石川駿の体幹を意識した打撃に期待！年棒や成績は？石川昂弥入団で競争が激化

石川駿のプロフィールを紹介！

石川駿が高校からプロの道に進まなかったワケとは？

石川駿（いしかわしゅん）は、滋賀県草津市出身のプロ野球選手。中日ドラゴンズの内野手として活躍しています。そんな彼が石川駿が野球を始めたのは小学生の時。中学まで、地元の少年野球チームに所属していました。

中学を卒業後、滋賀県立北大津高校に進学した石川駿は硬式野球に転向し、1年の夏からレギュラー入り。2年になると4番を任され、春のセンバツに出場しました。残念ながら甲子園は初戦敗退に終わりますが、この年の夏からは主将を務め、近畿大会でベスト8に進出。3年の春に再び選抜出場を果たしました。

高校時代、石川駿は通算49本塁打の記録を残しましたがプロ志望届を出さず、明治大学政治経済学部に進学。大学野球でも活躍が期待されました。しかし、明大進学後の彼は3年まで毎年のように怪我や故障に苦しみ、リーグ戦にようやく出場できたのは4年の春でした。

社会人野球では打率4割超え！

初めてのリーグ戦でレギュラー入りし、打率も3割を超えた石川駿は3年間の不調を取り返す活躍を見せるかと思われました。ところが秋になると再びケガに悩まされ、わずか5試合の出場に終わった石川駿はここでもプロ志望届を出すことなく、JX-ENEOSに入社。社会人野球に進みます。

社会人野球では都市対抗野球大会で4割を超える打率をマークし、新人賞にあたる若獅子賞や大会優秀選手の二塁手部門を受賞する活躍を見せた石川駿。2014年9月に行われた仁川アジア大会の野球日本代表にも選ばれ、同年のプロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズから4位指名を受けてプロ入りを果たしました。

中日ドラゴンズに入団してからの石川駿は怪我や故障で苦しむ時期がありましたが、2019年11月26日にNPB AWARDSに初めて参加し、ウエスタン・リーグの首位打者と最高出塁率、優秀選手賞を受賞。2020年、ドラゴンズで期待される選手の1人です。

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石川駿の体幹を意識した打撃に今後は期待！

ドラ1・石川昂弥の入団に石川駿は？

中日ドラゴンズは、3球団が競合した末にドラフト1位指名した東邦高校・石川昂弥と2019年11月1日に入団仮契約を結んでいます。ドラフト前から注目を集めた石川昂弥の入団に、石川駿は「気にせず、やることは変わらない」と落ち着いたコメントを残しています。2人とも内野手としてプレーする選手だけに、石川昂弥の加入でポジション争いが激化することは間違いありませんが、石川駿は周りを意識するよりも自分の技術を磨くことに専念しているようです。

現在の石川駿は、今までとは違う体幹を意識した打撃の練習に取り組んでいるといい、その理由について「今までの打ち方だと限界を感じた」と明かしています。自身の打撃をひたすら磨く石川駿には、多くのファンから期待が寄せられています。

2019年11月26日にウエスタン・リーグで首位打者に輝き、表彰された時も「ファームでこういう成績を残せても、プロ野球は一軍で成績を残せてナンボ。来年はバッティングでアピールして、今年二軍でできたことを、来年は少しでも一軍の舞台でできるよう頑張りたい」と語り、あくまで一軍の舞台で活躍することが真のスタートであるとの考えを示しています。

自分にストイックで努力家な石川駿ですから、来年はさらにバージョンアップした姿で活躍してくれるのではないでしょうか。

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石川駿の年棒や成績は？

ファーム首位打者獲得で今後の成績に期待！

石川駿の年俸はプロ1年目の2015年に1000万円からスタートし、2016年は250万円マイナスの750万円、2017年と2018年は650万円、2019年と2020年は600万円と推定されています。

不運にも怪我や故障で実力を発揮できない時期もありましたが、2018年のシーズンオフに行われた契約更改交渉で過去最も低い年収となる600万円でサインした際には「契約して頂いただけで納得。毎年、毎年、期待に応えられていない。二軍でやってきたことを来年に活かしいかしたい」来季に向けた意気込みを語っています。

2019年はウエスタン・リーグ首位打者に輝き注目を浴びた石川駿。この勢いで今後も素晴らしい活躍を見せてくれることに期待したいものです。

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