2022年5月13日 更新
魔裟斗の驚異的筋肉トレーニングと食事方法、生活習慣とは?
魔裟斗、脅威の筋トレ&ランニングで引退後も体脂肪6%台をキープ!
魔裟斗(まさと)は、現在、タレント業やスポーツ解説などで活動しています。かつては、キックボクサーとして活躍し、日本人初のK-1 WORLD MAX世界王者として、格闘技の歴史に名を刻んだ人物です。2009年に現役引退してから、6年になろうとしていますが、現在でも、魔娑斗は、体脂肪率6%台をキープし、引き締まった体形を維持しています。
表舞台から退場したアスリートの大半は、現役時の体形を失っていくのが当たり前。魔娑斗には、いったいどのような秘密があるのでしょう?実は、その秘密は、週6回ペースの徹底したトレーニングを続けていることにあるようです。内容は、ランニングは45分目安に行い、筋肉トレーニングでは人間の最も大きい筋肉である胸、脚、背中を中心に鍛えるというメニューを交互に繰り返している魔娑斗。それはなぜかというと、筋肉はただ鍛えればよいというわけではなく、トレーニング後は、ある期間休息が必要とされています。
その期間は、48時間~72時間。この期間に、筋肉は以前より修復され、以前より強くなります。その原則を知り抜いた魔裟斗は、筋肉トレーニングとランニングを交互に行うことで、驚異的な肉体を維持しているのです。その動機は、「引退するときに決めたんですよ。現役のときよりいい体をつくると。だって、男ならモテたいじゃないですか」とのこと。「20年後に娘と街を歩いていて『若い彼女を連れているな』とか言われてみたい」と語る魔娑斗は、いつまでも若々しい肉体への目標をのぞかせました。
魔裟斗、食事はタンパク質摂取量制限!生活習慣は早寝早起き
魔裟斗の食事方法はどのようなものでしょう?基本的に、朝昼にしっかりと食べ、夕食に食べる食事の量を抑えるように心がけているようです。魔娑斗の場合、基本的には脂を避けていますが、脂を摂取する場合は、オリーブ・オイルや魚類等の良質な脂にしているとか。また、タンパク質の1日の摂取量は体重1kgに対して、1gまでに制限。自分の体重に適した摂取量を超過しないよう、食事を取ることが、魔娑斗の食事方法の秘訣だそうです。
普段の体重が73kg前後なら、タンパク質の摂取量は1日73gまでということになりますね。食事方法同様に、魔娑斗の生活習慣も早寝早起きとしっかりしています。現役時代も初めの頃は不摂生な生活の日々が続いていましたが、のちに出会ったコーチの影響で、今の習慣に変わったという魔娑斗。
実際、肉体改造の合宿では、早朝5時に起床してトレーニングを開始し、夜10時から11時の間には寝ついてしまっていたそうです。その時の疲労の回復具合に驚いた魔裟斗は、不摂生な生活を送っていた頃との段違いな体調に感動し、それ以来早寝早起きを生活習慣づけています。
睡眠中の人間の成長ホルモン分泌のピークは夜10時~2時の間と言われ、トレーニングの疲労による心地よい睡眠が成長ホルモン分泌を大きく促進したのでしょうね。
魔裟斗のファイトマネーは一試合5000万円だった!?現在の収入は?
魔裟斗のファイトマネーは最高5000万円!睡眠薬が欠かせなかった日々!
魔裟斗は、現役時代にどれくらいの収入を得ていたのでしょうか?全盛時代の魔娑斗は、最高5000万円のファイトマネーを獲得していたようです。今年1月に出演したバラエティ番組で、「最高は1試合5000万円ですね」と魔裟斗本人が明かしています。魔娑斗の答えに、収録スタジオ内からはそろって驚きの声。
ゲストで同席していたプロレスラー・武藤敬司も「えー!?」と絶句。魔裟斗によると「格闘技バブルでした。大晦日に民放局3つが格闘技ですからね」という現役時代。体が資本ですから、勝てば当然の額といえるでしょう。高額納税者として、魔娑斗も名を連ねていたこともあるのが納得いきました。
ちなみにK-1トーナメント優勝賞金は「2000万円。みんなファイトマネーは、優勝賞金より下だと思っている」ということです。それだけに毎日過酷な日々が続いたようで、魔娑斗は、睡眠薬の服用が欠かせなかったと言います。「プレッシャー半端無かったですね」という当時は、荒れ狂って自宅の中をめちゃくちゃにしたこともしばしば。そこまで追い詰められながらも、毎年手にしたファイトマネー。魔裟斗が今まで獲得したファイトマネーのうち、手取り額はいったいいくらなのかも気になるところです。
魔裟斗の現在の収入は激減?周囲への配慮欠如などが一因か?
