鈴木聡美の水泳女子リオオリンピック代表までの道のり!中学、高校時代の成績は?

鈴木聡美の水泳女子リオオリンピック代表までの道のり!中学、高校時代の成績は?

鈴木聡美がリオオリンピックの代表の座をつかむまで

鈴木聡美は、水泳女子日本代表の競泳選手。種目は平泳ぎで、オリンピック初選出となったロンドンオリンピックでは、日本女子水泳界初の「1大会で3つのメダルを獲得」を成し遂げ、注目を集めました。

しかしその後は、メダリストという栄光がプレッシャーとなってのしかかり、鈴木聡美は、記録が伸びない苦悩の日々を過ごします。記録を意識するあまり、泳ぎが固くなってしまい、心と体が一致せず、主要大会で表彰台に上がれない日々が3年も続きました。

しかし、記録重視のために変えた泳ぎ方を、ロンドンオリンピック当時の泳ぎ方に戻した鈴木聡美。2016年の日本選手権女子100m平泳ぎでは2位となり、一時は危ぶまれていたものの、鈴木聡美はリオオリンピック代表の座を無事につかみました。

鈴木聡美は中学・高校時代は有名な選手ではなかった?!

鈴木聡美は福岡県出身で、4歳の頃から高校卒業まで、遠賀郡遠賀町にある「オールウェイズスイミングクラブ」に通っていました。遠賀中学校・九州産業大学付属九州高等学校時代は、全国大会レベルでの特筆する記録はなし。所属するクラブ内でも、さほど目立たない存在だった鈴木聡美は、中学・高校時代は、ほぼ無名の選手だったといえます。

しかし、進学した山梨学院大学では、メキメキとその頭角を現しました。1年生で出場した学生選手権では、日本新記録をたたき出し初優勝した鈴木聡美。その後は、国内・国外の水泳大会で、女子平泳ぎ50m・100m・200mの3冠を多数達成し、2012年に出場したロンドンオリンピックでは、200m平泳ぎで銀メダル、100m平泳ぎで銅メダル、女子メドレーリレーで銅メダルを獲得しました。

鈴木聡美の現在のベストタイム!美人競泳選手の意外な趣味とは?

鈴木聡美の現在のベストタイムは?リオオリンピックで実力発揮なるか!?

鈴木聡美のベストタイムは、いずれも平泳ぎのもので、50mは30秒97(日本記録)、100mは大学1年生の時に出場した学生選手権で記録した1分06秒32、200mはロンドンオリンピックの決勝で出した2分20秒72 となっています。この度のリオオリンピックでの100m平泳ぎの鈴木聡美のタイムは、予選で1分06秒99、準決勝では1分07秒18で自己ベスト更新とはならず、惜しくも準決勝での敗退となりました。

レース後は、「予選から6秒台で泳げ、手ごたえを感じたが、準決勝では出し切れなかった」と述懐。メドレーリレーにも出場することになった鈴木聡美は「チームで戦う種目なので、足を引っ張らないように頑張りたい」と語り、気持ちを切り替えていました。

鈴木聡美は美人だけどオタク?!気になる意外な趣味とは?

鈴木聡美は美人だと評判です。そんな美人競泳選手・鈴木聡美の趣味は、意外にもゲームやアニメ!特に、戦国武将と人気声優陣がコラボした人気戦闘アクションゲーム「戦国BASARA」の熱烈なファンだと公言した過去があり、ロンドンオリンピックでは、選手村にも持ち込み、プレイしていたほどだとか。鈴木聡美のツイッターには、お気に入りの漫画(ワンピース)や、プレイしているゲーム画面の画像(プレイステーションポータブルで桃鉄)や、アプリ(ねこあつめやパズドラ)の話も登場。鈴木聡美が、日ごろから漫画やゲームに親しんでいることがよく分かります。

ちなみに流行りの「ポケモンGO」をインストールしようとしたところ、端末が対応していないためにインストールができず、残念がっていたというエピソードもあります。

鈴木聡美の人生設計とは?夢はまさかの……

鈴木聡美は、もしリオオリンピックに出場できていなかったら、「結論を出していたと思う」と言います。それはどのような結論なのか、想像の域を出ませんが、ロンドンオリンピック後の記録が出ない、思い描く泳ぎができなかった長くてつらい苦悩の日々を思えば、鈴木聡美は引退を選択していたということなのかもしれません。

ロンドンオリンピック後、「ロンドンのヒロイン」「シンデレラガール」などと呼ばれ、多大な祝福を受けた鈴木聡美。素直で真面目な性格だという鈴木聡美は、「メダリストという言葉に恥じない泳ぎをしなければならない」「メダリストは常に結果を残し、記録を出さなければいけない」という考えに憑りつかれていました。周りを気にすることなく集中し、大きな大会でも自分を貫き通せる気持ちの強さが、鈴木聡美の強さの秘訣だったといいますが、メダリストになったことで、歯車が狂ってしまったという、なんとも気の毒な状況です。

リオオリンピック準決勝敗退後には、「前回(ロンドンオリンピック)はメダルを獲ったから、今回のこの結果は本当に悔しい」と無念を口にした鈴木聡美。この発言からも、鈴木聡美が、メダリストという肩書を意識していたことがうかがえます。ロンドンオリンピック前には、アニメ好きが高じてか、恩師に「声優になります!」と驚きの発言をしていたという鈴木聡美。リオオリンピック後に、その夢を果たして叶えるのか?鈴木聡美の今後の人生設計も気になるところです。

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