知英の女優業の評判は?日本語習得の努力が並外れていた!

知英の女優業の評判は?日本語習得の努力が並外れていた!

知英の女優業の評判は?韓国の人気アイドルから女優の道へ!

日本では、韓国の人気ガールズグループ「KARA」のメンバーの1人であるカン・ジヨンとして知られていた知英(ジヨン)。数々の音楽番組やバラエティ番組などにも出演し、愛嬌のある末っ子キャラとして人気でしたが、グループ脱退後は、語学と演技の勉強のためロンドン留学へ。たまたま現地での食事会で同席した、桐谷美玲らが所属する芸能プロダクション「スウィートパワー」の女社長と意気投合し、日本で女優として活動を始めています。

生粋の韓国人である知英は、当然、日本語のネイティブではありません。日本で活動し始めた頃に、雪女のゆきめ役で出演したドラマ「地獄先生ぬ〜べ〜」(日本テレビ系)では、「日本語が聞きにくい」といった評価もあったようです。しかし、後に出演したドラマ「民王」(テレビ朝日系)では、政治家の娘である村野エリカ役として出演。違和感のない日本語のセリフを流暢に話し、良い意味で視聴者の期待を裏切っています。

知英のネイティブな日本語に驚愕!日本語習得の努力とは?

2016年7月に公開された映画「全員、片想い」は、それぞれの片思いを描いた8本の短編から構成されている作品です。知英が出演したのは「片想いスパイラル」。性同一性障害を抱える難役を見事に演じ、その後、ドラマ「好きな人がいること」最終話(フジテレビ系)や、「ドクターX~外科医・大門未知子~Season4」(テレビ朝日系)の第7話にも出演しています。

ドラマで初めて知英を知った視聴者は、疑うこともなく日本人女優だと思っていた様子です。それほど知英の日本語は、イントネーションも含め自然だったということでしょう。知英は、日本語のイントネーションの違和感を現場で指摘されないように、毎日のように日本語を猛勉強したそうです。

さらに、ドラマ「好きな人がいること」では、JY(ジェイワイ)として主題歌も歌っている知英。イントネーションも自然です。知英の努力家な一面がうかがえますね。

知英がKARAを脱退したワケ!日本で活動する理由とは?

知英がKARAを脱退したワケは?所属事務所との問題だった?

知英が、人気絶頂だった「KARA」を脱退した理由については、「語学留学と演技の勉強のため」や、「日本で芸能活動を始めるため」など、いろいろな理由が推測されています。中でも、一番の原因ではないかと考えられているのが、韓国で所属していた芸能所属事務所とのトラブルです。

2011年、「KARA」のメンバーだったチョン・ニコル、ハン・スンヨン、カン・ジヨン(知英)の3名が、ニコルの母親を筆頭に、所属事務所であるDPSメディアに対し、待遇の改善を求めて訴訟を起こしました。その後、DPSメディアと契約更新はしなくても、KARAとしての活動継続は希望していたニコルがあからさまに冷遇され続けることに。

それを見て心を痛めた知英は、父親に相談し、事務所への改善を求めるも聞き入れてもらえませんでした。そのため、契約満了となった知英も事務所との再契約をせず、KARAを脱退するという残念な結果となりました。

知英が日本で活動する理由とは?姉の影響が大きかった?

知英には姉が2人います。そのうちの1人が日本に留学していたこともあり、知英も、ある程度は日本や日本語になじみがあったようです。彼女の家族が日本に興味があり、ある程度理解があったことも、日本での活動を後押ししたひとつの理由となったのでしょう。

知英は、姉を通じて日本のドラマや映画などにも興味を持つようになり、現在の所属事務所社長との出会いもあって、「日本で女優業に挑戦してみたい」と考えるようになりました。現在、日本語検定1級を取得しているといわれる知英は、猛勉強の結果、今では通訳なしで台本も読めるほど日本語が堪能です。

そんな知英が憧れるのは、演技もアクションもでき、美しさも兼ね備えたアンジェリーナ・ジョリーやスカーレット・ヨハンソンといった世界的な有名な女優たち。日本語だけではなく、英語や中国語も堪能な知英は、将来的には、ハリウッドスターを目指しているのかもしれません。

知英の透き通るような声が魅力!念願の初アルバムリリース

知英は、歌手JYとしても、活動を続けています。これまで、ドラマ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」(日本テレビ系)の主題歌で、自身のデビューシングルとなった「最後のサヨナラ」や、ドラマ「好きな人がいること」(フジテレビ系)の主題歌「好きな人がいること」などを発売してきました。そしてこのたび、念願の初アルバム「Many Faces~多面性~」を、2017年5月10日にリリースすることが決定しました!

JYこと知英は、デビューから1年を振り返り、「1つのイメージにとらわれたくなかったので、さまざまなジャンルの曲にチャレンジしてきました。ですが、どれも本当の私」と答え、「いろいろなJYが存分に楽しめる1枚になっています」と語っていました。

収録されているバラエティ豊かな楽曲のラインナップも、まさに、タイトル通り「多面」的。1枚のアルバムには収まりきらないほど、多種多様な彼女の魅力が詰まった作品に仕上がっています。待望のファーストアルバムに、ファンは今からワクワクしているのではないでしょうか。

3月24日に放映された「アナザースカイ」(日本テレビ)に出演した知英は、日本での女優デビューの際には日韓両国から批判を受けたとつらい過去を明かしました。現在は、女優活動はもちろんのこと、歌手活動やラジオパーソナリティとしてなど、より幅広いフィールドで活躍を続けている様子からは、葛藤の影など感じられません。

しかし、背景を知ると、アルバム制作や、5月から始まるツアーに向けた「忙しいことは幸せなことだから楽しんでいます!」の言葉には、困難を自力で乗り越えた者しか得られない充実感のようなものも感じられます。2017年はいよいよ飛躍のとき。知英には、自分で選び取ってきた道を迷わずに突き進んでほしいですね!

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