久米田康治の人気作「かくしごと」がAmazonプライム・ビデオで配信!テレビ番組に初出演!?

久米田康治がテレビ番組に初出演!漫画の主人公に似ていると話題に!?


久米田康治のプロフィール
◆生年月日:1967年9月5日
◆出身:神奈川県
◆代表作:さよなら絶望先生(2005年)

久米田康治は大人気漫画家!デビューまでの経緯が意外!作風は?

人気漫画家の久米田康治(くめたこうじ)は、神奈川県出身の1967年9月5日生まれです。和光大学人文学部芸術学科を卒業しており、美術の教員免許も取得しています。

大学卒業後、漫画の編集者になることを志しましたが、入社試験で不合格となったことで漫画家の道へ。今となっては漫画家になるべき運命ゆえの不採用だったのではと思えてきますが、描き手ではなく編集者を目指していたというのは意外なエピソードです。

1990年に「行け!南国アイスホッケー部」で「小学館新人コミック大賞」を受賞した久米田康治は同作で漫画家デビューを果たし、「週刊少年サンデー」での連載が1996年まで続きました。その作風は、スポーツ漫画風から下ネタやダジャレの多いギャグマンガ調へと変化。1996年から翌年まで同誌で連載された「太陽の戦士ポカポカ」では、毎回1つのテーマをもとに話を広げていく形へと変わっていきます。

社会風刺や常識に皮肉をこめたシニカルな話題から展開する形式を確立し、これが2005年から2012年まで「週刊少年マガジン」に連載された代表作「さよなら絶望先生」へとつながっていきました。

久米田康治がテレビ番組に初出演!主人公の顔に似ている?

久米田康治のもう1つの代表作「かくしごと」は、2015年の連載開始から2020年の現在まで「月刊少年マガジン」で連載が続いている漫画です。この作品にスポットが当たっている中、2020年4月14日に放送されたテレビ番組「あの子は漫画を読まない。」で、久米田康治本人がテレビに初めて出演したことが注目を集めました。

「久米田康治を初めて見た!」「『かくしごと』の主人公に似ている」など、その風貌が大きな話題に。「かくしごと」は漫画家と知られたくない父親と娘の日常を描いた、ほのぼのストーリーです。漫画家という設定ゆえに主人公のキャラクターが久米田康治に重なって見えた読者も多かったのでしょう。久米田康治自身も自然と作画タッチに自分を反映させた部分があったのかもしれません。

松山せいじは鉄ヲタ漫画家!年収を公開したワケとは?妻も漫画家?

久米田康治は実はマンガ家の漫画を描きたくなかった!?ヒット作を出しているのに後ろ向き!?

久米田康治は「マンガ家漫画」ジャンルに乗り気でなかった?

久米田康治は話題作「かくしごと」誕生の背景について語る中で、実は新鮮さが感じられない「マンガ家漫画」のジャンルは描きたくないと思っていたことを明かしています。

「講談社コミックプラス」のインタビューによると、担当から提案を受けた当初は乗り気でなかったものの、自身が下ネタギャグ路線だった頃、職業を隠していたことに着想を得て「隠し事は、描く仕事」という設定ならば、と思い立ったのだそう。「かくしごと」は久米田康治の実体験が散りばめられた作品なのです。

実際に家族に隠して漫画を制作している人は、久米田康治のほかにもいるのだそう。漫画家の実態に「描く仕事」の面だけでなく「隠し事」という視点を加えたことで、これまでの「マンガ家漫画」とは全く違った世界観の作品が生み出されており、久米田康治ならではの独創的なセンスが光っています。

久米田康治の初の画集出版に後ろ向き発言!?

