市川海老蔵 本名改名の変!ブログネタ作りもココまできた?!

市川海老蔵 本名改名の変!ブログネタ作りもココまできた?!

2022年2月28日 更新

市川海老蔵。稀代の傾き者は、歌舞伎界の救世主か破壊者か

市川海老蔵、本名改名すら歌舞伎の見え

歌舞伎俳優の市川海老蔵が、本名を改名したことをアメーバブログの自身のブログで発表しました。
市川海老蔵は、市川家の家系図でもある、歌舞伎の屋号、成田屋代々の本名を明かした上、自分の本名、堀越孝俊をそこに書き連ね、自分の本名をなんと改名したと発表したのです。

市川海老蔵いわく、「感じ変えたの!宝世と!よろしくお願いします。難しく書くと堀越寶世です」読み方はこれまで通り「たかとし」であるとして、「変わらないのかよ!笑」と自らツッコんだ海老蔵。
この改名は自ら行ったもので、続けて「ちなみに占いとの人につけてもらったわけでなく己で(笑) ほら、あることないこと言われちゃうかもだから…」と付け足しています。

市川海老蔵、荒事伝説

市川海老蔵は、若いころから、歌舞伎、まさに傾き者の本領を発揮。
成田屋得意の荒事で、常に世間を騒がせてきた稀代の歌舞伎役者です。

ご乱行の果ての六本木暴行事件、米倉涼子、佐藤江梨子など、いくつもの恋愛スキャンダル。
そして小林麻央との豪華結婚式。また成田屋の莫大な借金問題や父市川團十郎の死。

さらに中村勘三郎、坂東三津五郎と相次ぐ先輩看板役者の死など、十一代目市川海老蔵を襲名して以来、吉兆入り乱れる怒涛の人生を過ごしてきています。
最近は生活も落ち着き、歌舞伎にも精進している彼ですが、自身のブログは1日20回も更新した日があり、今も新たな話題を次々と提供しています。

彼はいったい、ただの目立ちたがり屋のナルシストなのか、はたまた衰亡の危機を迎えた歌舞伎界の救世主なのか。
十一代目市川海老蔵に迫ります。

市川海老蔵の秘めた決意と十九代目市川團十郎への道

市川海老蔵の秘めたる決意

確かに、市川海老蔵はやんちゃでありました。
しかし酒や女が芸のこやしであることは、俳優役者の誰にもあてはまり、その魅力、色気を引き出す上で欠かせない要素ではあります。

そういう意味で、今はこういう芸能の人たちが生きづらい時代といえます。
同時に歌舞伎自体が、伝統芸能であればあるほど、伝えにくい芸能になってきているのは事実です。

それをなんとか打ち破ろうと、歌舞伎を現代に蘇らせたのが、昨年亡くなった十八代目中村勘三郎でしょう。
彼の偉業なしに、市川海老蔵や今の若手歌舞伎役者の活躍はありません。

市川海老蔵は、この中村勘三郎の功績を大いに感謝するとともに、
偉大なる父、十二代目市川團十郎が頑なに守ってきた成田屋の伝統を、自分がかならず守っていこうと固く決心した節があります。

市川團十郎、十九代目市川團十郎への道

それが自身の過剰なブログ更新であり、キワモノとも言うべき新たな演目への挑戦や、表には出ない地道な歌舞伎イベントの開催などに表れています。
最近も、脚本に宮藤官九郎、演出に映画監督の三池崇史氏を招いて、六本木歌舞伎「地球投五郎宇宙荒事」を中村獅童とともにセルフプロデュースしています。

これもまた自らのブログで、獅童の結婚を話題にすることでマスコミを巻き込み、大々的に宣伝することに成功しました。
この他にも彼は、「源氏物語」「古典へのいざない」など、これまで歌舞伎を見たことのない人たちに向けても地道な公演を着実にこなしています。

傾き者上等。十一代目市川海老蔵は、いずれ十九代目市川團十郎を襲名し、
いつの世か歌舞伎界の救世主として讃えられる役者となることでしょう。よっ、成田屋!

市川海老蔵と縁が深い千葉県成田市って、どんなとこ

市川海老蔵と縁が深い成田山新勝寺

千葉県成田市にある成田山新勝寺は、関東に住む人たちにとって、明治神宮、川崎大師と並んで、初詣に行くお寺として知らない人はいません。
真言宗智山派の大本山で、本尊は不動明王。成田不動として、江戸時代からその信仰が深まりました。

その信仰に一役買ったのが、歌舞伎の成田屋です。成田屋初代の市川團十郎が成田不動に帰依し、成田屋の屋号を掲げて不動明王が登場する芝居を打ちました。
この不動明王の見えは代々成田屋に受けつがれ、これを見れば成田山のご利益があると言われるようにまでなります。

こうして成田不動はますます人々の信仰を集め、成田参詣が盛んとなったのです。
最近では、十一代目市川海老蔵の成田山への結婚報告が話題になりましたが、今も成田屋の成田山信仰は続いています。

市川海老蔵もきっと好物な成田山名物

成田山新勝寺と言えば、交通安全のお守りで有名ですが、他にもいろいろ名物があります。
まずは成田羊羹。老舗の米屋や柳屋が有名です。

それにてっぽう漬けという漬物もあります。瓜の真ん中にシソを巻いた青唐辛子が詰めてあり、
ピリリと辛く味もけっこう濃いので、ごはんのお供やお酒のおつまみに最高です。

そしてもう1つがうなぎ。昔、利根川あたりで獲れたうなぎが名物となったようで、
新勝寺の参道にはいくつものうなぎ屋さんがあります。参拝されたときは、ぜひご賞味ください。

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