしました。

東野圭吾の人気シリーズ主人公・加賀恭一郎が登場する作品は?

東野圭吾作品の中でも人気の高いものに、加賀恭一郎シリーズがあります。シリーズ第1作は「卒業―雪月花殺人ゲーム」。主人公の加賀恭一郎は国立大学の学生として登場し、華麗に謎を解き明かします。シリーズ2作目からは加賀恭一郎が刑事となり、バレエ団を舞台に描かれる「眠りの森」や、シリーズ3作目「どちらかが彼女を殺した」などで名推理を披露。シリーズ8作目の「新参者」は、阿部寛主演でドラマ化もされました。

ドラマのヒットを受けて制作された加賀恭一郎シリーズの劇場版は「麒麟の翼」と、続編にあたる「祈りの幕が下りる時」の2作。どちらも15億円を超える興行収入を記録する大ヒット作品になりました。

東野圭吾にも不遇の時代があった!?作家デビュー30周年記念作品が映画化決定!

日本を代表する人気作家・東野圭吾のデビューは、1985年にさかのぼります。1958年生まれで2018年に還暦を迎えた東野圭吾が作家デビューしたのは27歳の頃でした。

東野圭吾は、大阪府生野区出身です。1981年に大阪府立大学を卒業後、日本電装株式会社(現在のデンソー)に入社。技術者として働きながら小説を執筆し、1985年に「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞してデビューを果たしました。翌1986年には会社を辞めて専業作家となり、東京へ移住。現在の人気作家ぶりからは想像もつきませんが、デビューから10年ほどは、めぼしいヒットに恵まれない不遇の時代が続きます。文学賞にも何度もノミネートされますが、受賞には至りませんでした。なかなか日の目を見ない時代を経ながら、1998年に発表した「秘密」がようやくヒット。これを契機に、人気・知名度ともに上昇し始め、2006年には「容疑者Xの献身」が直木賞を受賞。人気作家への仲間入りを果たしていきます。

そして2015年には、作家デビュー30周年を記念した作品「人魚の眠る家」を発表。この作品は、娘の小学校受験の終わりを待って離婚することを決めていた播磨和昌と薫子夫婦のもとに、娘がプールで溺れて意識不明の重体、いわば脳死のような状態に陥ったという報せが入るところから始まります。一度は娘の死を受け入れた夫婦。しかし、思いもよらない方法で娘を取り戻そうとし、その狂気のような願いが周囲を巻き込んでいきます。このように、生と死という重く難しいテーマを扱いながら、多くの人の感動を呼んだ小説「人魚の眠る家」の映画化が決定!公開予定は、2018年11月と発表されています。

娘の死に抗おうとする播磨夫婦には、初共演となる篠原涼子と西島秀俊がキャスティングされました。娘の延命治療にかかわる研究者・星野祐也を演じるのは坂口健太郎。星野の恋人である真緒を川栄李奈が演じます。ヒットメーカー東野圭吾作品を担うのにふさわしい演技派俳優が揃った本作。播磨夫妻の娘に対する狂気のような愛が、やがて星野と真緒カップルの運命をも狂わせていくところも、映画で見逃せないポイントとなるでしょう。東野圭吾の作家生活30周年を記念した作品「人魚の眠る家」の映画版も傑作となっているのか、ぜひ劇場でお確かめください。

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