2017年7月6日 更新
本田圭佑が天才と呼ばれた時代!出身校やプロフィールは?
本田圭佑は努力の天才!才能が開花したのは星稜高校時代だった!
本田圭佑は、日本サッカー界屈指の攻撃的な中盤の選手。イタリアの名門クラブACミランとの3年契約が満了した現在、次の移籍先が注目されています。本田圭佑は、プレーだけでなく、独特のファッションや、歯に衣着せぬ発言で世間の注目を集めてきました。
そんな彼が、「天才」として世間から注目されるようになったのは、意外にも高校生になってからです。中学時代には、ガンバ大阪のジュニアユースに所属していましたが、その上の世代のユースチームへ昇格できませんでした。これは、本田圭佑にとって大きな挫折となります。とはいえ、当時からパスセンスには定評があった本田圭佑は、パスサッカーを身上とする石川県の強豪、
「絶対にプロになって世界でプレーする。プロになるまで地元には帰らない」と決心した本田圭佑は、人格者の河崎護監督のもと、サッカー漬けの毎日を送ります。真剣すぎるゆえにチームメイトと衝突することも日常茶飯事でしたが、とにかく努力の虫だった本田圭佑。その努力は、高校の3年生の時にようやく実を結びます。第83回全国高等学校サッカー選手権大会で中心選手としてベスト4進出に貢献し、年代別日本代表にも選出され、複数のJリーグクラブから誘いを受けるまでになりました。
本田圭佑の気になるプロフィールは!?出身校や所属チームをおさらい!
本田圭佑は、1986年6月13日に、大阪府摂津市に生まれました。家族は、兄が1人で、両親は小学校2年生の時に離婚。父に引き取られた本田圭佑は、この時期からサッカーを始めます。入団したのは地元の摂津FCでした。摂津市立第四中学校へ進んだ本田圭佑は、部活には入らず、ガンバ大阪ジュニアユースに所属。パスとドリブルセンスには目を見張るものがありましたが、足の遅さと持久力のなさという短所は最後まで克服できませんでした。
加えて、後に日本代表となる家長昭博、安田理大、東口順昭などが台頭していたこともあり、ユースチーム昇格のチャンスを逃します。その後に進んだ星稜高校で頭角を現すと、Jリーグの名古屋グランパスエイトに入団します。3年後に、初の海外移籍となるオランダのVVVフェンローへ。さらにその後は、ロシアのCSKAモスクワ、イタリアのACミランと、ヨーロッパのクラブチームを渡り歩いています。
そんな本田圭佑を支えているのは、妻と2人の子供たちです。2008年に、高校時代から付き合っていた保育士の美佐子さんと結婚し、2012年に長男、2014年に長女が誕生しています。本田圭佑は、家族についてなどのプライベート情報をオープンにしていないため、まだ幼い長男を抱いて帰国しただけで、多くの報道陣が殺到しました。
本田圭佑のACミランでの評価や年棒!レアル移籍は実現する?
本田圭佑のACミランでの評価や年棒は?
本田圭佑は、イタリアの名門クラブ・ACミランで、自らエースナンバーの10番を希望して、3年半プレーしました。ACミランの10番と言えば、欧州を代表する天才プレーヤーたちが背負ってきた番号です。しかし、本田圭佑の活躍は、それまでの10番とはほど遠く、イタリアメディアからは「ティフォージ(サポーター)から愛されなかった」と酷評されています。とはいえ、本田圭佑が、不運だったことも事実でしょう。
本田圭佑の加入する直前の2010年頃から、ACミランは、財政状況が悪化し、補強費をあまりかけられなくなっていました。それまではイタリアリーグ・セリエAで、5年連続3位以内に入っていたACミランですが、本田圭佑が途中加入した年からは、8位、10位、7位、6位と低迷。監督交代も多く、その都度戦術が変わったことも、チームの低迷に拍車をかけました。本田圭佑のACミランでの年俸は、3億円前後と推定されています。CMやスポンサー契約などを合わせると、年収は軽く5億円を超えるとも言われていますから、やはりサッカーは夢のあるスポーツと言えそうです。
本田圭佑の最終目標はレアルマドリードの10番!移籍の可能性は!?
本田圭佑は、サッカー選手としての最終目標を、「レアルマドリードの10番を背負ってプレーすること」と述べていました。レアルマドリードは、スペイン1部のサッカークラブで、「銀河系軍団」と呼ばれる世界的にも有名な名門中の名門クラブです。ブレない男・本田圭佑だけに、今もその情熱を持ち続けていることに変わりはありませんが、30歳を超え、サッカー選手としてピークを過ぎつつある年齢での移籍は難しいと言わざるを得ません。仮に移籍できたとしても、試合の出場はかなり限定的なものになるでしょう。
しかし、本田圭佑のレアルマドリード移籍可能性が0と言うには尚早です。現在、ACミランの次の移籍先としては、スペインとイングランドのチームが有力視されています。もしも、スペイン移籍を果たして、スペインリーグでインパクトを残すような成績を残したならば……10番はともかく、本田圭佑がレアルマドリードのユニフォームに袖を通すこともあるかもしれません。
本田圭佑がロシアW杯への意気込み激白!目標は変わらず優勝!
本田圭佑にとっては、W杯も大きな意味を持ちます。W杯は、4年に1度開催されるサッカーの国際大会ですが、次の2018年ロシア大会が、本田圭佑にとって最後のW杯になる可能性が高いとみられています。今まで2度出場したW杯には、それぞれ「優勝する」と公言して臨んできた本田圭佑。2017年6月18日に千葉県で行われたイベントで、1年後に迫った2018年のW杯の目標について聞かれた際は、「相手がブラジル、ドイツ、スペインであろうと絶対に勝つ」と、「優勝」とは口にしなかったものの、前回大会までと変わらぬ思いをにじませました。
さらに本田圭佑は、「本当に後悔のないようにしたい」「移籍先の意思決定など、すべてを含めて、毎日、一年間、サッカーと真剣に向き合っていきたい」と熱く語ってもいます。また、本田圭佑は、前回のW杯ブラジル大会でのグループステージ敗退を受け、「前回の大会とはスタンスを変えていこうと思っている」ともコメント。これまでどんな逆境にあっても冷静に自他を分析し、常に努力し続けてきた本田圭佑。前回大会で敗れた直後に「このまま終わるわけにはいかない」と語った彼のロシアでの逆襲に期待しましょう!