三浦大輔が横浜DeNA新監督決定?!成績、年俸の年度別推移は?

三浦大輔 横浜DeNA新監督決定?!成績、年俸の年度別推移は?

三浦大輔 横浜DeNA新監督決定?!しかし現役でもまだまだいける!

横浜DeNAの中畑清監督の辞任が決定的となり、ドタバタしている横浜DeNA新監督人事。その中で候補として挙がっているのが「ハマの番長」こと三浦大輔です。ただ、監督専任としてでは無く、兼任監督となりそうです。

なぜかというと、シーズン途中からではありますが、三浦大輔は、2015年もローテーションの一角に入り、6勝5敗、防御率3.98という戦績をあげています。横浜DeNAベイスターズの中で、いまだに精神的にも成績的にも投手陣の柱だからです。三浦大輔としても、自身を追い越し、横浜を背負える若手がいれば、監督に専念する気になるかもしれません。

しかし、投手陣から三浦大輔を抜いて戦っていけるかと言われたら、決断は難しいものです。横浜DeNAベイスターズは、経営団体が変わってから観客動員数はうなぎ上り。下位を争っている球団とは思えない人気ぶりです。

三浦大輔のファンサービスも評価が高いですし、球団も来場者にユニフォームTシャツを配るなど、ファンサービスが行き届いているという点では三浦大輔の理想の球団になりつつあります。将来的に三浦大輔の専任監督はあるでしょう。しかし、今はない、というより出来ないし、もったいないように感じますね。

三浦大輔 成績、年俸の年度別推移は?現役生活24年の軌跡!

三浦大輔は、1991年のドラフト会議にて当時の横浜大洋堡エールズから6位指名を受け、契約金3000万円で入団しています。1992年の一年目は年俸400万円、1993年は年俸450万円で3勝3敗防御率3.43。1994年は年俸は2倍の900万円になり、2勝2敗防御率4.34.。

1995年も年俸は900万円でしたが、この年から先発ローテーションの一角に加わり、成績は上がって8勝8敗防御率3.90。1996年は3000万と年俸が跳ね上がりましたが、5勝10敗防御率4.93と成績が振るいませんでした。しかし1997年は年俸がダウンし2800万円になったものの、初の二桁勝利をあげ10勝3敗防御率3.35と先発として頭角を現すと、1998年には年俸も5600万円にアップし、背番号も今ではお馴染みの「18」に変更しました。そしてチームのリーグ優勝と日本一に大きく貢献し、12勝7敗防御率3.18と素晴らしい成績を残します。

1999年は年俸8800万円でしたが、9勝10敗防御率4.27と前年より調子を落としてしまいます。しかし2000年は8600万円の年俸ダウンにもめげず、11勝6敗防御率3.22と好成績を収めます。2001年も11勝6敗防御率2.88で年俸1億500万円。好成績が高額年俸に見合う活躍を見せます。

しかし迎えた2002年は、1億4000万の年俸で4勝10敗防御率3.23。右肘の違和感の影響などで落ち込みます。しかしハマの番長として、三浦大輔がなくてはならない存在であったことも評価され、球団は2003年から2008年まで6年12億+出来高4億円で契約を結び、横浜に残留します。2003年は右肘手術の影響からキャンプでは二軍スタートとなり開幕も出遅れ、5勝5敗防御率4.09でした。続く2004年も6勝8敗防御率4.25と復調出来ません。

しかし2005年は復活し、12勝9敗防御率2.52と二桁勝利と2点台の防御率を残します。2006年は8勝12敗防御率3.44と孤軍奮闘し、2007年は11勝13敗防御率3.06と二桁勝利を何とか勝ち取り、防御率も惜しくも2点台に届きませんでしたが、三浦大輔健在をアピールしました。2008年は故障もあり7勝10敗防御率3.56で終わりました。

この2008年にFA宣言した三浦大輔には、阪神が獲得に動きましたが、ファンの熱意を感じた球団も最大限の3年総額9億円を提示し引き留めに成功。2009年は、11勝11敗防御率3.32と二桁勝利と防御率を3点台半ばでキープして終えました。しかし2010年は3勝8敗防御率7.23と不安定な投球が多くなり、粘りのピッチングを見せますが、1994年以来19年振りに投球回数が100イニングを下回ってしまいます。

