前田忠明が心筋梗塞で死亡しかけた!現在も「とくダネ!」現役芸能リポーター
前田忠明が心筋梗塞で死亡しかけた!臨死体験も?!
「ちゅうさん」の愛称で知られる前田忠明(まえだちゅうめい)は、芸能ニュースに欠かせないベテラン芸能リポーターです。フジテレビ「とくダネ!」の芸能デスクとしてもお馴染みですが、2008年に、心臓のバイパス手術を受けるため、番組を一時降板したことがありました。
もともと、心臓の血管が詰まりやすい持病を持っていることを明かした前田忠明は、実は1990年には心筋梗塞で死にかけたこともあったとか。突然胸が苦しくなり自力で病院に行きますが、ベッドに横たわった途端に意識を失ってしまいました。その間に見たものは、金色の光の向こうから手招きするもう一人の自分。「まだ行かない」と告げたところ、元の真っ暗な状態に戻ったと言います。後に、1分間ほど心臓が停止していたと聞かされたそうですが、これが臨死体験というものなのでしょうか?
前田忠明は現在も「とくダネ!」現役芸能リポーター!
前田忠明は1941年5月15日生まれで、2018年には77歳になります。もともと週刊誌「女性自身」の記者だった前田忠明は、1980年にフジテレビの芸能リポーターに転身。芸能リポーターの先駆けとして活躍を続け、ワイドショーにはなくてはならない存在となりました。
「とくダネ!」には、前番組の「おはよう!ナイスデイ」から続投する形で、番組が始まった1999年から芸能デスクとして出演していますが、次第に「登場機会が減っているのでは」との声が。よくよく考えてみれば、当時の前田忠明は間もなく還暦を迎えようかという年齢です。
一般的なサラリーマンがそろそろ定年を迎える年ですから、芸能界の情報を収集し、コンスタントにテレビに出演し続けることは大変だったのかもしれません。とはいえ、今でも「とくダネ」の芸能デスクと言えば前田忠明!今なお現役で働いていること自体がすごいことです。
前田忠明が関根勤に嫌われている?井上公造や他の芸能リポーターとの仲は?
前田忠明が関根勤に嫌われている?初対面で馴れ馴れしくしたから!?
前田忠明には、関根勤に目の敵にされているという噂があります。関根勤がラジオ番組で明かしたところによると、初対面の前田忠明が馴れ馴れしく彼の肩に手を回して「最近どう?」と聞いてきた時からとか。この時、前田忠明が聞き出そうとしていたのは、欽ちゃんファミリーに関するスキャンダルだったと言います。
その嫌いっぷりは、一緒に話を聞いている関根勤の盟友・小堺一機が苦笑いするほど。今や大御所タレントの関根勤に嫌われては、前田忠明もさぞ仕事がしにくいのではないでしょうか?
前田忠明と井上公造や他の芸能リポーターとの仲は?取材スタイルが違うだけで……
前田忠明にはもう1人、犬猿の仲だと言われている人物がいます。それは、テレビ朝日の芸能リポーター井上公造です。不仲の理由は、井上公造が梨元勝にスカウトされて芸能リポーターになったからだとか。前田忠明と同じく、芸能リポーターの先駆けとして活躍した梨元勝は、2010年に肺がんで亡くなるまで、前田忠明とは犬猿の仲だと言われていました。
現場に突撃取材を仕掛けることが多かった梨本勝や、それを受け継いだ井上公造に対し、電話で事実確認を行うなど慎重な取材スタイルの前田忠明はたしかに対照的。しかしそれは、梨元勝が「仲が悪いようにしていたほうが面白いんじゃないか」と言ったからで、本当は仲が良かったと明かしています。
また、「とくダネ!」で一緒に出演することも多かった武藤まき子とも親交が深かった前田忠明。彼女が2016年に虚血性心不全で亡くなった時には、涙を流して追悼していました。共に活躍してきた芸能レポーター仲間を見送るたびに、辛く寂しい思いをしているようです。
前田忠明の矜持は情報の真実だけを誠実に語ること!
前田忠明は、2018年2月にフジテレビの元アナウンサー有賀さつきが亡くなった時に、「とくダネ!」に電話出演してコメントを寄せました。有賀さつきのあまりにも突然の死の報せに事実確認すらできない中で、前田忠明が最初にコンタクトを取ったのは、有賀さつきの元夫でした。
彼がフジテレビのキャスターをしていた縁もあって、散歩している姿を見かけると声をかけるなど日ごろの交流が続いていたとか。そんなちょっとした立ち話する時でも、元妻・有賀さつきについては触れないなど心配りを怠らなかったそうです。そうしたきめ細やかな配慮を貫いてきたからこそ、芸能ニュースの渦中の人物であっても、「前田忠明ならば」とギリギリのところまで真相を話してくれるのでしょう。元夫からのメールには、「有賀さつきの急死は本当だが、死因は親族から発表があると思うので詳しいことは話せない」と書かれていたそうです。
配慮の行き届いた人脈作りもすごい前田忠明ですが、直感もすごいと言います。2017年6月に女優の野際陽子が亡くなった時には、ふと彼女の体調が気になり、かねてから親交のあった所属事務所の社長に電話しました。すると、病状や入院先の病院名を聞いても教えてもらえないどころか、「テレビの収録の話などしている場合ではない」と社長はかなり切迫した様子。違和感を覚えた前田忠明は、それから間もなく野際陽子が亡くなったと知り、驚いて声も出なかったと語っています。
人の心に土足で踏み込むような取材は決してせず、もしかしたらという憶測で話すこともしないという前田忠明。捏造や歪曲も多い今の世の中で、その時に知り得たことだけを誠実に伝えようとする姿勢は得難いものです。だからこそ、誰よりも深く確実に真実に近づくことができるのでしょう。