冠二郎の嫁は31歳年下!病気(口腔がん)を患うも現在は完治

冠二郎の嫁は31歳年下!「炎」に続くヒット曲は「ムサシ」「バイキング」!

冠二郎の嫁は31歳年下!72歳で超年の差婚

冠二郎(かんむりじろう)は、1967年に「命ひとつ」でデビューした演歌歌手です。2018年現在74歳になりますが、3月に新曲をリリースするなど、今もなお活動を続けています。

デビュー後10年は鳴かず飛ばずの時期を過ごし、1977年にリリースした「旅の終りに」がようやくヒット。この時、冠二郎は33歳でした。その後も、1992年に発表した「炎」というヒット曲が出るまでの15年間、新曲は出すものの代表作となるようなヒット曲には恵まれない苦節の時代を送っています。

そんな遅咲きの演歌歌手と言える冠二郎は、72歳になる2016年に結婚報道が流れて世間を驚かせました。さらに世間を驚かせたのが、妻との年齢差。なんと31歳年下で、親子ほどの年の差であることが判明しました。嫁によると、2016年1月に出会って早々「すぐに結婚すると思っていた」とか。

出会って1カ月後には妻の両親に挨拶し、その翌月には、東京の杉並区にある大宮八幡宮で挙式いう超スピード婚でした。もともと冠二郎のファンだった嫁は、なんと8歳の時に冠二郎のコンサートを観に行っているそうです。ちなみに、「2人の間で年齢は感じない」とのことで、結婚発表の際には、まるで若いカップルのようなラブラブぶりを見せています。

冠二郎はネオ演歌の先駆け!「炎」に続くヒット曲は「ムサシ」「バイキング」!

デビュー後しばらくはヒット曲に恵まれず、なかなか売れなかった冠二郎。1977年にリリースした「旅の終りに」を発売してから次の波が来たのは、1992年に発売した曲「炎」です。演歌にしては少しリズミカルなテンポで、歌詞の中に「アイ・アイ・アイ・ライク エンカ」という、今までの演歌にはない歌詞が入っている斬新な楽曲です。

これが注目を集め、演歌好きな方だけでなく、若者にも支持を得るようになっていきました。同時に、冠二郎自身のおじさんなのにどこかチャーミングな人柄で、ラジオやテレビ番組にも出演するように。この勢いに乗って誕生したヒット曲が「ムサシ」(1993年)や「バイキング」(1998年)で、ファンの間では隠れた名曲と言われています。

また、「炎」と「ムサシ」「バイキング」の3曲は、ナムコの「トラック狂想曲」というゲームの収録曲にもなったため、トラック好きのファンからの支持も集め、さらに知られるようになりました。これら今風のテイストを取り入れた演歌は「ネオ演歌」と称され、ネオ演歌の先駆者としても知られるようなった冠二郎。ブレイクを果たし、演歌歌手として独自のポジションを確立していきました。

冠二郎は病気(口腔がん)を患うも現在は完治!年齢をサバ読みしていたワケ

冠二郎は病気(口腔がん)を患うも現在は完治!

冠二郎は、2015年3月に出演した情報番組「ノンストップ!」で、過去に口腔がんを患っていたことを明かしています。ガンが発見されたのは、2013年12月。口の中に違和感を覚えた冠二郎が病院で精密検査を受けたところ、口腔がんと診断されました。ステージ2まで進行していたので、歌手生命ばかりか命の危険もあると医師から宣告された冠二郎は、すぐに手術を決意します。

そして、頬にできた腫瘍を摘出。摘出した部分に自身の左太ももの筋肉と皮膚を移植するなど少し大きな手術になったそうです。その後、リハビリを経て退院したのが2014年1月。2015年にテレビで公表した段階ではがんは完治したと報告しています

冠二郎が年齢を5歳サバ読みしていたと告白!

冠二郎は、2015年に口腔がんを明かした数カ月前にも世間を騒がせています。それは、週刊女性によって報じられた年齢詐称。なんと5歳も若くサバを読んでいたことが明らかになりました。デビュー時に、事務所のスタッフから「少しでも若く見えたほうが」と助言されたことがきっかけとなり、プロフィールに5歳若い1949年生まれと掲載したことから始まったと言います。

実にデビューしてから48年間も隠し続けていたことになりますが、サバ読みが発覚した当初は、歌手生命の危機も感じたとか。たしかに、一般的にはバッシングの的になりやすい話ですが、いざフタをあけてみると、冠二郎の場合は、バッシングされるどころか周囲から大笑いされたそうです。

さらに、この報道で注目を集めたことで、仕事の依頼が殺到し、2016年まで仕事の予約が埋まるという思わぬ相乗効果ももたらされました。同時に、「5歳サバを読んでいたにしては髪の毛が多い」と指摘され、頭のほうにも話題が飛び火しましたが、かつら疑惑は否定しています。

冠二郎らが日光で歌謡ライブを敢行!まだまだ夢の途中道

冠二郎は、2018年5月23日に、同じコロムビアに所属する大石まどかや村木弾、紅晴美、新沼謙治と共に歌謡ライブを開催しています。コロムビア所属の歌手が集まって開催されるこの歌謡ライブは、2018年は栃木県日光市にあるホールで開催されました。

「コロムビアマンスリー歌謡ライブ~コロムビア花のステージ~in 日光」と題され、約300人もの地元ファンが駆け付けたそうです。それぞれの演歌歌手が持ち歌を歌う中、冠二郎は、オープニングにヒット曲の「旅の終りに」を歌唱。続けて、「友情の海」や、2018年3月にリリースした新曲「演歌人生(平成版)」を熱唱。まさに演歌の王道というどっしりとした曲調に乗せて、力強い歌声を響かせました。

イベントの最後には、歌手5人が揃って、コロムビアが生んだ伝説の国民的歌手・美空ひばりの「川の流れのように」を歌い、大盛況のまま幕を閉じています。70代とは思えないパワフルな歌声で、今もなお現役を貫く冠二郎の姿勢には感服です。とはいえ、ブレイクを果たしたのが50歳手前くらいだったことを考えれば、冠二郎にとっては、まだ夢の途中なのかもしれません。31歳年下の嫁と結婚してからまだ2年ですから、ますます元気に歌の道を突き進んでほしいものです。

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