久米田康治は数々のヒット作を連発し、「さよなら絶望先生」で「講談社漫画賞少年部門を受賞」するなど、輝かしい実績をもつ漫画家です。そんな久米田康治ですが、初めて画集が出版される感想を問われると、「需要があるのか」「僕だったら買わない」などと後ろ向きな発言をしていました。

インタビューの中で久米田康治のダークな発言は続き、「2本の連載を抱えて画集も出版されるなど良いことが続いている、自分は死期が近づいていて、それで多くの人が良くしてくれているのでは」という推測を語っていました。

一般的に予想される「うれしい」「買ってください」という反応とは正反対な発言です。しかし、この謙虚さとネガティブな発想があるからこそ、久米田康治にしか描けない独特な漫画たちが生まれているのでしょう。

岡崎つぐおは東京都出身の漫画家!「サイボーグ009」が好評連載中

久米田康治の人気作「かくしごと」がAmazonプライム・ビデオで配信!大槻ケンヂとコラボの楽曲がすごい!

久米田康治の人気作「かくしごと」アニメ版は大槻ケンヂの楽曲にも注目

2020年4月2日から久米田康治のヒット作「かくしごと」がアニメとして放送されています。放送開始に伴って、4月7日からAmazonプライム・ビデオでの配信もスタートしました。

久米田康治の「かくしごと」アニメ化で話題となっているのが、大槻ケンヂとの再タッグが実現したことです。2020年6月17日に久米田康治と大槻ケンヂのコラボCD「愛がゆえゆえ/あれから(絶望少女達2020)」がリリースされます。

どちらの曲も大槻ケンヂが作曲しており、「愛がゆえゆえ」の歌手は「大槻ケンヂとめぐろ川たんていじむしょ」となっています。主人公の可久士の娘である姫とクラスメイトからなる4人組で結成したのが「めぐろ川たんていじむしょ」です。

姫と友人役を務める4人の声優陣も豪華で、歌唱力の高さが知られたメンバー。姫役は「からかい上手の高木さん」の高木さんとしての歌声など、さまざまな楽曲への参加が知られる高橋李依が担当。友人役には「月刊少女野崎くん」の佐倉千代役でのエンディングテーマで注目を集めた小澤亜李、「ゾンビランドサガ」などで多くのキャラクターソングを担当してきた本渡楓、2020年1月に「ふわっと/シトラス」でソロデビューした和氣あず未が揃い、可愛らしい小学生仲間としての歌唱が注目されています。

久米田康治ワールドの横展開が面白い!「かくしごと」の伏線回収は?!目が離せない!

また、収録されている「あれから(絶望少女達2020)」の「絶望少女達」についても見逃せません。歌っている「絶望少女達」とは、久米田康治原作の2007年7月から放送されたアニメ「さよなら絶望先生」シリーズの登場キャラクターです。

アニメの放送中に「大槻ケンヂと絶望少女達」としてテーマ曲をリリースしてきましたが、3期目の2009年7月から9月まで放送された「【懺・】さよなら絶望先生」から、およそ10年ぶりに大槻ケンヂと絶望少女達が再びタッグを組んだ曲となっているのです。

「絶望少女達」として声優の野中藍、井上麻里奈、小林ゆう、新谷良子、沢城みゆきら、お馴染みのメンバーが参加。シニカルな視点がリンクする久米田康治と大槻ケンヂのコラボは、ファンにとって待望だっただけに、この仕様には喜びの声が沸き上がりました。

「かくしごと」は、原作と放送中のアニメが同時に終わるという仕掛けがあることが明かされています。娘の姫が小学生という設定の本編と並行して、7年後を描いた「18歳編」が進行していますが、どんな形でエンディングを迎えるのでしょうか。久米田康治の漫画と展開されるアニメから、目が離せそうにありません。

小林ゆうは人気声優!声優アワード新人女優賞を受賞!デビューのきっかけは?
「風が強く吹いている」は映画化もされた駅伝小説!アニメのキャストは?
ことぶきつかさが「スシってる」と話題に!ガンダムの制作現場でマツコと共演!?

関連記事

ページ上部へ戻る