菅野祐悟のプロフィールを紹介！
音楽プロデューサーであり、作曲家でもある菅野祐悟（かんのゆうご）は、埼玉県で1977年6月5日に生まれました。クラシックギターを演奏していた母親のすすめにより、4歳の頃からヤマハ音楽教室に通い始めたのが菅野祐悟の音楽との出会いでした。
楽譜通りに演奏する音楽しか経験していなかった母親は、菅野祐悟には自由に音楽を楽しんでほしいという思いがあったそうです。ヤマハに通っている頃はピアノが上手に弾けなかったといいますが、小学生の時に作曲だけは唯一褒められたのだとか。自分で得意と思えるものがなく、これまで褒められた経験もなかった菅野祐悟は、とにかく嬉しかったと当時を振り返っています。
この経験が作曲家を目指すきっかけになり、小学校1年生の時には、すでに将来の夢に据えていたという菅野祐悟。「ヤマハが僕の人生を切り開くきっかけになってくれた」とも語っています。
埼玉県出身の菅野祐悟は中学生まで同県川越市で過ごし、その後栃木県に引越しています。そして、須賀学園宇都宮短期大学附属高校の特別進学コースを卒業後、東京音楽大学に進学。この頃から、映画やCM、アーティストへの楽曲提供といった音楽活動を始めています。
2004年にフジテレビ系列で放送された月9ドラマ「ラストクリスマス」で番組中に流れる音楽を担当したのが、菅野祐悟のドラマ劇伴デビューとなりました。それ以降は、各局で制作されるドラマの音楽を毎クール途切れることなく手がけ、なんと年間で300曲以上もの楽曲を生み出しているのだとか。
ドラマのみに留まらず、映画、CM、ゲーム、アニメーションなど、その活躍は多岐にわたり、2010年よりほぼ毎年開催しているバレンタインコンサートなど、ライブ活動も好評です。
そうした数々の功績が認められ、菅野祐悟は2010年に「第19回日本映画批評家大賞」の映画音楽アーティスト賞、「日本シアタースタッフ映画祭」の音楽賞を受賞。これは、同年に織田裕二主演で公開された映画「アマルフィ 女神の報酬」で担当した音楽に対して贈られたものです。また、2014年、2015年と続けて放送批評懇談会が主催する「ギャラクシー賞」も受賞しています。
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菅野祐悟の有名な作品は？
これまでに数々のヒット映画、ドラマの音楽を手がけてきた菅野祐悟の作品から、特に有名な作品を紹介します。
＜ドラマのサウンドトラック＞
「ラストクリスマス」（2004年フジテレビ）
「ホタルノヒカリ」（2007年日本テレビ）
「新参者」（2010年TBS）
「昼顔 ～平日午後3時の恋人たち～」（2014年フジテレビ）
「MOZU」（2014年TBS）
「軍師官兵衛」（2014年NHK大河ドラマ）
「半分、青い。」（2018年NHK朝の連続テレビ小説）
＜アニメサウンドトラック＞
「D.C. ～ダ・カーポ～」（2003年）
「ガンダム Gのレコンギスタ」（2014年）
「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」（2016年）
＜映画サウンドトラック＞
「容疑者Xの献身」（2008年）
「カイジ 人生逆転ゲーム」（2009年）
「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」（2010年）
「亜人」（2015年アニメ劇場版・2017年実写版）
まだまだ他にも紹介しきれないほど、人気作品の音楽制作に携わっています。
加えて、Hey! Say! JUMPのファーストライブや、「NHKスペシャル」「ズームイン!!SUPER」などへの楽曲提供、意外なところでは、2019年から東武東上本線川越駅と、川越市駅に流れる発車メロディも、菅野祐悟が手がけたものです。
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菅野祐悟は実は絵も得意？！
菅野祐悟は音楽家としてだけでなく、画家としても活動しています。
「美術作品を見ていると新たなメロディーが思いつきます。画家・菅野祐悟は、音楽家・菅野祐悟に作品作りの原点を思い出させてくれるのです」と、自身の中で音楽と絵は切っても切り離せないものであると語っています。
画家としての公式サイトも持ち、過去にはアート展も開催している菅野祐悟。まさに、天性のアーティストともいえるインスピレーションの持ち主なのですね。
菅野祐悟は結婚している？
約20年の長きにわたり、音楽界の第一線で活躍する菅野祐悟。結婚しているのかなど、プライベートな部分が気になる人もいるようです。2019年6月時点では結婚したという公式発表はなく、関連する噂もないようですから、断言はできませんが独身である可能性が高そうです。
2019年も、4月10日から日本テレビで放送中の水曜ドラマ「白衣の戦士!」、4月16日からフジテレビで放送中の「パーフェクトワールド」などの劇伴音楽を手がけ、精力的に活動する菅野祐悟。「白衣の戦士!」終了後、7月から同局で放送予定の「偽装不倫」でも、音楽を担当することが決まっているそうです。
メディア作品の音楽だけでなく、「箏と尺八と管弦楽のための協奏曲 ～Revive～」「交響曲第2番 ～Alles ist Architektur～」といった純音楽も制作しており、彼の内から湧き出る才能の泉は、まだまだ枯れ果てることなく素晴らしい音楽を世に送り出してくれそうです。
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