池松壮亮「愛の渦」で彼女(前田敦子!?)に学んだ濡れ場演技で主演男優賞!家族も凄い!

2015年5月17日 更新

2015年5月9日、第24回日本映画プロフェッショナル大賞にて、授賞式が行われました。1991年に第一回の授賞式が行われ、設立の切っ掛けは「遊びの時間は終わらない」という本木雅弘主演の映画を映画前夜社主催者の大高宏雄が高く評価したのですが、興業でも批評家の間でも話題に上らなかったそうで、それを惜しいと思った大高宏雄によって設立された、財団やNPOでもない一個人が主催する世界唯一の映画賞です。それ故に話題に上るような作品が名を連ねることは少なく、しかしこの賞に名前が乗れば映画ファンなら一度は見てみようと思う作品が多いそうです。そして今回主演男優賞に輝いた俳優とは!

池松壮亮、日本映画プロフェッショナル大賞 主演男優賞獲得!

池松壮亮 その飾らない男前振りが人気の秘訣!

「自分で選んで好きでやっていることなので、“賞なんていらねえよ”と思っていましたが、やっぱりもらうとうれしいです」と顔を緩ませつつ、そう受賞に際してコメントした池松壮亮。「愛の渦」「紙の月」「大人ドロップ」「海を感じる時」と話題作に出続ける池松壮亮は、主演男優賞は初で、「受賞した作品は、今後もずっと背負っていくもの。これからも自分の価値観を信じて続けていきたい」と役者としての決意と、出演作に対する責任と誇りを語っていました。

池松壮亮 現場では無愛想!?

授賞式のプレゼンターとして「愛の渦」で共演し、体当たりの演技を共にした門脇麦が登場し「あまりしゃべらないし、愛想も無いけど、誰よりも熱いものを持ってこの仕事をしている人なんだな、という印象です」とコメントし、会場を沸かせました。それに対して池松壮亮は「麦ちゃんがいなかったら“愛の渦”は出来なかった。僕なんかよりも麦ちゃんが主演賞を取るべきだったと思っています」と返礼をしました。讃えられた人に対して、謙虚なだけでなく、自分の意思を強く出すあたりが、誰よりも熱いものを持って仕事をしている人、という門脇麦の見る目は確かなのかもしれませんね。この日本映画プロフェッショナル大賞では、主演女優賞をとった二階堂ふみにも、共演した俳優の太賀が応援が駆けつけるなど、終始和やかな空気の授賞式となりました。

池松壮亮 「愛の渦」「MOZU」での演技力は「ライオン・キング」からスタートした

池松壮亮 父は株式会社ブルクの社長の池松正剛、姉は劇団四季所属の池松日佳瑠

池松壮亮は1990年7月9日に株式会社ブルクの社長である池松正剛の子供として生を受けました。2001年に10歳でミュージカル「ライオン・キング」のヤングシンバという大役でデビューしました。その後2003年にはハリウッド映画の「ラストサムライ」で映画に初主演します。主人公のトム・クルーズ演じるオールグレンと心を通わせる少年の飛源という重要な役どころで、第30回サターン賞には若手俳優賞にノミネートされました。その後2005年には映画「鉄人28号」において主人公である金田正太郎役を演じ、映画初主演を果たします。2年後の2007年には大河ドラマ「風林火山」で武田信玄の幼少期の武田勝千代とその息子である武田勝頼の二役を演じます。2009年には「連続人形活劇新・三銃士」で声優に初挑戦。2006年に放送された「新撰組!!土方歳三最後の一日」で市村鉄之助を演じた池松壮亮の演技が、脚本を担当していた三谷幸喜の印象に残っていて、主人公のダルタニアン役に抜擢されました。その人形劇のダルタニアンの顔は池松壮亮のイメージも加えられたそうです。2009年の3月に学業と仕事を10歳から両立させて来た福岡県を高校卒業と同時に離れ、大学進学を機に東京へ上京。事務所も今まで所属していたブルーシャトルからホリプロへと移籍し、芸能活動を本格化。2012年には舞台「リリオム」において主演のリリオムを演じ、2013年に大学を卒業してからは役者一本となり、2014年には映画「愛の渦」「紙の月」などの演技が評価されて、ブルーリボン賞など日本の主要映画賞で助演男優賞を受賞するなど順調に活躍しています。またドラマ「MOZU」シリーズでは双子の殺し屋の役を一人二役で演じその猟奇的な演技は高い評価を得るなど、意欲的に挑戦し続けてきています。「情熱大陸」では主演と脇役をこなし、心に自然と入ってくる存在感のある若手俳優と言われ、密着したものの、池松壮亮自身も自分がつかめないといい、取材当初実態が見えず苦労したそうです。しかし最終的には、芝居にひたむきに臨む真面目な姿勢や気遣いを垣間見せ、家族が池松壮亮を訪ねて来た時には隠せない明るい素顔をのぞかせるなど、まさに自然体の姿を芝居にぶつけ情熱を傾ける池松壮亮、というイメージで締めくくられています。その姿に、ネット上では賞賛の嵐が起こっていました。