2011年も不調は続き、5勝6敗防御率2.91。2012年は9勝9敗防御率2.86と、横浜DeNAベイスターズとして初勝利に貢献し、復調の兆しも見せ、三浦大輔は、通算150勝をあげます。2013年は9勝13敗防御率3.94、2014年コーチ兼任を依頼され受諾し、それが響いたのか5勝6敗防御率3.04という結果で終えました。2015年は6勝5敗防御率3.98でシーズンを終えた三浦大輔。来季もまだまだ期待させてくれる投手です!

三浦大輔 結婚相手、子供は?身長、体重、性格は?

三浦大輔 結婚相手、子供は?奥さんはハマの裏番長!?

三浦大輔の結婚相手は一般の方なので詳しい情報はありませんが、さすがハマの番長、三浦大輔の結婚相手だと思わせるエピソードがあります。年齢も40歳を超えて二軍落ちした際、周りから厳しいことも言われて落ち込み、引退しようかと思い掛けた三浦大輔。その時に、奥さんから「三浦大輔がこのまま終わっていいのか。そんな姿は見たくない!」と言われ奮起したというものです。

……ハマの裏番長は三浦大輔の奥さんですね。そんな三浦大輔は、一男一女の子供に恵まれました。子供のお名前は、凪沙(なぎさ)さんと、澪央斗(れおと)さんです。

三浦大輔 身長、体重、性格は?リーゼントと男儀が似合うハマの番長!

三浦大輔の身長は183cm、体重は88kg。「ハマの番長」三浦大輔は、横浜大洋ホエールズ・横浜ベイスターズ・横浜DeNAベイスターズの3球団に在籍したことがあります。横浜ベイスターズ期間である1993年から2011年まで一度も移籍したことがない唯一の選手であることから分かるように、横浜一筋でファンに愛され、三浦大輔自身もファンを愛し、決して粗雑な扱いをしません。

三浦大輔といえば、リーゼントスタイルですが、このリーゼントは矢沢永吉の影響。三浦大輔は矢沢永吉の大ファンなのです。そしてプロレスも大好きで、その関係者との交流も深いものです。蝶野正洋のセコンドについたり、2005年に橋本真也が亡くなった際には、直後の7月13日広島戦で橋本真也の入場テーマでマウンドに上がり完封勝利を収め、ヒーローインタビューでは涙を流していました。

三浦大輔の性格として、男気があついだけでなく、魂で投げるピッチャーと言っても過言ではないことが分かるエピソードでしょう。またファンを愛していることと、まめな性格から、ブログを原則1日1回更新しており、載せる写真も、ほぼ三浦大輔自身が撮影しています。ファンとの交流の場としても、自身のブログを非常に大切にしている三浦大輔です。

三浦大輔の今後は!? 男気と現実のはざまで!

2015年10月2日に、横浜DeNAの中畑監督が今季限りでユニフォームを脱ぐ意思を固めたことが報じられました。南波智子オーナーは続投を強く望んでいますが、中畑監督は結果が全てで自分だけが責任を取らないと言う訳にはいかないと答えています。三浦大輔の今後ですが、選手としてまだまだいけると思いますし、できれば山本昌のように、50歳になったら改めて引退を考えて欲しいくらいなのですが、近年の成績は十分とはいえないのも現実です。

三浦大輔は、仮に兼任監督を打診された場合、恐らく監督に専念する道を選ぶのではと思います。心が熱い三浦大輔ですから、半端なことはしないと思うのです。今後の三浦大輔は、いつよりもその動向に目が離せない年になります。

三浦大輔は近年稀にみる、球団の象徴として輝いた選手。ビジュアル面だけでなく、試合に臨む姿勢と、戦っている姿、そしてお立ち台での姿やファンへの対応。どれを取っても横浜の顔であり、誇りです。三浦大輔という選手の軌跡がどの道を行くのかは、楽しみでもあり、怖くもありますね。

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