アニメ「けものフレンズ」はIQを溶かす!?謎を徹底考察!

2017年7月25日 更新

アニメ「けものフレンズ」はIQを溶かす!?登場人物・用語まとめ

アニメ「けものフレンズ」はIQを溶かす!?あらすじについて

「けものフレンズ」は、動物が可愛い女の子に擬人化された”アニマルガール”がたくさん出てくる作品です。ゲームや漫画、テレビアニメとしてメディアミックス展開され人気を博していますが、今、“IQを溶かすアニメ”として注目が集まっています。

登場人物たちの多くは動物を擬人化したものであるため、「わーい!」「すごーい!」「たーのしー」と言った幼いセリフが多いのが「けものフレンズ」の特徴。アニメの上映会の行われたニコ生のコメントも、「すごーい!」「わーい!」が多数を締めていた様子です。この語彙力の少なさによりIQが動物レベルになるという意味で、”IQを溶かすアニメ”と言われています。

巨大動物園「ジャパリパーク」に、記憶喪失の女の子が現れるところから始まる「けものフレンズ」。女の子が大きなリュックを持っていたことから、近くにいたサーバルから“かばん” ちゃんと名付けられることに。そこから、かばんが何者なのかという真実を求めて、サーバルとかばんの大冒険が始まる……というお話です。

アニメ「けものフレンズ」の登場人物・用語まとめ!フレンズとは?

アニメ「けものフレンズ」には、独特な用語が登場します。それが「フレンズ」。動物がヒト化したものを全体的にフレンズと呼び、種類は、メジャーな動物からマイナーな動物、絶滅した動物やUMAまでさまざまです。物語の主軸となる登場人物は、かばん、サーバル、ラッキービースト(ボス)の3名。

主人公のかばんは、手先が器用で機転が利きますが、記憶喪失で、自分が何のフレンズなのか分からない謎に包まれた女の子です。かばんと最初に出会ったサーバルは、明るく活発な女の子。元はサーバルキャットというネコ科の動物です。「ラッキービースト」は、フレンズたちから「ボス」と呼ばれています。ジャパリパークの案内ロボットのようですが、かばんとしか話さないということも含めて謎の多いキャラクターです。

一方、フレンズと敵対しているのが「セルリアン」。大きさはさまざまですが、大きいほど強敵とされています。身体のどこかについている石を破壊することで倒せるという謎の生物です。舞台となっている「ジャパリパーク」自体も、巨大すぎてどのような構造になっているのかが分からないなど、「けものフレンズ」には、まだまだ多くの謎が隠されています。

アニメ「けものフレンズ」の謎を徹底考察!声優キャストは?

アニメ「けものフレンズ」の謎を徹底考察!人類は絶滅している!?

アニメ「けものフレンズ」は、一見しただけではただ可愛いだけのアニメのように思われがちです。しかし、実は謎めいている部分が多く、さまざまな考察が生まれています。たとえば、この物語は近未来SFだという見方も。人類が絶滅した後の世界の、廃墟と化した動物園に暮らすヒト化した動物たちの物語で、エンディング映像が廃墟ばかりなのもそれを示唆しているというものです。

また、アニメ化される前に「けものフレンズ」のゲームアプリが終了したことから、ゲームアプリ終了後のデータの中の世界という見方もあります。かばんが何者かについても、ゲームアプリでガイド役だった“ミライ”とかばんが、どちらも帽子を被り、声優も同じ内田彩であることから、元ガイド“ミライ”だという説や、一人称が“ボク”なのでオスだという説も。

この作品最大の謎はかばんだとも言えますが、第7話では、かばんはヒトで、ジャパリパークにあるものも、昔ヒトが作ったものであること、ある日を境にヒトが姿を消したことが明かされました。

少しずつ謎が明かされつつも、かばん自身に関することは、いまだベールに包まれたまま。他にもさまざまな謎が残されています。この考察できる余白を残しながら進めていくスタイルこそが、アニメ「けものフレンズ」の大きな魅力と言えるのではないでしょうか。

アニメ「けものフレンズ」声優キャストは?フレッシュな新人声優が中心!

アニメ「けものフレンズ」には、毎回登場するメインキャラ以外にも、新しいキャラが次々に登場するため、声優陣も総勢30名を超えています。主人公のかばん役は内田彩です。小林ゆうや、金田朋子など、個性派声優も出演していますが、サーバル役が尾崎由香、フェネック役が本宮佳奈、アライグマ役が小野早稀など、新人声優や若手声優が積極的に起用されています。

オープニング曲や予告を担当している、異なる種類のペンギンが集まっているペンギンアイドルユニットPPPの担当声優は、佐々木未来、相羽あいな、田村響華、築田行子、根本流風と、新人声優が中心のフレッシュな顔ぶれ。スナネコ役で出演しているみゆはんは、シンガーソングライターで、エンディングテーマ「ぼくのフレンズ」も歌っています。ちなみにラッキービースト役が誰の声かは明かされていないので、それもまたアニメの重要な謎に関係しているのかも知れません。

アニメ「けものフレンズ」の影響で動物園に行く人が続出!?動物園側とアニメ制作陣の反応について

アニメ「けものフレンズ」は、NHKのニュース番組「ニュースチェック11」で、「アニメの影響で動物園に行く人が増えている」と報じられたことでも話題になっています。擬人化されたアニマルガールズたちは、見た目や性格に元となる動物の特徴や性質の面影を残しているため、動物自体に興味を持つファンが増え、「動物見たさに動物園にいってきた」という投稿がSNSで急増中なのだとか。

多摩動物園の広報担当者も、アニメの影響で来園者が増えているかどうかは何とも言えないとしつつも、「動物園に興味・関心を持っていただけるのはありがたいです」と話しています。実際の動物園スタッフが動物の生態について紹介するミニコーナーもあるアニメ「けものフレンズ」。スタッフも、Twitterで、「応援してくれる皆さんが動物園へ足を運んでくださるのが何よりうれしいです。プロジェクト立ち上げ当初から話していたことなので」とコメントしています。

どうやら、見せる側・見る側双方にとって良い結果になっていると言えそうです。最近は、来場者を増やすために、動物たちを身近に見ることができるような体験型施設にリニューアルする動物園も増えていますが、アニメがきっかけで来園者が増えるというのも喜ばしいことなのではないでしょうか。

アニメを見て終わりにせず、動物自体にも興味を持ち、動物園へ足を運んで実際の動物を観察すれば、自然界への理解が深まります。動物園に行ってからアニメを見れば、より一層、キャラや動物に対しての愛着も深まることでしょう。アニメ「けものフレンズ」は、“IQを溶かすアニメ”とも言われていますが、実はIQを高めてくれるアニメなのかも知れません。

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