池松壮亮の彼女は?元AKB48の前田敦子と熱愛か!?「ブス会」メンバーに

切っ掛けはAKB48時代に出演した、前田敦子の連続ドラマ初ヒロイン作品「Q10」で共演者から同じドラマで主演を務めた佐藤健と池松壮亮、柄本時生、高畑充希、前田敦子は比較され、どちらがブサイクかといえば、という話で前田敦子もそう思ったらしく、ルックスが微妙だと池松壮亮と話をしたことから仲良くなり、交流会としてブス会を主催したそうです。フジテレビ系トーク番組「ボクらの時代」では「何か一つ、男たるもの守るものの一つももたないと」と熱く語ったそうで、ブス会の前田敦子、柄本時生、高畑充希から刺激を受けつつ、交流を深め、同志と言った感覚なのかもしれません。結婚願望もあるようなので、ひょっとするとひょっとすることもあるかもしれません。ブス会には前田敦子の知り合いもくることはあるでしょうから。良い縁があるといいですね。

池松壮亮の出身地 福岡県太宰府について

池松壮亮の出身地、福岡県太宰府の観光スポット「太宰府天満宮」

池松壮亮の出身地、福岡県太宰府の観光スポットといえば「太宰府天満宮」。こちらは菅原道真を祭神として祀る天満宮の一つです。政争に敗れ参戦された2年後に亡くなった道真の遺骸を、安楽寺に葬ろうとすると、葬送の牛舎が動かず、これはここに留まりたいという道真の意思だと感じた人々は、太宰府天満宮に道真を祀ったそうです。太宰府天満宮には飛梅伝説というのがありまして、道真が政争に敗れ太宰府に左遷される前に、屋敷内の庭木のうちで、日頃から特に愛でていた梅の木について詠んだ歌があり「東風吹かば にほひをこせよ 梅花 主なしとて 春な忘るな」というものがあります。伝説の語る所によると、道真を慕う庭木たちのうち、この梅と松は道真の後を追いたい気持ちを強くし、風に乗り空を飛んだそうです。ところが松は途中で力尽き、残った梅だけは見事その日一夜で主人の暮らす太宰府に着いたという話です。この梅は今も太宰府天満宮にあり、神木として知られています。また、道真は845年の丑年生まれであり、また本殿も遺骸を運ぶ際に動かなかったという牛車が元でこの地に祀られることになったので、牛との縁があり定まったそうで、境内にはいくつもの御神牛が奉納されています。この御神牛をなでる際、自分の体の悪い部分と同じ所を撫でると、痛みが治ると言われ、また頭をなでると、頭の働きが良くなるそうです。是非太宰府天満宮へご参拝の際は、飛梅と御神牛も見ては如何でしょうか。

池松壮亮の出身地、福岡県太宰府の名物「梅ヶ枝餅」

池松壮亮の出身地である福岡県太宰府の名物「梅ヶ枝餅」は菅原道真が太宰府に左遷され落ち込んでいた時に、安楽寺の門前でお餅を売っていた御婆さんが、菅原道真に元気を出してもらいたくて、お餅を道真にあげ、それを喜んだ道真はそれ以来このお餅が好物になりました。その後道真は亡くなり、そのお餅を売っていた御婆さんは、お餅に梅の枝を添えて、墓前に供えたのが始まりとされています。もう一つ説があり、左遷された道真は、監視される立場にあり、満足に食も与えられず、口を聞くことすら周りの人間は禁じられていたそうです。その時に見かねた御婆さんが、道真に好きだった餅を、梅の枝に指して渡したというのが始まりとも言われています。その関係から、太宰府天満宮近隣では、道真の誕生日にあたる6月25日と命日である3月25日にちなんで、毎月25日は「天神さまの日」としているそうで、月に一度、ヨモギ入りの梅ヶ枝餅が販売されます。この梅ヶ枝餅の有名店としては「かさの家」が太宰府天満宮の参道にあり、お土産としても有名です。お値段は五個入りで600円、10個入りで1200円(2015年5月現在、税込み価格です)是非太宰府天満宮にお参りした後に立ち寄って、その味を楽しんでみては如何でしょうか。
10歳から役者として走り続ける池松壮亮。これから日本を背負って立つ役者さんになるかもしれない、注目の役者さんです。今後も活躍に期待したいですね。

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