魔裟斗の現在の収入は、いくらくらいなのでしょうか?現在の主な仕事は、テレビ番組出演や講演会、書籍販売といった内容の魔裟斗。具体的な金額は明かされていませんが、全盛期のファイトマネーと比べると激減していることは間違いありません。しかし、そうはいっても元K-1世界王者。テレビ出演などもあるので1000万円程度の年収は確保しているのではないでしょうか。
サラリーマンに置き換えると、安定した一流企業の経営幹部レベル。ただし、現役時代と比べると露出が減っているのも事実。本来の格闘家としての魔娑斗の魅力をアピールできる場がないようにも見えます。単発の仕事が多く、あまり仕事には恵まれていないとの噂も。最近ではイベントに出席した際、他の出席者に質問が集中したことにブチ切れてしまい、途中退席してしまったことが報道されていた魔娑斗。
仕事に恵まれていないのは、このように、周囲への配慮などが欠如する面や、もともと見られた不遜な態度が一つの原因とも考えられます。仕事を依頼する側も人間ですから、こういった面を見せられると仕事を頼みたくなくなります。元一流の格闘家だから人間的には未熟であってもよいというわけにはいかないのが社会の厳しいところ。時には自分を磨くことも必要になるかもしれません。
魔裟斗、6年ぶりのリングへ!山本“KID”徳郁と11年ぶりの死闘!
魔裟斗と山本“KID”徳郁が、大みそかに11年ぶりの再戦!12月31日に神奈川・大さん橋ホールで開催される「NIPPON FIGHT」でのマッチが正式発表され、両者の熱い闘いが今ここによみがえります。2009年のおおみそか限りで現役を引退した“反逆のカリスマ”魔裟斗が、6年ぶりに一夜限りのリングへ。今年3月に36歳を迎え「子供たちに戦う父の姿を見せる最後のチャンス」と今回の参戦を決意した魔娑斗。
一方、現在UFCに参戦中のKIDも、東日本大震災復興・被災地の仲間への友情とともに、東日本大震災チャリティとして開催される今大会に参戦します。両者は2004年の大みそかに開催された「K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!」でK-1ルールにより対戦。1ラウンド目にKIDがダウンを奪いましたが、魔裟斗が反撃して、両者の壮絶な打ち合いの結果、この対戦は、判定勝ちで魔裟斗が制しました。
裏番組のNHK・紅白歌合戦の視聴率を上回る瞬間最高視聴率31.6%を叩き出したほどの死闘でした。今回採用されるルールは詳細未発表ですが、スタンディング特別ルールとして、3分5ラウンド(前回は3分3ラウンド)のKO・判定決着ありで行われます。同大会は、大みそかに、TBS特番「史上最大の限界バトル KYOKUGEN2015」内で午後6時から放送予定。「とにかく勝ちたい。昔と同じ動きができるかといえば無理だけど、どこまで近づけることができるかが勝負」と最大のライバルとの再戦に熱い闘志を燃やす魔裟斗。
引退直後のインタビューで、今後の挑戦として頭に浮かんでいるのは?という質問に、魔娑斗は「まだ少し時間はかかるかもしれないが、今後いろいろと挑戦していくなかで、また何か大事なものを見つけられたら、と考えているところです」と答えていました。そして、家族という大事なものを見つけた魔裟斗。しかし、もっとも大事なもの、闘う自分のスタイルはやはりリングの中にこそあるのかもしれません。