栗原三佳は女子バスケ日本代表きっての美人!所属のトヨタ自動車でも大人気
栗原三佳がリオオリンピック女子バスケ日本代表で大活躍!美人すぎる3ポイントシューターが話題に
栗原三佳を擁する女子バスケ日本代表チーム「AKATSUKI FIVE」は、2016年のリオオリンピックで、アトランタ大会以来20年ぶりとなる決勝トーナメント進出を果たしました。身長196cmの渡嘉敷来夢(とかしきらむ)が特別に大きく見えない世界の舞台で、強豪国を翻弄した小柄な日本女子バスケチーム。
足を使った素早い攻撃の中で、スモールフォワードの栗原三佳が放つ鮮やかな3ポイントシュートは、観る者すべてを爽快な気分にしました。予選リーグでは、世界ランク2位のオーストラリア相手に惜敗を喫したものの、栗原三佳は、爆発的な攻撃力で、計6本の3ポイントシュートを沈めています。
そして何より、日本人女子としては大柄な身長176cmでありながら、スレンダーな肉体と、整った顔立ちの栗原三佳は、美人すぎるルックスで多くの人々を魅了しました。オリンピックで栗原三佳を知り、女子バスケの印象が変わったという人も少なくないでしょう。
栗原三佳の所属はトヨタ自動車アンテロープス!可愛い笑顔と性格も大人気!
栗原三佳は、現在、WJBL(バスケットボール女子日本リーグ)の実業団チーム・トヨタ自動車アンテロープスで活躍中です。栗原三佳は、2012~2013年のルーキーシーズンから全35試合に先発出場。颯爽とコートを駆けまわり、爽快な3ポイントシュートで、チームの準優勝に貢献しています。
クールな表情から一転、シュートを決めた後の弾ける笑顔も可愛らしく、日本の女子バスケ界屈指の人気者となった栗原三佳。チームの先輩からも「見た目がクールで爽快なシューター」と絶賛され、その着想力の豊富さから「ソウ」というニックネームが名付けられました。
また、背番号24は、栗原三佳の憧れのNBA選手である、レイカーズに所属するコービー・ブラウンの背番号に由来しているそうです。コービー・ブラウンは、あのマイケル・ジョーダンを超えるとまでいわれた選手ですが、稀代の努力家としても知られています。自身も、「自分に負けたくないとの思いで、何でも努力するタイプ」と語っている栗原三佳。そういった前向きで明るい性格も、人気の一因となっています。
栗原三佳の出身中学、高校はバスケ強豪校?大学はどこ?
栗原三佳の出身中学は強豪校ではなかった!名門・大阪薫英女学院高校時代に開花した才能
栗原三佳は1989年5月14日生まれの、大阪府出身。小学3年生の時に、姉の影響でバスケットボールを始め、枚方市立東香里中学校時代には、大阪のジュニアオールスターチームに選抜されています。しかし、出身中学はバスケの強豪校というわけではなく、当時の栗原三佳は、3ポイントシュートを打った記憶もないそうです。
その後、全国大会常連校である名門・大阪薫英女学院高校に入学した栗原三佳に転機が訪れます。まだ入学して間もない春の大阪府大会決勝戦のこと。試合終盤になって、ベンチ入りしていた栗原三佳に、「3ポイントシュートを打ってこい」と、監督が突然言いました。
戸惑いながら出場した栗原三佳でしたが、監督の「お前はシュートが上手だから」という言葉のとおり、あっさりと3ポイントシュートを決めてしまったそうです。これをきっかけに、栗原三佳は、自分の生きる道を見出すこととなったといいます。
栗原三佳の高校時代は後の女子バスケ日本代表の群雄割拠時代!人間科学大学での活躍は?
栗原三佳は、名門・大阪薫英女学院高校時代に、3ポイントシューターとしての才能を開花させ、1年生時のウィンターカップ(高校生の全国大会)でベスト8を経験しています。3年生となった2007年には、キャプテンを務め、チームをインターハイベスト8に導きました。物足りない成績に思われるかもしれませんが、栗原三佳がインターハイで敗れたチームには、間宮佑圭や渡嘉敷来夢ら現日本代表メンバーたちが名を連ねています。
つまり、栗原三佳の年代は、優秀な選手が豊作な世代。その後、栗原三佳が進んだ大学は、大阪薫英女学院高校の系列校である大阪人間科学大学でした。同校も、多くの女子バスケ選手を輩出してきた強豪校で、全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)では、3度の準優勝歴があります。
そのうち2011年の準優勝は、栗原三佳がチームのエースとして活躍した大学4年生の時のものであり、この活躍によって、関西女子学生リーグ最優秀選手賞を受賞したのも栗原三佳でした。ちなみに、このチームには現日本代表の近藤楓も在籍しており、この年の関西女子学生リーグ3ポイント女王には、栗原三佳ではなく、近藤楓が輝いています。
栗原三佳「くりぃむシチューのレジェンドⅥ」に登場!努力のスタイルもクール美人だった!
栗原三佳のバスケの持ち味は、動きのある中での3ポイントシュートです。決まり出すと止まらない怒涛の勢いで攻めながらも、コートの中の栗原三佳は、ひと際クール。リオオリンピックでは、王者アメリカに阻まれ、惜しくも初の4強入りとはなりませんでしたが、第2クオーターで魅せた栗原三佳の連続3ポイントシュートは、本当に鳥肌ものです。
そんな栗原三佳にも、3ポイントシュートを打ったこともない中学時代があり、人一倍の努力を重ねた部活生活がありました。特に、強豪校である大阪薫英女学院高校時代の練習は厳しく、ミスをすれば罰メニューが与えられることなど日常茶飯事。その苛酷な状況の中でも、”罰”と受け止めて消化するのではなく、”必要なトレーニングを与えられている”と自己分析しながら取り組むことが、上達の秘訣だと栗原三佳は語っています。
学生時代は、バスケットボールに限らず、勉強においても、一夜漬けなどせず、テストの数週間前から計画を立てて取り組んだという栗原三佳は、努力のスタイルもクール美人です。2016年11月7日放送の「くりぃむシチューのレジェンドⅥ」に、渡嘉敷来夢と共に出演するなど、リオオリンピックの快進撃をきっかけに、マイナーだった日本の女子バスケへの注目度が高まりつつある昨今。
2016年10月7日に開幕したWリーグでは、まだ栗原三佳の試合出場がないのは寂しい限りですが、あの爽快な3ポイントシュートが再びみられる日を、心待ちにするファンは増加中です。