2022年12月2日 更新
藤巻亮太がレミオロメン活動休止の理由を告白!不仲ではない?
◆出身:山梨県
◆身長:172cm
◆メジャーデビュー:2012年2月29日(ソロ)
◆所属事務所:個人事務所
◆レーベル:SPEEDSTAR RECORDS
藤巻亮太所属のレミオロメンは解散していない?
藤巻亮太(ふじまきりょうた)は、2000年に結成された3人編成のバンド・レミオロメンでボーカルを務めていました。
レミオロメンは2003年8月20日にメジャーデビューを果たし、翌年2004年3月9日にリリースされたシングル「3月9日」が、大ヒット。さらに2005年11月16日に発売された7枚目シングル「粉雪」が、ドラマ「1リットルの涙」(2005年10月期放送)の挿入歌に起用され、誰もが知る代表曲となりました。
次々とヒット曲を出していたレミオロメンですが、2012年2月1日に活動休止を発表。「解散」と言われることもありますが、あくまでも解散ではなく「活動休止」です。
コメントを出す1年ほど前から動きがなかったため、活動休止の理由は「メンバーの不仲では?」と噂されていました。しかし、実際にはレミオロメンの活動休止は、不仲が原因ではありません。ドラムの神宮司治のブログには、活動休止から約10ヶ月後にも、3人で会う機会があることが綴られています。
藤巻亮太がレミオロメンの活動休止について明かした心境
2012年8月にレミオロメンは活動休止の事情について、結成から10周年を迎えた2010年を境目に、「今後の活動を模索するようになった」と明かし、「個々に音楽と向き合う」と発表していました。
藤巻亮太は、2015年5月にWebサイト「CINRA」で公開されたインタビューで当時を振り返り、「それぞれやってみたいことがあった」と、メンバー3人が思い描く未来が異なっていたことが活動休止の理由だと説明。
また、あくまでもメンバーの思いが揃えばの話だと前置きはした上で、「自分の意志としては、いつかちゃんとまたレミオロメンをやろうと決めたこともあって」とも発言しています。
朝日新聞のWebサイトで2019年6月に掲載されたインタビューでは、バンドの肩書きがない状態の自身の存在に悩み、「個人の思いを音楽で表現したい」と考えたことも告白。藤巻亮太にとっては、ソロ活動が「やってみたいこと」だったのでしょう。
それぞれが挑戦に納得できた時、再びレミオロメンの音楽を生で聴ける日が訪れるのかもしれません。
藤巻亮太が登山に激ハマり?
藤巻亮太は消えた2年間に何をしていた?
藤巻亮太は29歳の時に初めて富士山に登ったことがきっかけで、登山にハマりました。国内だけでなく、カメラを片手に海外でも登山を楽しんでいます。
レミオロメンの活動で悩んだ時も、登山をしていたという藤巻亮太。バンドの活動休止直後からソロ活動をスタートさせていますが、その後、約2年ほど曲を発表しない時期もありました。
前述の「CINRA」のインタビューで、藤巻亮太は空白の2年間を「ソロ活動を続けるのか、バンドをどうするのかを悩んでいる時期」だったと表現。ヒマラヤなど様々な場所を旅していたことも、明かしています。
自身と向き合った藤巻亮太は、「自分にできることと、自分ひとりではどうにもならないことがあるとわかって」と、選んだ道をしっかり歩む境地に達したのだとか。
思い悩む度に、登山を通じて前向きになれる様子で、藤巻亮太にとっての登山は音楽と同じくらい大切なものなのかもしれません。山を愛する藤巻亮太は、野外フェス「Mt.FUJIMAKI」を主催するなど、音楽活動とも結びつけています。
藤巻亮太の現在は?ほかのメンバーは何をしている?
藤巻亮太の曲が駅伝ソングに!メンバーそれぞれの今
藤巻亮太の現在はソロ活動も順調で、新曲「この道どんな道」が「TBS 駅伝テーマ曲」に起用される活躍ぶりです。
同曲は、2023年元旦に開催される「ニューイヤー駅伝」を含む、4大会のテーマ曲として使用されています。藤巻亮太の過去を重ねながら聴くと、より深みが増して感じられるのではないでしょうか。
ほかのメンバーは現在どう過ごしているのでしょうか?ベースの前田啓介は、地元・山梨県笛吹市に戻り、オリーブ栽培に励んでいます。
ドラムの神宮司治は、様々なアーティストのライブサポートをする傍らで、個人でドラムクリニックを企画するなど、音楽活動を継続中です。
藤巻亮太がレミオロメンとして活動再開する鍵はオリーブ?
藤巻亮太以外の2人も、レミオロメンへの思いが消えたわけではなさそうです。前田啓介は現在、音楽に関わっていませんが、雑誌「音楽と人」2021年8月号に掲載されたインタビューで「音楽をやりたくない、ってわけじゃない」と打ち明けていました。
表舞台にあまり出ない理由は、オリーブの宣伝と認識されたくないから。活動再開に納得できる到達点として挙げているのは、「山梨のオリーブってものが認知されること」です。「新しいトライアングルに立つことは可能なんじゃないかな」と、以前と異なる形で3人のバランスがとれれば、再開の見込みがあることも示唆していました。
神宮司治はオリーブオイルソムリエの認定を受けており、ブログで前田啓介の仕事の見学を報告するなど、応援しているようです。ブログやツイッターの名前に(レミオロメン)を付けているところに、バンド愛が垣間見えます。
藤巻亮太は昔から「THE YELLOW MONKEY」の吉井和哉に憧れていることをオープンにしていますが、同バンドも活動休止から解散を経て約15年後に再始動しました。
3人は現在、それぞれの道を走っていますが、もしかすると尊敬するTHE YELLOW MONKEY同様に15年が経った2027年頃、新たなレミオロメンとして活動を再開するかもしれませんね。