小塚崇彦が「ユーリ」のコスプレ!?フィギュアスケート引退後の現在は?
小塚崇彦が「ユーリ」のコスプレ!?完成度の高いコスプレに賞賛の声!
元フィギュアスケート選手の小塚崇彦(こづかたかひこ)は、スケート一家のサラブレッドとして、愛知県で生まれました。
祖父は、「フィギュア王国・愛知」の基礎を作った小塚光彦で、父親の小塚嗣彦(こづかつぐひこ)は、1968年に開催されたグルノーブルオリンピック代表。母親の小塚幸子もまた選手でした。過去には、2008年グランプリファイナル2位、2010年に開催されたバンクーバーオリンピックで8位という好成績を出し、高い人気を誇っていた小塚崇彦。
そんな彼が、フィギュアスケートをテーマに描かれたアニメ作品「ユーリ!!! On ICE」の主人公・勝生勇利のコスプレ画像をインスタグラムにアップしたところ、その完成度の高さに驚きの声があがりました。きっかけは、ロシアの女子フィギュアスケート選手で、日本のアニメ好きなことで知られるエフゲニア・メドベージェワ選手が、2016年11月17日にツイッターで「ユーリ!!!・on・ICE」のコスプレを披露したことでした。
彼女に対抗して、同じ勝生勇利の第1話のコスプレを披露した小塚崇彦。「まるで実写のよう」「そんな冗談みたいなことが」などと大注目を集めたことで、フィギュアスケート界をさらに盛り上げています。
フィギュアスケートを完全引退した小塚崇彦の現在は?
小塚崇彦は、2016年3月15日、自身のオフィシャルWEBサイトで、フィギュアスケート選手を引退することを報告しました。同年4月17日には、東京・国立代々木競技場で行われた「スターズ・オン・アイス東京公演」の最終日に出演し、ファンに別れを告げています。
引退後は、トヨタ自動車の社員として、新しい人生を歩むことを発表。プロスケーターになる道を選ばずに、フィギュアスケートから完全に身を引くという決断は、驚きを持って受け止められました。しかし、トヨタでスポーツ関連の仕事をしていくうちに、「こういった要素を取り込めると、フィギュアスケートはもっと良くなるな」「フィギュアスケートならばこうやるのに」と、フィギュアスケートへの思いがどんどん強くなっていったという小塚崇彦。
そこで、トヨタ側と話し合いを重ねた結果、2017年2月からは、トヨタ自動車に籍を置きつつ、自身の望む活動を始めることとなりました。現在は、理解ある上司の応援もあり、フィギュアスケートの普及を中心とした活動に注力しています。
小塚崇彦の引退理由の真相は?結婚した妻や子供は?
小塚崇彦が選んだ「氷上を去る」!引退の真相は?
2015年12月に開催された「第84回全日本選手権大会」で5位に終わった小塚崇彦は、大会以前からの右足首の痛みに悩まされていました。そこで診断された結果は、先天性の股関節疾患である「臼蓋形成不全」。普通に生活を送る上では大きな問題はないそうですが、脚の開きが悪くなるなど、第一線で活躍する競技者にとっては、かなり大きなハンディになりうることが容易に推察できます。
これにより小塚崇彦は、フィギュアスケートからの完全引退を表明することになりました。一方で、フィギュアのエリート一家に生まれ、最高の指導者になることを期待されていた小塚崇彦が、プロスケーターやコーチに転向せずに「氷上を去る」決心をした理由は、それだけではなかったとも言われています。それが、父親の小塚嗣彦が、元教え子への強制わいせつで訴訟を起こされていたという騒動です。
実際、父の小塚嗣彦は、女好きで有名だったとか……。父親の訴訟が取り沙汰された2015年10月といえば、フジテレビアナウンサーの大島由香里と婚約中でもありました。新しい生活の始まりに向けて、父親の騒動の影響を避けるためにも、フィギュアスケートからは距離を置く必要があったとも考えられます。
小塚崇彦が結婚した妻は女子アナ?子供は?
小塚崇彦と、妻である大島由香里アナは、2010年のバンクーバー五輪で、出場選手と現地キャスターとして出会いました。帰国後に開かれた食事会で親交を深めた2人は、友人関係から恋人関係へと発展。2013年に交際を公表した際の小塚崇彦は、股関節のけがや、2014年のソチオリンピック選考に落選してしまい、スランプに陥っている最中で、引退も考えていたそうです。
そんな小塚崇彦のつらい時期を支え、励まし続けたのも大島由香里アナでした。揃って真面目な性格だという2人は、2015年7月に婚約を発表し、2016年2月20日に結婚。同年11月19日には、第1子を妊娠したことを発表しました。大島由香里アナは、出産を待つ夫の小塚崇彦の様子について、「初めての経験に興味津々なようで、お腹をつつき合いながら早くも親子の会話を楽しんでいるようです」と明かしています。小塚崇彦の第1子誕生は、2017年4月の予定とのことですから、間もなく吉報が届くことでしょう。
小塚崇彦が実直さと男気を見せた!浅田真央引退について
小塚崇彦が、2017年4月11日のフジテレビの情報番組「バイキング」に生出演し、現役引退を表明した浅田真央についてコメントしました。幼馴染でもあり、今でも親交があるという小塚崇彦は、MCを務める俳優の坂上忍から、「引退を事前に聞いていたの?」と質問され、「まあ、はい。でもプライベートの時に話してもらったので、内容と時期とかは……」と一度は明言を避けました。
その後に語ったのは、「話は直接聞きました。一大決心だと思う。浅田真央さんが決心したという意味で安心感につながっている」という自身の感想。そして、2012年、最愛の母親を亡くした直後に行われた全日本フィギュア選手権で優勝した浅田真央のメンタルの強さについてでした。
放送中には、「親友・小塚崇彦が明かす決断秘話」などとテロップも流れ、坂上忍からも、「教えてくれないの?」と執拗に突っ込まれても、「信頼関係もあるので」と、詳細についてはコメントをかわし続けた小塚崇彦。これを見た視聴者からは、真面目で実直な彼が見せた男気を賞賛する声が続出しています。
翌日に出演したテレビ朝日の「ワイドスクランブル」では、浅田真央の今後の活動について、「一緒にできることは?」の問いに、「仲間ですから、なにかしら助けることができたら」とコメントしました。選手生活をやり遂げた盟友の2人。フィギュアスケート界の発展のために、再び手を携えて共に活動する姿が見られることを期待したいですね。