宮本大輔はダイヤモンドアスリート4期生として活躍している!中学新記録が凄すぎる!
◆出身:山口県
◆身長・体重:171cm・58kg
◆種目:短距離
◆大学:東洋大学
宮本大輔はダイヤモンドアスリート4期生!ダイヤモンドアスリートとは?
宮本大輔(みやもとだいすけ)は、いま最も注目される陸上選手と言って良いでしょう。そのことを物語るのが、ダイヤモンドアスリートの4期生であることです。
ダイヤモンドアスリートとは、2020年東京オリンピック、その後の国際競技会での活躍が期待出来る次世代の競技者の強化育成を目指す制度です。加えて、豊かな人間性やコミュニケーション能力も身に付けてることにより、国際的に活躍できる人材となるよう育てることも目的としています。
ダイヤモンドアスリートの制度は2014年から始まり、宮本大輔は4期生からの継続で、2019年の5期生でも認定アスリートとなっています。ダイヤモンドアスリートに認定されたということは、東京オリンピックでのメダルを期待されているということに他なりません。
宮本大輔が中学新記録樹立!11秒を切って10秒56だった!
宮本大輔は、中学生の頃から既に頭角を表していました。100m走での中学男子平均タイムは、中学1年生が16.50秒、2年生が15.18秒、3年生が14.44秒です。これに対し、宮本大輔は中学3年の時に10秒56という中学新記録を樹立しました。
中学3年生のより具体的な平均タイムは、「とても速い」で12.3秒以下、「速い」が13.3秒以下、「平均」が13.5~15.3秒とされています。こうしてみると、宮本大輔の記録がいかにスゴいかが分かります。
毎年0.5秒ずつタイムを上げていければ、中学記録を狙えると顧問に言われていたという宮本大輔。3年間で少しずつという思いで続けてきた結果、3年生で新記録を樹立したとのこと。言われたことを忠実に、地道に続け、記録として結果につなげるのは誰にでもできることではなく、宮本大輔の非凡なる才能のなせる技といえるでしょう。
多田修平はスタートが武器のイケメン陸上選手!ガトリンが絶賛したレースとは?就職先も紹介!
宮本大輔が陸上を始めたきっかけは!?経歴やプロフィールを紹介!
宮本大輔の気になる経歴やプロフィールは?
宮本大輔は1999年4月17日生まれ、山口県出身です。身長171cm、体重58kgと、スポーツ選手としては小柄な方です。
地元の公立中学から宮本大輔が進学した京都洛南高校、東洋大学は、最速の選手と言われた桐生祥秀の出身校としても有名です。桐生祥秀が日本人初の9秒98を叩き出し、メディアを賑わせたことは記憶に新しいですが、宮本大輔は高校総体で100m二連覇を達成したことから、桐生二世と称されました。
宮本大輔が陸上を始めたきっかけは小学校の先生からの一言!
宮本大輔が陸上を始めたのは、小学4年生の時。野球のスポーツ少年団に所属していた彼に、先生が陸上をやってみたらと声をかけたことがきっかけでした。それほど強い思いがあったわけではなく、とりあえずしてみようという軽い気持ちで始めたようです。
陸上のクラブチームに入った宮本大輔は、小学5年生で陸上の全国大会に出場しています。しかし、小学生時代の成績は飛び抜けたものではなく、才能が開花したのは中学校への進学後です。陸上選手に見合ったトレーニングを始めたことにより元々高かった身体能力が磨かれ、中学で結果になって表れたのではないでしょうか。
サニブラウン・アブデル・ハキームが日本人初の金メダリストとして期待されている理由と現在をご紹介!
宮本大輔が100m決勝で二連覇を達成!タイムは追い風参考ながら10秒02の快挙!
宮本大輔は、洛南高校時代に2年連続でインターハイ、国体、日本ユースでの高校三冠を達成しています。そんな彼が高校時代を振り返って一番嬉しかったことに挙げたのは、日本選手権リレーの予選で39秒57という記録を出したこと。2012年に桐生祥秀が出した記録を塗り替えたことは、桐生二世と称される宮本大輔にとって大きな喜びだったのでしょう。
次々と記録を塗り替える中、宮本大輔は関東学生対抗選手権において陸上男子1部100m決勝で2連覇を飾りました。追い風4.3mの参考記録ではありますが、10秒02という素晴らしいタイムでの優勝です。
「新幹線のぞみの走り」とも言われる宮本大輔は、実際にのぞみをイメージして走ることもあるのだとか。目標に向ける思いの強さを感じられますが、根底には中学3年間でコツコツとタイムを縮めていくという気負わない姿勢があるのではないでしょうか。
宮本大輔が次に狙うのは、やはり桐生祥秀が成し遂げた9秒台でしょう。目標を達成するプランとして、まずは10秒0台を出せるように頑張り、夢の9秒台へとワンクッション置いており、地道な努力で記録を残してきた宮本大輔の実直さが表れています。
新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年7月24日に予定されていた開会式が2021年7月23日へ、1年の延期となることが決定した東京オリンピックの男子100m代表候補には、9秒97の日本記録を持つサニブラウン・アブデル・ハキーム、小池祐貴、桐生祥秀、多田修平と、日本陸連がゴールドアスリートを認定している選手の他、ケンブリッジ飛鳥、山県亮太らの名前が挙がっていました。
5月10日に国立競技場で開催が予定されていた「セイコーゴールデングランプリ陸上2020東京」が代表選考会となるはずでしたが、こちらもやはり感染症拡大防止のため延期が決定。五輪代表に内定していた選手についても、そのまま出場権利が持ち越されるのか今後引き続き協議が行われるものと見られています。
2021年の開催となった東京オリンピックへの切符をつかむには、ここからが踏ん張りどころでしょう。今後の宮本大輔の活躍に大きな期待がかかります。
藤光謙司の腕の金箔シールはラッキーアイテム!パリピ生活は“金メダル”を意識したもの?!
ケンブリッジ飛鳥はハーフイケメンスプリンター!父母はどんな人?
山縣亮太のスタート、フォームが美しい!世界陸上予選敗退の理由は?