ミハエル・シューマッハ容態は現在もベールに包まれたまま…転倒事故の原因は何だったのか?

ミハエル・シューマッハ現在の容態は?事故原因は何だったのか

ミハエル・シューマッハがスキー中に転倒事故!現在の容態はベールに包まれたまま

ミハエル・シューマッハは、かつて「赤い皇帝」と呼ばれたF1ドライバーです。生ける伝説としてF1の頂点に君臨し続けていましたが、2013年12月、スキー中に転倒事故を起こし頭部を強打したことから意識不明の重体に。脳挫傷や脳浮腫が確認されたために、グルノーブル大学付属病院に入院することになりました。

手術後もずっと昏睡状態だったミハエル・シューマッハ。事態が動いたのは2014年1月で、担当医が、「昏睡状態から脱するための回復措置を取る」と発表しました。こうして同年6月に意識を回復したミハエル・シューマッハは、退院できるまでとなり、リハビリのために、スイス・ローザンヌ大学病院に転院。

それから3年あまりが経過していますが、情報がシャットアウトされており、容体については、レーサー仲間からのコメントで時おり漏れ伝わる以外はベールに包まれたまま。容体を伝えたドイツ誌が損害賠償を命じられたといった動きもあり、今後も、ミハエル・シューマッハの容体について発表されることはないだろうとの見方が優勢です。

ミハエル・シューマッハの転倒事故の原因は何だったのか?

ミハエル・シューマッハは、不慮のスキー事故で頭部に重傷を負いました。一時期は昏睡状態にもなった大事故の原因が気になるところです。事故が起きたのは、2013年12月。フランス・グルノーブルにあるメリベル・リゾートでした。スキー中に転倒事故を起こしたミハエル・シューマッハですが、事故が報じられた当時は、事故原因や容体についての情報が大いに錯綜していました。

その後、事実だと認められた内容をまとめると、スキーコース外を滑走中に転倒したミハエル・シューマッハは、露出していた岩に頭部を強打。スピードはそれほど出ていなかったものの、ヘルメットが割れるほどの衝撃だったということのようです。中には、「友人の少女を助けるために向かった先で転倒事故となった」などの情報もありましたが、事実確認はされていません。ミハエル・シューマッハの事故原因については未だに多くの謎が残されています。

ミハエル・シューマッハの最高年棒や豪邸が凄かった!名言を振り返る

ミハエル・シューマッハは伝説の男!最高年棒や豪邸が凄かった!

ミハエル・シューマッハは、F1で7回のドライバーズタイトルを獲得しているのをはじめ、優勝回数やPP(ポールポジション)獲得回数など、さまざまな記録で1位に輝くレーシングドライバーです。当然、最高年俸額も天文学的な数字となっています。同じくF1ドライバーの片山右京が暴露したところによると、ミハエル・シューマッハの最高年俸は、なんと200億円だとか。

さまざまなサイトがミハエル・シューマッハの総資産を推測していますが、2010年当時で約1000億円と計上しているデータもあるほどです。これだけの金額を稼いでいるミハエル・シューマッハですから、もちろん自宅も豪邸です。……スイス・レマン湖のほとりにある私邸は、豪邸というよりも、もう城か宮殿とでもいった様相で、敷地面積は700平方メートルで、総工費は約68億円と推定されています。実際に地元では、「シュロス・シューミ(シューマッハ城)」と呼ばれているそうです。

ミハエル・シューマッハの名言を振り返る!

頂点を見続けてきたミハエル・シューマッハの名言を振り返ってみましょう。1998年に行われた日本GP、鈴鹿サーキットでインタビューに応えたミハエル・シューマッハは、「冷静に、精神集中をして、興奮し過ぎない、疲れないように努めた」という内容の言葉を残しました。

日本では、その冷静沈着なドライビングスタイルから、「ターミネーター」や「サイボーグ」とも呼ばれたミハエル・シューマッハ。まさに彼らしいといえる言葉には、レースに勝つために必要な要素がすべて盛り込まれています。「考え得る最高を常に行う」には、勝負に向けて準備を怠らない姿勢がうかがえると言えるでしょう。

そしてF1引退後に残した名言が、「皆がレース界の伝説と呼ぶ。でも、決して逃げることがなかったファイターと呼ばれたい」です。自身が伝説と呼ばれていることを自覚していたミハエル・シューマッハですが、その座をやすやすと手に入れたわけではないことや、強い精神力を持ち続けた自身のあり方を誇りに思っていることがうかがわれます。

ミハエル・シューマッハの伝説を継ぐのはミック・シューマッハ!F3にチャレンジ!

ミハエル・シューマッハは、ワールドチャンピオン7回を記録した歴代1位のF1ドライバーです。「赤い皇帝」「ターミネーター」「サイボーグ」など、ミハエル・シューマッハに贈られた称号はさまざまですが、いずれにも深い尊敬の念が込められています。F1界の生ける伝説は、レースの記録のみならず、最高年俸の金額でも、スイスに所有する豪邸の豪華さでも、周囲を圧倒してきました。

そんなミハエル・シューマッハには、弟が2人いますが、2人ともレーサーです。1人は、F1ドライバーで、フォーミュラニッポンの初代チャンピオンとなった実弟のラルフ・シューマッハ。年の差は6才で、ミハエル・シューマッハとは同時期にF1に参戦していました。

もう1人が、義弟のセバスチャン・スタールで、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどに参戦した実績があります。さらに……ミハエル・シューマッハの伝説を継ぐ男として話題になっているのが、息子のミック・シューマッハです。17才からカートレースを開始しており、2017年からは、いよいよヨーロッパF3に参戦しています。

偉大な父親を持つミック・シューマッハは、ドイツ・ビルト紙のインタビューに対して、「いつかF1チャンピオンになりたい」とコメント。カート時代は、注目を集めないようにと、あえて母親の旧姓を名乗っていましたが、今ではシューマッハ姓を堂々と名乗り、「たとえ大注目されてもレースを続けたい」と力強く語るまでに成長しました。まだ歩行は困難とのことで、スキーによる転倒事故後の容体が気になるミハエル・シューマッハですが、息子がワールドチャンピオンになる日を心待ちにしていることは間違いありません。

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