本多灯のプロフィールは?東京オリンピック銀メダルは憧れの瀬戸大也のお陰?

本多灯の読み方や出身地は?今注目の水泳選手のプロフィールを紹介


本多灯のプロフィール
◆生年月日:2001年12月31日
◆出身:神奈川県
◆身長・体重:172cm・75kg
◆血液型:非公表
◆出身大学:日本大学
◆所属:アリーナつきみ野スポーツクラブ

本多灯は横浜市出身!大学2年生で東京オリンピックに出場!

本多灯(ほんだともる)は、2021年7月に開催された東京オリンピックの男子200mバタフライに出場し、銀メダルを獲得した水泳選手です。

神奈川県横浜市に生まれ、横浜市立二つ橋小学校、鶴見大学附属中学校を経て、日本大学藤沢高校を卒業。日本大学に進学しました。2021年時点では、同大学の2年生で、アリーナつきみ野スポーツクラブに所属しています。

中学時代に過酷な種目で競争率が低いと考えて、バタフライに挑戦。2019年の世界ジュニア選手権200mバタフライで準優勝したことで、注目を集めるようになりました。身長は172cmで、男子水泳選手として世界的に見ると小柄な方ですが、鍛え上げられた筋肉で力強い泳ぎを披露します。

本多灯の家族や名前の由来は?水泳選手だけど野球好き!

本多灯の名前の読み方は、「ともる」です。「灯」には「周りを明るく照らせるような存在になってほしい」という願いが込められています。

家族は両親と兄2人で、末っ子として生まれました。幼稚園の卒園文集には「だれもぬかせない、プールのせんしゅになりたい」と綴っていた本多灯。母親が「オリンピックに、つれていってネ!」とコメントを添えていましたが、しっかりと夢を叶えています。

兄たちとは仲が良いようで、2021年4月に日本選手権で優勝した後には、2人から祝福のメッセージをもらったエピソードを披露。上の兄がプレゼントを贈ると申し出てくれたものの「浮かれるタイムじゃない」と、オリンピックで結果が出せるかどうかに持ち越したと語っていました。

プロ野球好きの水泳選手としても知られていて、好きな球団は、出身地・横浜のDeNAです。一方で、好きな野球選手はヤクルトの山田哲人と答えています。

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本多灯が水泳を始めたきっかけは?憧れの瀬戸大也からもらったアドバイスとは?

本多灯は兄の影響で水泳を開始!当時から明るい性格だった!

本多灯は3歳の頃から、水泳を始めました。きっかけは先に水泳を始めていた兄の影響を受けたことです。幼稚園の頃から、アリーナつきみ野スイミングスクールに所属していました。

当時の本多灯を知る萱原茂樹コーチは、インタビューで「元気な子が入ってきたなという印象」だったと振り返っています。幼い頃の本多灯は、アニメのガンダムのモノマネをするなど、明るい少年だったそうです。

本多灯は瀬戸大也に憧れている?

本多灯は、憧れの選手として瀬戸大也を挙げています。瀬戸大也はリオデジャネイロオリンピック男子400m個人メドレーで銅メダルを獲得した選手です。世界水泳選手権では個人メドレーだけでなく、本多灯と同じバラフライで銀メダルを獲得しており、瀬戸大也を目標に練習に励んでいました。

本多灯は瀬戸大也のことを「常にどの大会でも手を抜かずにベストを狙っている。隙がない。すごい選手」と表現。合宿中、瀬戸大也に速く泳ぐ秘訣を質問したところ「練習すること」と言われ、日頃の練習にさらに力を入れるようになったそうです。

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本多灯が東京オリンピックで銀メダルを獲得!後半の力強いレースが決め手!

本多灯は東京オリンピック銀メダリスト!瀬戸大也の言葉が支えに

本多灯は、2020年12月の日本選手権にて、200mバタフライで初優勝を果たしています。さらに、2021年4月6日に開催された日本選手権兼東京五輪代表選考会でも200mバタフライで優勝し、東京オリンピックへの出場が決定しました。

自己ベストを塗り替える1分54秒88をマークしましたが、本多灯はレース後に「54秒台じゃ表彰台にも上がれない」と、冷静にコメント。「日頃の練習に励んで、大也さんと一緒に表彰台に乗ります」と意気込みを明かしていました。

2021年7月28日に行われた、東京オリンピック男子200mバタフライ決勝では練習が実を結び、1分53秒73のタイムで銀メダルを獲得しました。

予選では緊張感が強く、準決勝は8位とギリギリの通過でしたが、決勝ではベストパフォーマンスを発揮。瀬戸大也からかけられた「自分のレースをすれば表彰台にいける。お前なら絶対できる」という言葉が力になったことを、メダリスト会見で明かしています。

決勝で、本多灯は8レーンを泳いでいますが「俺、一番端だから他の選手のことを気にする必要はないんだなと思えたのは、大也さんのお陰です」と語っていました。憧れの瀬戸大也のアドバイスを思い出したことで、肩の力を抜いて実力を出し切ったようです。

本多灯の長所は後半のラストスパート!課題もあった?

本多灯の特徴は後半50mからのラストスパートです。オリンピック前の4月12日に行われた会見で「僕の強みは最後の50mの追い上げ」と自ら公言。一方で、前半の泳ぎは課題と考えていると明かし、「最初と最後だけではなくて、中間にある50mから100mと、100mから150mのタイムを速くすることがポイント」と分析していました。

中間部分の狙いは、ただ速く泳ぐことだけではありません。長所である「50mの追い上げ」のための力を溜めておく無駄のない泳ぎで、かつ周りに引けを取らない状態を目指していると語っていました。

東京オリンピックの決勝では、150mを4位でターンした後に追い上げて2位になっており、自らが定めた課題をしっかりとクリアしています。

それでも、新たな課題が浮上したようです。8月2日の会見で本多灯は、優勝者のクリシュトフ・ミラクと自身を比べ「前半、後半ともすべて負けていた。悔しい」と発言。3年後のパリオリンピックについて「その選手(クリシュトフ・ミラク)とすごい熱いレースをして今回以上に日本中、世界中を沸かせられるようにしたい」と意気込んでいます。

東京オリンピックの競泳男子日本勢は、メダルを期待される選手が多かった中で苦戦が続きました。本多灯の活躍やコメントが、新しい希望の光になったと言えるでしょう。

持ち前の明るさで、水泳チームのムードメーカーとしての注目度が上がった本多灯は、東京オリンピック閉幕後もバラエティ番組などで見かける機会がありそうですね。

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