2018年9月23日 更新
香川愛生(将棋)の彼氏は関西若手四天王の1人?!史上最年少15歳でプロ入り
香川愛生(将棋)の彼氏は関西若手四天王の1人?!「番長」と「怪物くん」の関係は?
女流棋士の香川愛生(かがわまなお)には、同じ棋士仲間で竜王のタイトルを保持していたこともある糸谷哲郎が彼氏という噂がありました。
糸谷哲郎と言えば、現役棋士の中で初めて国立大学に進学したことでも知られる将棋界きってのインテリな上、関西若手四天王という異名を持つほどの実力の持ち主です。デビュー戦で対戦した橋本崇載が、終局直後に「強すぎる。怪物だ!」と叫んだというエピソードから「怪物くん」というあだ名もあります。
一方、ニコニコ生放送に初登場した際に、自身のコラム「落し物バンチョー再来!」が紹介されたことがきっかけで、「番長」というあだ名で親しまれている香川愛生。可憐な見た目とはギャップがありますが、香川愛生をよく知る家族からは「それくらいで済んで良かったんじゃない?」と言われるほど気が強いそうです。
「番長」と「怪物くん」の熱愛が注目されるようになったのは、東京在住の香川愛生が糸谷哲郎のいる関西支部に移籍したことや、糸谷哲郎の対局の応援にハワイまで駆け付けたことなどがきっかけだったと言います。しかし、香川愛生の関西支部移籍は京都にある立命館大学に進学するため、また、ハワイへの応援は棋士仲間たちと一緒だったので、熱愛の決定的な証拠とは言えません。
もちろん、将棋番組などでは2人が話している姿も見られるので、仲の良い友人であることは間違いないでしょう。将棋ファンとしては、将棋界最強夫婦の誕生をつい期待してしまいますが、結婚は先のようです。
香川愛生(将棋)は史上最年少15歳でプロ入り!昔の姿が男の子みたい!!
香川愛生(将棋)が初めて将棋に触れたのは小学3年生の時で、休み時間に男子に混ぜてもらったことがきっかけだったとか。負けてしまったことが悔しかった香川愛生は、すぐに近所の棋士が集まる会に行くようになり、夏休みには、棋士会館にも通うようになりました。小学校6年生の時には、「女流アマ名人」という全国大会で優勝し、中学2年生で女流育成会に入会。その後、当時の女流棋士の中では最年少となる15歳でプロ入りを決めています。
その後は、2013年8月に行われた女流王将本戦トーナメントで6連勝して里見香奈を制した他、2014年には激闘の末、女流棋士の1枠を獲得してNHK杯テレビ将棋トーナメント初出場を果たします。女流王将獲得後は、男性棋士との対局も増えましたが、好成績を残しています。
そうした将棋の実力だけでなく、将棋界のまゆゆ(元AKB48渡辺麻友)と呼ばれるキュートなルックスでも、たびたび注目を集めている香川愛生。しかし、プロ入りを目指し始めた中学生の頃は、ベリーショートにメガネ姿で、まるで男の子のようでした。
過去の写真を見た人の間では、「まなおくん」「整形!?全然違う!」等と話題になりましたが、よく見ると、整った顔立ちは昔からさほど変わっていないことが分かります。将棋のことでいっぱいいっぱいで、お洒落をする余裕などなかったと本人が明かしているように、最年少でプロ入りを果たすなど当時は必死だったのでしょう。
香川愛生(将棋)の”スカートまくり上げ戦法”の真相とは!著書「職業、女流棋士」で伝えたかったこと
香川愛生(将棋)の”スカートまくり上げ戦法”の真相とは!「悪目立ちしてしまって反省」
香川愛生(将棋)は、2014年に、NHK杯で男性棋士と対局した際に、ミニスカートをはいて相手を翻弄したと話題になったことがあります。いかに注目を集めたかは、その後に「悩殺戦法」「攪乱作戦」の他、「スカートまくり上げ戦法」と名付けられていることからも分かります。
この件の真相について、香川愛生本人は、友人からプレゼントされたスカートを履いたら思ったより短かったと告白。「将棋にも負けちゃったし、悪目立ちしてしまいました」と、当時のことを反省しています。「スカートまくりあげ戦法」などと揶揄されていますが、本人にそのつもりはなく、たまたま起こってしまったアクシデントだったようです。それ以降は、ミニスカートをはいての対局は行っていません。
香川愛生(将棋)初の著書「職業、女流棋士」で伝えたかったこととは?
香川愛生(将棋)が2018年に、初めての著書「職業、女流棋士」を発売しました。「女流棋士とは?」から始まり、女流棋士になるまでの道のりや対局についてなど、自身の経験を元に、女流棋士の世界を書き綴っています。そこには、人気が高いとはいえない女流棋士の世界をオープンにすることで、少しでも将棋人気を高めようという気持ちが込められています。将棋に詳しくない方でも分かりやすい内容だと評判なので、「職業、女流棋士」を通して女流棋士の世界をのぞき見してみるのも一興でしょう。
今や女流棋士界において、人気・実力ともにトップクラスとなった香川愛生の2018年度の対局数(9月18日現在)は15回。勝敗は11勝4敗です。日本将棋連盟の女流棋士ランキングの勝数では2位と、かなりの好成績を収めています。過去に女流王将のタイトルを獲得&防衛していることからも、実力は十分証明されていると言え、2016年には東和男八段や、井上慶太九段にも勝利。メディアへの露出が多いことで、保守的な将棋ファンからは何かと目の敵にされがちですが、しっかり成績を残している姿はかっこいいですね。
香川愛生(将棋)の本気コスプレ姿にバカリズムが興奮!?
香川愛生(将棋)は、「有吉反省会」にアニメのコスプレ姿で登場し、そのクオリティの高さが話題となっています。「コスプレするのが好きすぎる」ことを反省するために、アニメ「りゅうおうのおしごと!」のメインキャラである空銀子姿で登場した香川愛生。
コスプレのクオリティの高さはもちろんのこと、女流棋士の知的なイメージとのギャップに、将棋ファンだけでなく、一般視聴者も大いにざわつかせることに。共演者のバカリズムも、コスプレ姿で将棋について真面目に語る彼女の姿を見て、「その恰好で将棋の話をしているの、なんかエロいですね」と興奮した様子。
香川愛生によると、コスプレにはまったきっかけは、「もともとアニメやゲームが大好き」で、「自分もその子になりきるためにコスプレをしたいと思った」から。コスプレの衣装は母親が作成しているなど、微笑ましいエピソードも明かしました。
過去のインタビューで自身を「将棋界の何でも屋なので」と自虐している香川愛生ですが、将棋以外の世界と関わることで、マイナス思考にとらわれ過ぎることなく「心の安定感が生まれた」と明かしています。
「一見関係ないように見えても、実は全てが将棋に繋がっている」という言葉から、香川愛生がいかに将棋を愛し大切にしているかがうかがえます。将棋の普及を目標に掲げる一方で、2016年に失冠した女流王将を「命がけで取り返したい」と語るのは、さすがは「番長」。念願の女流王将復位を成し遂げるとともに、今までにないキャラクターで、将棋界全体を今以上に盛り上げてください。