道場六三郎の現在は90代YouTuber!?鉄人の挑戦は止まらない

道場六三郎の現在はYouTuber?動画効果で年齢問わず愛される店に


道場六三郎のプロフィール
◆生年月日:1931年1月3日
◆出身:石川県
◆身長:168cm
◆血液型:非公開
◆登録者数:約15.8万人
◆総再生数:816万回
◆料理人
※登録者数、総再生数は2022年11月7日時点

道場六三郎が89歳で料理動画の投稿をスタートした理由は?

道場六三郎(みちばろくさぶろう)は、1993年10月から放送されていた「料理の鉄人」でお馴染みの料理人です。90代に突入した今も現役料理人として活躍しており、驚くことに現役YouTuberとしても人気を集めています。

道場六三郎が2020年12月にYouTubeチャンネル「鉄人の台所」を開設したきっかけは、「料理の鉄人」のディレクターを務めていた田中経一から、誘いを受けたことでした。2020年9月30日公開の「文春オンライン」のインタビューでは、YouTubeのことはまったく知らない状態でもやる気になった理由を、「僕の場合は好奇心」と明かしています。

YouTubeでは家庭でも簡単に作れるオリジナル料理を紹介しており、「手早く美味しいものが作れる」と視聴者からも大好評。動画にはマネージャーを担当する孫娘も登場し、プライベート感のあるやりとりも楽しめます。

道場六三郎が銀座で「ろくさん亭」をオープンさせたのは、1971年のこと。50年以上経ちますが、現在も「銀座 ろくさん亭」を営んでいます。近年は、YouTubeを観たことがきっかけで「銀座 ろくさん亭」を訪れる若い世代も増え、幅広い年齢層から愛される店になっています。

道場六三郎の「料理の鉄人」にドラマあり!借金の苦境も?

道場六三郎は借金トラブルもポジティブさで乗り越えた?

1993年10月から1999年9月まで放送されていた「料理の鉄人」で初代「和の達人」として名を馳せた、道場六三郎。料理人として順調に生きてきたように思えますが、実は借金トラブルの苦境も乗り越えて、今に至っています。

道場六三郎が借金を抱える原因になった店は、「銀座ろくさん亭」を開く前に、友人と2人で営んでいた割烹料理店「とんぼ」です。同店では、道場六三郎が料理長として働き、友人が経営を担当していました。

信頼していた友人に頼まれ、信用金庫から世田谷区の自宅を担保にして借りた500万円を貸したのが悲劇の始まりでした。友人は、お金を貸した翌年に不渡りを出した上に、返済できないことが発覚。やむを得ずもう1人の債権者と「新とんぼ」を出すも上手くいかず、道場六三郎は経営を退きました。

退陣の条件として、道場六三郎が保有する株を倍の金額で引き取ってもらうことになったため、心機一転オープンしたのが、「銀座ろくさん亭」です。

和食の常識に縛られない「銀座ろくさん亭」が有名になったことで、「料理の鉄人」のオファーが舞い込みました。あきらめずに挑戦を続けた結果、訪れた転機だったといえるでしょう。

道場六三郎は「料理の鉄人」で高田万由子とバトルしていた

「料理の鉄人」は、テーマの食材を使って制限時間内に料理を作るという番組。ほぼ即興ながらオリジナルの発想で仕上げる料理で注目を浴びた道場六三郎ですが、番組内で女優の髙田万由子とトラブルに発展したこともありました。

審査員を務めていた髙田万由子が、道場六三郎の料理に「梅干しが効いてない」とコメント。道場六三郎が「それなら梅干し食ってればいいじゃねぇか。小娘に何が分かるんだ」と怒ってしまうシーンがありました。

2015年12月に発売された週刊誌「週刊現代」の対談で、当時の心境を「こっちも真剣にやっている」「負けるとしても納得して終わりたかったから、審査員も味が分かる人に食べてほしかった」と、振り返っています。

何事にも全力で取り組んできた道場六三郎だからこそ、「料理の鉄人」でも誰にも負けたくないという気持ちで戦っていたことが伝わるエピソードです。

道場六三郎とロピアがコラボ弁当を発売!挑戦は続く

道場六三郎は日本酒もプロデュース!

道場六三郎は、飲食業界のご意見番としても、頼りにされています。2022年10月24日には、道場六三郎と宮城県大崎市の酒造会社「新澤醸造店」が究極の日本酒「伯楽星 純米大吟醸 道場六三郎」を完成させたことが発表されました。

この日本酒企画は、2021年5月に道場六三郎が新澤醸造店に「どこでも味わえるものではなく、これまでに飲んだことないお酒を造れるか」と相談したことがきっかけで動き出したものです。

また、2021年12月に道場六三郎事務所は、スーパーマーケットや精肉店を運営している「ロピア」グループの傘下に入りました。

翌年2022年5月にはロピアが、道場六三郎監修弁当「厚切り牛たん炙り焼き弁当」と「鯛めしと鯛だし茶漬け弁当」を発売。「お手頃な価格で道場六三郎のコラボ弁当が食べれる」と注目され、今後も道場六三郎監修弁当のメニューが増えることに期待が寄せられています。

90歳を超えても新たなことに挑戦したいという意欲が衰えない道場六三郎は、これからも多くの人を楽しませる味を生み出してくれそうです。

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