松浦亜弥の歌唱力は科学的に実証済み？すごさを改めて解析してみた！

松浦亜弥の歌唱力はデビューから「つんく♂」お墨付きだった！

松浦亜弥が「天才」と言われるワケ

「平成最後のソロアイドル」「伝説の実力派アイドル」などの称号で語られる、松浦亜弥（まつうらあや）。母親の影響により幼少期から歌うことが大好きで、「第4回モーニング娘。＆平家みちよ妹分オーディション」に応募し、応募総数1500人の頂点に立ちます。

そして、2001年4月リリースの「ドッキドキ！LOVEメール」で歌手デビュー。同曲を制作し、プロデューサーとして松浦亜弥を発掘した人物でもあるつんく♂は、当初から松浦亜弥の才能を高く評価していました。

オーディションで松浦亜弥の歌声を聴いて、「21世紀の新しい音楽」にマッチしていると感じたとコメントしています。「ドッキドキ！LOVEメール」が発売されたのは、21世紀が始まって間もない2001年。この時代にマッチした、新しい世代の才能を感じさせる歌声だったようです。

また、「ヴォーカリストとしての素質」を感じたとも話しており、オーディションの段階ですでに、松浦亜弥の歌唱力が抜群に優れていたことが分かります。

松浦亜弥の歌声にはうまいだけじゃない秘密がある？

2001年にデビューした松浦亜弥は、「LOVE涙色」（同年9月発売）や「100回のKISS」（同年11月発売）、「♡桃色片想い♡」（2002年2月発売）といったヒット曲を連発し、一躍トップアイドルへと昇りつめました。国民的アイドルとして活躍していた松浦亜弥を語る上で欠かせないのが、優れた歌唱力です。

当初からプロデューサーであるつんく♂は歌唱力に言及していましたが、松浦亜弥がアイドルの枠に留まらない実力を持っていることは、本業であるミュージシャン達も早い段階で気付いていました。

竹内まりやや、スガシカオといった大物ミュージシャンが、松浦亜弥の歌声に言及しています。「音楽誌が書かないJポップ批評 19」の中で、宇多丸は「（歌唱力が）アイドルの上限」として絶賛していました。

東海大学の理工学部で調査された結果によると、松浦亜弥は、人間が癒しを感じる「1/f ゆらぎ」の性質を持つ声なのだとか。つまり声質そのものが、歌手に向いているということ。ただ歌がうまいだけでなく、科学的にも根拠のある“良い声”であるため、多くの人が心地よく感じるのでしょう。

松浦亜弥のすごさはどこにある？アイドル・あややを解剖

松浦亜弥はスター要素ありすぎの最強アイドル！

松浦亜弥が国民的アイドルになり得た理由は、歌唱力のほかにいくつもありました。明るい笑顔がよく似合う、アイドルらしさ全開の可愛らしいルックスはもちろん、身長157cmで、スリーサイズは85-56-86と、スタイルまで良かったため水着のグラビアも人気でした。

キャラクターも、アイドルとして理想的なもので、決して“あやや”のイメージを壊すようなことはありません。好みが分かれるぶりっ子タイプではなく、明るく可愛らしいキャラクターは、性別問わず多くのファンを惹きつけました。

2010年に行われたライブでは、「あんまり私ばかり追っかけてちゃダメ。みなさんの人生にまで責任持てませんからね」といった名言も残しています。ファンに対しての信頼と、芯の強さが表れている発言で、ファンはますます松浦亜弥に魅力を感じたのではないでしょうか。

芸能界でも、「エアあやや」でおなじみのはるな愛や、故・前田健、ミラクルひかるなど、松浦亜弥のモノマネをするタレントが続出。“あやや”というキャラクターがどれほど濃く、魅力的だったかが分かります。

松浦亜弥が再び伝説を作る？今後の動向に注目

2013年から活動休止して育児に専念していた松浦亜弥は、2022年に、次々と芸能活動を再開させています。まずは1月27日、ポッドキャスト番組「Matthew’s Matthew マシュー南の部屋の中のマシュー」にゲスト出演し、大きな話題になりました。

さらに、春から放映された「ネスカフェ エクセラ」のCMで、11年半ぶりとなるCM出演も果たしています。CMでは、短い時間ながら、歌声も披露。「表現力の高さが分かる」「生歌が聴きたい」といった反響があり、歌手・松浦亜弥の才能を再確認し、復帰への期待を高めた視聴者も多かったようです。

同年11月25日には、夫・橘慶太が制作した楽曲「Addicted」で歌手活動を再開。これに先駆けて、10月27日に「Addicted」の公式映像が解禁されました。歌声を聴いたファンからは、「嬉しすぎる」「鳥肌立った」と絶賛の声が寄せられています。

結婚・出産を経たアイドルは、歌手活動から退いて女優やタレントとして活動するケースも多々見受けられますが、松浦亜弥の歌への情熱は冷めていないようです。もし本格的に歌手活動を再開するのであれば、その才能を存分に発揮させて、新たな伝説を作ってほしいですね。