2015年7月19日 更新
世界も求めてた?
日本の大発明品が外国でも活躍!
自動包あん機「火星人」世界119ヶ国に納入
自動包あん機って何?
皆さん自動包あん機ってご存知ですか?
1963年開発された、おまんじゅうや肉まんの皮を包んでくれる機械のこと。
あんな繊細な作業を機械でやってるなんてすごいですよね。
ですが驚くのは製造の早さ。繊細な作業に対し、1時間に作れる個数は2000~3000個!すごい…すごすぎる!
少しずつ海外へも積極的に出展していましたが、ついに119ヶ国に納入したそうです。これは喜ばしいニュースですね!
自動包あん機の名前がなんで火星人なの?
自動包あん機が火星人という名前も珍しいので覚えやすいですよね。
名前の由来は非常に簡単なもので、87年に改良型が販売されたらしいのですが、
その外見がマスクを着けた異星人に見えたからだそうです。
そこで、蒸すということから、異星人なら火星人が一番ぴったりなので、火星人にしよう。
という流れのようですが、ネーミングってだいたいなんとなく付けたりすることが多いですよね(笑)
自動包あん機「火星人」創業者は誰?
自動包あん機「火星人」開発まで苦難の日々
創業者は林虎彦さん。
大正15年に日本占領下にあった台湾、渓州に生まれ(本籍は佐賀県)、生物、機械、化学などに興味を持つ少年だったそうです。
終戦後、日本に船で降り立ち、結婚後、自動包あん機の開発に向けて、日々苦労されていたそうです。
菓子業を営みながらの開発研究でしたが、菓子業での利益は全て開発研究で消え、
やっとのことでレオン自動株式会社を設立し、代表取締役になりました。
数々の発明賞で表彰されている素晴らしいお方です。
自動包あん機「火星人」の販売価格はいくら?
自動包あん機「火星人」の販売価格は、だいたい200万ほどです。
小型のものも販売されていますので、小売業者の方でもお買い求めいただけます。
ソフト乳菓などのお土産の製造で使われたり、ライスコロッケ、ガレットケーキ、ハンバーグまでも作れてしまうそうな。
これは重宝しそうですし、海外で需要があるのもうなずけます。
自動包あん機「火星人」創業者林虎彦の出身地 台湾の渓州ってどんなとこ?
台湾の渓州は台湾の素顔を見れる中心部
夜は非常に明るく、今ではすっかり栄えた街の渓州。
スーパーマーケットは、日本には売られていないものがたくさんあって、
そこに行くだけでも楽しむことができます。日本とは違う文化に触れると、
観光にきた気分に浸れますよね。夜景もとてもキレイな街なんです。
自動包あん機「火星人」創業者林虎彦の出身地 台湾の渓州の渓州市場は日本の屋台?
渓州市場という場所があり、台湾の中でも人口の密集度がとても高い場所。
訪れるお客さんの数がすごいと有名です。
しかもピークタイムは午前中なので、
早起きして渓州市場に向かいましょう!
活気溢れる市場で、50年以上創業を営んでいる老舗が立ち並んでいます。
日本でいう屋台のような感覚で楽しめますが、台湾ですので、日本とは違った食文化に新しい感動も覚えます。
利用者のほとんどが住民の方のようで、色々と聞きながら回ってみると楽しいかもしれません。