飯島望未の「セブンルール」とは?ヒューストン・バレエ団を退団した理由とは?
飯島望未の「セブンルール」とは?バレリーナの常識を覆す大胆さと冷静さがカッコ良すぎる!
1991年8月6日生まれで大阪府出身の飯島望未(いいじまのぞみ)は、今注目を集めているバレリーナです。フジテレビの番組「セブンルール」に出演した際、自らに課している「セブンルール」が話題となっています。
飯島望未の「セブンルール」の中で一番ユニークだったのは、レッスン前のストレッチはしないという驚くべきものでした。筋肉をほぐして怪我を予防するという意味でも、ダンサーにとって、レッスン前のストレッチは重要だとされています。しかし、経験上、「ストレッチをしないほうが体が動く」と言う飯島望未。その他にも、バレエのチュチュの色をメーカーに特注して、練習中も可愛さにこだわるといった「セブンルール」を明かしました。
バレエの練習用チュチュと言えば、白や黒、ピンク等が定番な中、この発想は実に面白いと言えるでしょう。また、本番前にはパスタを食べるという「セブンルール」も。舞台で凄まじいエネルギーを消費するバレリーナにとって、持久力の維持は大切です。そのサポートをしてくれるのが、炭水化物でエネルギー源になる上、腹持ちも良いパスタとのことでした。
飯島望未がヒューストン・バレエ団を退団した理由とは?
16歳の若さで、アメリカ5大バレエ団の1つであるテキサス州のヒューストン・バレエ団とプロ契約し、2014年にファーストソリストに昇格しました。ファーストソリストとは、厳しい階級制度が色濃く残るバレエ団の中で、最上位のプリンシパルに次ぐ地位です。
しかし、翌2015年になると、ヒューストン・バレエ団を退団してしまった飯島望未。退団理由は、「とても恵まれた環境だったけれど、それでなあなあになる自分が嫌だった」から。誰もが憧れるファーストソリストという地位を手放し、さらなる高みを目指して戦い続ける飯島望未は、自身の目指すバレエについて「自分にしかできない踊りをするだけ」と語っています。
飯島望未の経歴や家族は?インスタが可愛いと話題に
飯島望未の経歴や家族は?
飯島望未は「情熱大陸」で、「私は母子家庭で育ちました」と明かしました。また、バレエ情報ポータルサイト「Ballet Navi」では、4人兄弟であると語り、ブレイクダンサーの兄から巧妙なステップやリズムの取り方を学んだと話しています。
母子家庭で4人兄弟で育った飯島望未は、6歳からバレエを始めました。決して裕福ではなかったため、母からはバレエを諦めるよう頼まれたこともあったと言います。
しかし、「早くプロになる」と約束した飯島望未は、がむしゃらにバレエに打ち込んでいきました。そして、13歳の時に出場した国際バレエコンクール「ユース・アメリカ・グランプリ」で3位入賞を果たし、中学卒業後に単身アメリカへ。ヒューストン・バレエ団とプロ契約しますが、退団します。その後、コンテンポラリーバレエを学ぶため、スイス・チューリッヒ・バレエ団へと拠点を移しました。やがて、クラシックバレエの良さを再確認した飯島望未は、現在、ヒューストン・バレエ団に戻っています。
飯島望未のインスタが可愛いと話題に!私服のチョイスがオシャレ
飯島望未のインスタが「オシャレで可愛い」と注目を集めています。自らの「セブンルール」として明かしたように、練習中のウェアにも可愛さを求めている飯島望未は、いったん舞台を降りれば、オシャレに敏感な1人の女性です。インスタを覗いてみると、多くの私服姿が投稿されていますが、そのどれもがインスタ映えするオシャレなファッションばかり。
バレエで磨かれたスタイルの良さで、ボーイッシュな服からガーリーな服まで、自在に着こなしています。また、飯島望未こだわりのチュチュをまとった練習風景のショットもインスタの見どころのひとつ。スタジオに佇んでいるだけでも絵になるのは、さすがは世界的なバレエダンサーと言えるでしょう。
飯島望未がシャネルの新アイコンウォッチ「コード ココ」のモデルに!新作キャンペーンビジュアルが公開される
2018年9月に、飯島望未がアンバサダーを務めるシャネルの新アイコンウォッチ「コード ココ」の新しいビジュアルが公開されました。「コード ココ」は、モダンなデザインが施されたキルティングモチーフのブレスレットで、2017年に発表されて以来、世界中のファッショニスタたちを虜にしてきました。
2018年6月には、新たにステンレススチールとブラックセラミックを採用した新作も登場しています。ソリッドなデザインは、シャネルの代名詞でもあるツイードジャケットがモチーフ。サイドがステンレススチールで縁取りされているデザインは、カジュアルな装いでもフォーマルな装いでも存在感を発揮することでしょう。
このたび公開された新作キャンペーンビジュアルに起用されたのは、飯島望未の他、モデルのアリス・デラルと、女優のアルマ・ホドロフスキーの3人です。撮影の舞台に選ばれたのは、パリの5つ星ホテル「リッツ パリ」。ホテルの厨房で撮影されたビジュアルでは、美貌で知られるアルマ・ホドロフスキーの後ろで横顔を見せている飯島望未は、カメラ目線でもないのに思わず目をひかれてしまう独特な存在感を発揮しています。
9月末から開催中の「シャネル マツリ」では、木村拓哉と工藤静香の次女Kōki,と共演したことでも話題になった飯島望未。バレエの道をまい進しながらもファッションも楽しむなど、自分らしさを大切にしている彼女にしかできない新しい表現活動にも期待したいです。