勧修寺保都の叔母は後藤真希!弟・勧修寺玲旺ともにモデルから俳優へ
勧修寺保都の叔母は後藤真希!
勧修寺保都(かんしゅうじたもつ)は、2015年に芸能界デビューしたばかりの若手俳優です。とはいえ、デビュー後わずか数年で、テレビドラマは10本以上、映画もすでに6本に出演。NHK大河ドラマ「西郷どん」にて徳川家茂役を演じるなど、着実に活躍の場を広めています。名前が知れ渡るようになるのと同時に注目されているのが、勧修寺保都の家族関係です。なんと勧修寺保都の母親は、モーニング娘。で一世を風靡した後藤真希の姉だと言います。
四人姉弟で姉2人と弟1人がいる後藤真希の13歳年の離れた長姉が勧修寺保都の母親にあたるそうです。そのため、勧修寺保都にとって、後藤真希は叔母ということになります。家族や親族に芸能人がいると、その周りからも芸能人が出るケースは少なくありませんが、その例に漏れず、勧修寺保都にとっても芸能界はそう遠くない世界だったのでしょう。
勧修寺保都、弟・勧修寺玲旺ともにモデルから俳優へ
勧修寺保都が芸能界に入るきっかけとなったのは、モデルや俳優として活動している弟の勧修寺玲旺でした。実は芸能界に入ったのは、弟・勧修寺玲旺のほうが2年早く、2012年に行われたジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリストに残ったことからモデルデビューしています。
この様子を見ていた勧修寺保都も芸能界を志すようになり、2014年に開催されたジュノン・スーパーボーイ・コンテストに応募し、弟と同じくファイナリストに残りました。その後、芸能事務所に所属し、翌2015年には、舞台「神様と過ごした10日間 2015」でいきなり主演を任され俳優デビュー。
その後も小さな舞台作品で経験を積み、2016年に上演された美輪明宏が主演&演出を務める舞台「毛皮のマリー」のオーディションで、美しい男娼に育てられる絶世の美少年・欣也役を射止めて注目を集めました。美意識の高い美輪明宏のお眼鏡にかなった勧修寺保都は、及川光博や吉村卓也が演じてきた大役に臨むにあたり、母親から「選ばれたからにはしっかり欣也になって、役を全うしなさい」と叱咤激励されたそうです。
勧修寺保都は韓国大手芸能プロの日本法人に所属!「クライシス」他出演ドラマは?
勧修寺保都は韓国大手芸能プロYGエンターテインメントの日本法人所属!
勧修寺保都の所属事務所は、拠点を置く韓国で「8大事務所」に数えられる大手芸能プロダクションYGエンターテインメントの日本法人YGエンターティメントジャパンです。「8大事務所」とは、韓国で有名な芸能事務所8社の総称。その中でも、YGエンターテインメントとSMエンターティメント、JYPエンターティメントの3社は、特に高い実績を誇ります。
YGエンターテインメントに所属しているのは、日本でも爆発的人気を誇るBIGBANGをはじめ、今人気急上昇中の若手男性音楽グループWINNERやikon、ガールズグループのBLACKPINKなど、グローバルに活躍しているアーティストたち。事務所の特性からいっても、将来的には、勧修寺保都が、韓国やその他のアジア方面の国々へ進出する可能性もあるかもしれません。
勧修寺保都が出演した刑事ドラマ「クライシス」やその他の出演作品は?
勧修寺保都は、デビューしてまだ数年にもかかわらず、すでに数多くのテレビドラマに出演しています。中でも、その存在を強く印象付けたと言われているのが、2017年に放送された小栗旬主演の「CRISIS(クライシス) 公安機動捜査隊特捜班」です。国家を揺るがす規格外の事件に立ち向かうという刑事ドラマで、勧修寺保都は、テロ組織「平成維新軍」に所属する若きテロリスト・鶴岡役として出演。凛々しい眉に強い目力を持つ顔立ちは、権力を憎みテロリズムに走ったという役どころにぴったりでした。
この他にも、同年10月には、綾瀬はるか主演のドラマ「奥様は、取り扱い注意」の第4話に出演。2018年3月には「科捜研の女 Season17」第15話など、話題のテレビドラマに続々と出演しています。これまでゲスト出演が多かった勧修寺保都が念願のレギュラーを獲得したのは、6月に最終回を迎えた「花のち晴れ~花男 Next Season~」。レギュラークラスメイ桐島陸役を演じた勧修寺保都は、嬉しさが押さえきれない様子で、憧れだったという英徳学園の制服を身にまとった姿をツイッターで報告しました。
勧修寺保都が映画「名前」に出演!思わず赤面した理由とは?
勧修寺保都の次回出演作品は、2018年6月30日公開の映画「名前」です。今作は、津田寛治と、17歳ながら注目を集めている新進女優・駒井蓮のダブル主演。2011年に、小説「月と蟹」で直木賞を受賞した道尾秀介が書き下ろしたオリジナル原案を元に映画化された作品です。
全てを失い、いくつもの名前を持つ中村正男(津田寛治)と、突如現れて正男を「お父さん」と呼ぶ謎の少女・葉山笑子(駒井蓮)との出会いを描いています。公式サイトでは、学校の制服姿で紹介されている勧修寺保都。2018年12月には22歳となりますが、制服姿に違和感がないのには理由がありました。
実は、映画「名前」の撮影が行われたのは2年ほど前とのこと。勧修寺保都にとっては、初めて挑戦した映像作品でもあったと言います。当然、現在に比べれば全体にまだ幼さが残ってもいたため、制服も無理なく着こなせたのでしょう。デビューして間もない頃に挑んだ撮影ということもあり、「今見てみると、絶対NGなんじゃないかと思う」と、自分の演技に赤面するシーンもあることを明かした勧修寺保都。
しかしそれは、短い間に、演技や俳優としての心構えが大きく成長した証とも言えます。映画「名前」は、ファンにとっては、デビュー間もない勧修寺保都の姿を見ることができるという、また違った楽しみ方もできる作品と言えるかもしれません。これから多くの魅力的な作品に出合い、さまざまな役どころを演じることを通して、実力のある俳優へと成長していってほしいものです。