平石洋介の現役時代の成績や年俸は?東北楽天イーグルス監督としての手腕はいかに?!

平石洋介の現役時代の成績や年俸は?PL学園で「10番目の選手」として活躍!

平石洋介は東北楽天イーグルス生え抜きの選手だった!現役時代の成績や年俸を調査

2019年シーズンから東北楽天イーグルスの監督に就任することが決定し、注目の的となってる平石洋介は、1980年4月23日生まれで大分県出身です。小学校6年生の頃に大阪に移った後は、PL学園、同志社大学と名門校で野球を続けた後、トヨタ自動車に入社して社会人野球でもプレーしました。

2004年にドラフト7巡目で東北楽天イーグルスに入団した際は、契約金4000万円、年俸は1000万円ほどだったと伝えられています。2011年に引退するまでの現役時代の通算成績は、122試合に出場し、打率.215、1本塁打、10打点、4盗塁と思ったような成績を残すことは叶わず、年俸も800~1000万円ほどを推移していたようです。

東北楽天イーグルス生え抜きの選手として、7年間プレーした平石洋介。野球選手としては短命ではありましたが、東北楽天イーグルス一筋でプレーした年月は、平石洋介の貴重な財産になっていることでしょう。

平石洋介はPL学園で「10番目の選手」として活躍!ボーイズリーグ関西選抜では世界一に!

小学生の頃から、すでに地元でも評判の野球少年として注目されていたという平石洋介。そこで、少年野球の強豪チームとして有名な「八尾フレンド」(現・大阪八尾ボーイズ)でプレーすることを勧められ、子供ながらに大決断をし、大阪へ引っ越しました。

「八尾フレンド」は、PL学園OBで読売ジャイアンツやメジャーでも活躍した桑田真澄投手らを輩出した強豪チーム。厳しい練習の成果もあって、平石洋介は関西選抜チームの副主将を務め、世界一を経験するまでになりました。その後、「八尾フレンド」でチームメイトだった日本テレビの上重聡アナウンサーと共にPL学園高等学校に進みます。高校1年生の頃には肩の負傷による手術を受けるなど、思うようにプレーできない日々も経験した平石洋介でしたが、3年生の時には主将を務め、チームの精神的支柱となる存在へと成長を遂げました。

最後の甲子園となった1998年夏の大会の準々決勝では、怪物・松坂大輔を擁する横浜高校と対戦。今も語り継がれている延長17回、3時間37分の大激闘を繰り広げています。平石洋介はこれまで培った洞察力を買われ、「10番目の選手」とも言われる三塁コーチャーとしてグラウンドに立ち、8回には代打で出場。試合は惜しくも7-9と敗戦しベスト8となりましたが、「10番目の選手」としてチームに大いに貢献しました。

平石洋介は美人妻と結婚、3児の父親に!シーズン途中で監督代行を任せられて奮闘

平石洋介は美人妻と結婚、3児の父親に!娘と息子に囲まれたイクメンパパ!

平石洋介は2005年12月、24歳の時に結婚しています。妻となったのは、一般女性の田中良子さん。イケメン野球選手として女性ファンも多かった平石洋介ですが、ブログの写真を見ると妻も美人なのでお似合いです。現在は1男2女に恵まれ、3児の父親になった平石洋介。息子や娘たちに囲まれて、イケメン野球選手からイクメンパパに変身!といったところでしょうか。

遠征で家を留守にすることが多いため、家にいる時は積極的に育児をしているという平石洋介ですが、3人の子供をお風呂に入れたところ末っ子が湯船で溺れかけ、大声で妻に助けを呼んだこともあったとか。「(妻は)毎日、こんな大変なことをしているのか……」と、改めて感謝したというイクメンパパならではの幸せエピソードもあります。

平石洋介はシーズン途中で監督代行を任せられて奮闘!なぜ急きょ監督代行に?!

平石洋介は引退した翌年となる2012年に、東北楽天イーグルスの育成コーチおよび2軍外野コーチに就任しました。2014年には、1軍打撃コーチ兼走塁コーチ、2015年は2軍監督に就任しています。

2018年シーズンは1軍ヘッドコーチ兼打撃コーチに異動となりましたが、6月16日の対阪神タイガース戦を最後に梨田昌孝監督が電撃辞任をしたため、急きょ監督代行を任せられることに。梨田昌孝前監督は開幕から低迷し、借金20となった成績の責任を取る形で、シーズン途中での辞任を決意したとのことでした。辞任に際しては「借金20はひどい数字。仙台では7勝24敗。本拠地で勝てないのは監督の責任」とコメントしています。

こうして、シーズン途中でチームを去った梨田昌孝前監督の後を引き継ぐ形で、若き監督代行、平石洋介が誕生。借金20を抱える最悪のスタートとなりましたが、シーズン終了後は、35勝40敗2分けまでなんとか持ち上げるという奮闘を見せました。

平石洋介が東北楽天イーグルス来季監督!「松坂世代」初の監督就任に高まる期待

2018年シーズンは、35勝40敗2分でパ・リーグ最下位となった東北楽天イーグルスで監督代行を務めた平石洋介が、来季から監督に昇格・就任することが発表されました。9月1日に就任した石井一久ゼネラルマネージャーに要請され、合意したとのことです。球団創設15年目となる東北楽天イーグルスで、チーム生え抜きのOBが監督に就任するのは初めて。加えて、38歳での監督就任は球団史上最年少となります。「松坂世代」の選手としても初の監督就任となることもあり、来季の平石洋介の手腕にはいやがうえにも期待が高まるというものでしょう。

1月に急逝した星野仙一前副会長の後継としてチーム編成を一任された石井一久ゼネラルマネージャーは、監督昇格の理由について「2013年に日本一を達成した時と、低迷した時期の両方を経験していることが今後に生かされる」とコメント。平石洋介の経験値がチームの立て直しには欠かせないと判断したことを明かしています。今季は監督代行として若手の積極的な起用などで監督としての手腕を発揮したことはもちろん、「絶対に選手を見捨てない人」と選手からの人望も厚い平石洋介。高校時代、そしてプロとしても辛酸を舐めた経験がある平石洋介ならではの戦いを期待したいですね。

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