ヨシタケシンスケのグッズや絵本、スタンプが大人気な理由!「ヨチヨチ父とまどう日々」は初の育児漫画!

ヨシタケシンスケのグッズや絵本、スタンプが大人気な理由!経歴や結婚歴などのプロフィールは?

ヨシタケシンスケのグッズや絵本、スタンプが大人気な理由!親もファンに

ヨシタケシンスケは、絵本「りんごかもしれない」がベストセラーになった人気の絵本作家です。目の前の林檎に「何か他のものかもしれない」と愉快な想像を繰り広げる筋立てのない「りんごかもしれない」は、児童書に全く新しいジャンルを確立しました。

イラストレーターとしても活躍するヨシタケシンスケは、絵本のイラストももちろん担当。どこかユーモラスでかわいいイラストは、絵本を通じてファンになった親世代からも支持を受け、絵本だけでなくLINEスタンプやグッズも展開されています。

ヨシタケシンスケの経歴、結婚は?実は売れていなかった?

絵本だけでなくLINEスタンプや関連グッズも人気のヨシタケシンスケは、1973年生まれ。神奈川県茅ケ崎市出身で、筑波大学大学院芸術研究科総合造形コースを卒業した後は、会社員を経てフリーランスに転身。広告美術やコマ撮りアニメの人形製作をする傍ら、イラストレーターとしても活動していました。

2013年、40歳の頃に発表した絵本「りんごかもしれない」がヒットするまでは売れてはいなかったと言うヨシタケシンスケですが、2003年頃に結婚し、2人の子供をもうけています。

ヨシタケシンスケの「ヨチヨチ父とまどう日々」は初の育児漫画!サイン会や展覧会も大盛況!

ヨシタケシンスケの「ヨチヨチ父とまどう日々」は初の育児漫画!パパも共感!

結婚して子供もいるヨシタケシンスケは、その経験をいかして、初めての育児エッセイ漫画「ヨチヨチ父 とまどう日々」を発表しています。これは、育児雑誌「赤ちゃんとママ」で2013年から3年にわたって連載された作品に書き下ろしを加えてまとめたもの。育児エッセイと言うとママが書いた作品が多い中、パパ目線で書かれた「ヨチヨチ父 とまどう日々」は大きな反響を呼びました。美談に終始しがちな子育てについて、表立っては言いにくい本音や大変さについてもユーモアをもって表現したところに多くの親が共感しています。

ヨシタケシンスケの新刊発売サイン会や展覧会も大盛況!

ユーモアあふれる自由な発想で、子供はもちろん、大人からも支持を受けているヨシタケシンスケ。子供と一緒に目にしたことからファンになったパパやママだけではなく、絵本好きの大人からの支持も熱く、サイン会や展覧会も大盛況のようです。

2018年8月には、新刊「みえるとかみえないとか」の発売を記念して青山ブックセンターでサイン会を開催。同時に原画展も行われました。9月には、10名のクリエイターが愛用の筆記具で描く瞬間をとらえた「ほぼ日手帳2019発売記念『書く!』展」にも登場しています。

ヨシタケシンスケが小学生の好きな絵本に7冊も!売れるためにしたこととは?

今や児童書界で知らぬ者はいないほどメジャーな存在になったヨシタケシンスケ。小学生が選ぶ「“こどもの本”総選挙」の20位までに7冊もランクインしているところを見ても、広く支持されていることがよく分かります。ベストセラーとなった「りんごかもしれない」や「このあと どうしちゃおう」「ぼくのニセモノをつくるには」といった作品は、目の前の1つの状況からさまざまに想像を展開する、ストーリーのない作品です。これが「発想絵本」と呼ばれるようになり、新たなジャンルを確立しました。

このような作品が生まれたきっかけとして、ヨシタケシンスケは「絵の奥行や叙情性で勝負できない分、付加価値をつけないといけないと思ったんです」とコメント。そのために、「新しいものの見方の提案とか、人が言いにくいことを言ってみる」ことなどを意識してきたと明かしています。そのような工夫に、子を持つ親として身近で子供を見てきた経験によるリアリティが加味されたからこそ、多くの親子が共感し楽しめる絵本ができあがったのかもしれません。

ちなみに、ランキングの最上位に選ばれたのは、2017年に発売した「あるかしら書店」で、2位にランクインしています。こちらは幼児向けというよりは大人向け。ちょっと笑えて癒される絵本なので、小学校高学年からの支持が厚かったのではないでしょうか。

そんなヨシタケシンスケに、TBSのドキュメンタリー番組「情熱大陸」が8カ月にわたり密着取材を行いました。番組内で披露されたのは、創作への想いや新作に取り組む姿です。ヨシタケシンスケが売れなかった時代のこと等についても語っているので、ファンには興味深いものになっていると言えるでしょう。

新刊「みえるとかみえないとか」では、障害のある人をテーマに選んだヨシタケシンスケ。「タブーになっているようなテーマと、逆にどうでもよすぎて話題にものぼらないテーマを同等に扱いたい」と語るヨシタケシンスケの次なる新作にも期待が高まります。

関連記事

ページ上部へ戻る